【海外ニュース】
10月21日にLas Vegas Sands、11月12日にGenting Singaporeが3Q業績を発表。
ここでは、Las Vegas Sandsのうち、シンガポールオペレーション(Marina Bay Sands、MBS)を抽出。Genting Singaporeは、ほぼResorts World Sentosa(RWS)そのもの。
2社計の業績は、3Q(7-9月)は売上高1,477億円、YoY1%増、調整後EBITDAは661億円、YoY1%増、3Q累計(1-9月)は売上高4,378億円、YoY10%減、調整後EBITDAは2,075億円、YoY11%減。
3Qには営業環境は改善してきた。MBSはYoY増収増益、RWSは減収減益ながら、減益幅が縮小。
引き続き、MBSの業績トレンドは、RWSよりも強い基調である。MBSが優位な点は、1)立地(都心中心部)、2)ビジネス需要、3)マカオオペレーションとのシナジー、など。
ただし、シンガポール(マレーシアも同様)は、施設間の差はあるが、収益力は依然として総じて十分に高い。これは、東南アジアの顧客を主体とする、IRは少数市場寡占、のため。
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・「海外主要オペレーター」
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