【海外ニュース】
インドでは、二つの州と一つの連邦直轄領(ゴア州、シッキム州、ダマン・ディーウ連邦直轄領)がカジノを合法化している。ゴア州が最大であり、インドの合法カジノ市場の95を占有する。
最近では、カルナータカ州がカジノを合法化し、船上カジノを目指す動きがある。やはり、観光振興、税収がカジノ合法化のインセンティブである。
ゴア州が最大のカジノ市場:
ゴア州はインドのラスベガスと称される。ゴア州では、実質的にローカル(地元住民)の入場を禁止している。
ゴア州には15のカジノ施設があり、うち4つが船上カジノ。ただし、ディーラーゲームは船上カジノのみで、陸上カジノは電子機械ゲームのみ。
ゴア州のカジノ市場は年間$200mn弱、訪問者は15,000人/日、年率30%成長。ゴア州のカジノは、州の財政に$30mn以上、貢献(税や入場料など)している。
船上カジノはデスティネーションリゾート、IR(カジノを含む統合型リゾート)を構成しており、ライブショー、飲食などを提供。入場料は約$40ほど。カジノにおける平均消費額は$200-300ほど。
ゴア州の規制強化の流れ:
ゴア州では、これまで厳格なカジノ法制はなく、事業者の裁量の余地も大きかった。
州政府は、法制を整備し、ローカル(地元住民)の入場禁止、年齢制限、入場時のID提示義務、産業を監督するコミッショナーの任命などを明確化する方針。
また、ゴア州の4つの船上カジノのライセンスは、2016年3月末に期限を迎える。それは、現状維持で更新、あるいは、場所を移動(マンドウィー河から海へ) で更新される見通し。
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BBC
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