【海外ニュース】
4月6日、Wynn Resortsは投資家向けイベントInvestorDayを開催。
そこで、コタイ地区で開発中のカジノを含む統合型リゾート(IR)プロジェクトであるWynn Palaceの開業時期を再度の延期を明らかとした。
Wynn Resortsは、2015年11月18日に、Wynn Palaceの開業が2016年3月25日から6月25日へ3ヵ月延期した経緯がある。
続いて、2016年1月27日、Wynn Macau(マカオ子会社)は、コントラクターであるLeighton Contractors (Asia) Ltd.に対して、Wynn Palaceの建設の遅延につおけるペナルティ発生の可能性を警告したと発表。
契約上、2016年6月の最終デッドラインに完成しない場合、コントラクターには2億ドルのペナルティが発生する可能性がある。
コタイ地区においては、2015年、Galaxy Macau第2期&Broadway Macau、Studio Cityが開業した。2016年には、Sands ChinaのThe Parisian Macao、Wynn Palace、MGM Cotaiが開業予定。
すでに、コタイ地区IRに投下された投資額は合計250億ドル(3兆円)近い。観光MICE施設への投資としては、カジノを含む統合型リゾート(IR)以外のスキームでは成立しえない規模感である。
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