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マカオ:ジャンケット業界再編 市場縮小、回収難、政府の透明性追求策 2016年2月が直近の山場

2015-12-06

【海外ニュース】

Bloombergが、マカオのジャンケットの業界団体(Association of Gaming & Entertainment Promoters)のトップであるKwok Chi-chung氏がBloombergにインタビューを実施。

Kwok Chi-chung氏にによれば、現在、ジャンケットは顧客の負債のうち、20-30%しか回収できていないとのこと。2013年の市場最盛期には、70%が回収できていた。
また、回収期間はかつては1-6ヵ月であったが、現在は12-18ヵ月に長期化。
中国ではカジノの負債(Gambling Debt)は、法的手段による回収ができない。こうした状況下、ジャンケットは、債権を流動化(パッケージし、ディスカウント売却)を行っている。

一方、ジャンケット自身の資金調達も困難となっている。カジノオペレーターの他、マカオや中国本土の企業投資家や富裕層が資金の出し手であった。

こうした中、Association of Gaming & Entertainment Promotersは、マカオ政府に対し、不払い顧客のブラックリストを配布するように要請したが、個人情報保護の観点から困難との回答であった。

VIPゲーミング市場(GGR)は、2015年には2013年からほぼ半減(ジャンケット業界のコミッション売上高もほぼ連動)している。回収率の低下が与える経営への打撃は極めて大きい。
2015年初にはジャンケット事業者は183社と前年の218社から減少。カジノ事業者は過去4カ月で30ものVIPルームを閉鎖した。

中国では例年2月の旧正月が負債を清算のピークとなる。2016年2月が直近の山場となろう。

マカオ政府、中国政府は、ジャンケット業界を透明化し、再編する意図がある。中国政府は、VIPへの腐敗対策、違法な資金移動の摘発を強化中。マカオ政府はジャンケットへの厳格な会計ルール導入、月次レポート提出、ファイナンス部門のスタッフへの背面調査を義務付けを計画中。また、10月27日に開業したStudio CityはVIPルームを設置しない方針を打ち出した(政府との協議)。
マカオ政府は、2016年初にゲーミング産業の中間レビューを発表する予定であるが、そこにもジャンケット業界への評価が盛り込まれる見通し。

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