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韓国:政府 外国人客2,000万人へ観光強化策 柱はIR整備 ただし、投資回収性に懸念

2016-01-18

【海外ニュース】

1月18日、韓国・文化体育観光部は、大統領への合同業務報告で、観光産業の競争力向上策を提示。外国人観光客2,000人誘致を目標とした政策提言。

具体策は、
1)外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備強化。2月に事業者選定
-IRは、文化芸術公演、ショッピング施設などを組み合わ、韓国独自のテーマ型複合リゾートを造成
2)観光客の地方分散に向け、各地方を代表する観光商品を育成
-伝統文化、文化観光イベントなど代表商品を選定し、海外広報・マーケティングに100億ウォン(約9.6億円)を支援
3)2018年の平昌冬季五輪を、地方観光の育成に活用し、シナジー
4)2016年3月にはアート、料理、伝統文化を展示する「Kスタイルハブ」をソウルの旧韓国観光公社ビルにオープン、韓流観光のランドマークに
5)国別の戦略マーケティングを強化。とくに、最大のソースである中国は内陸都市をターゲットに。中国人観光客を2015年600万人から2016年800万人に拡大
(日本2015年184万人。2016年には230万人に拡大させる目標)

カジノIRジャパン-韓国の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の展望:

韓国では現在17ヵ所のカジノがあり、うち外国人専用が16ヵ所、内国人入場可能なカンウォンランドがある。

現在3つの大型の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の建設が進行中。
仁川空港周辺にはParadise&セガサミー、Locz Korea(Caesars&Lippo)の2つがあり、投資額はそれぞれ1,400億円、2,000億円級。
済州島ではGenting Singapore&Landing International(Resorts World Jeju)があり、投資額は18億ドル(約2,200億円)である。
初期開業は2017年から2018年となる予定。

これらに加え、韓国政府は二つの外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の選定プロセスを行っている。2015年11月27日に締め切られたRFPに対して、6事業者が応募した。
政府は2月末までに選定する予定。

外国人専用を含む統合型リゾート(IR)の投資回収の先行きは不透明感が強まっている。背景は、
1)外国人専用カジノ市場の成長性への不安。とくに、中国の政策リスク。中国顧客の足元の不調と先行き不透明感
2)外国人専用カジノを含むIRの競争激化。政府の増設方針
3)政府が求める投資要件(投資額)のバーの高さ

実際、追加の二つのIR選定のRFPでは、当初RFCに参加した34事業者の多くが参加を見送った。また、なお、2015年12月、Locz Korea(Caesars&Lippo)は投資回収の懸念を反映し、プロジェクトの先行きが不透明と発表した。

言うまでもなく、韓国のIRと将来実現するであろう日本のIRでは、経営環境は全く異なる。韓国のIRの収益エンジンは、外国人専用カジノであり、中国顧客依存型である。

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観光産業 複合リゾートや地方観光商品育成へ=韓国
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聯合ニュース YONHAP NEWS


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