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サイパン:Best Sunshine(Imperial Pacific )ローリングPのリベート率引き上げ 競争力強化へ

2016-04-10

【海外ニュース】

北マリアナ諸島(Commonwealth of the Northern Mariana Islands、CNMI)はプエルトリコと並ぶ、米国のコモンウェルス(米国自治連邦区)である。北マリアナ諸島は14の島から成る。
サイパンはCNMI最大の島である。サイパンの住民は6万人弱、年間訪問者数は50万人弱。

サイパンではBest Sunshine(香港取引所上場のImperial Pacific International Holdings Limitedの現地子会社)が、CNMI政府との合意により、本来の目的である大規模IR開設前に、テンポラリーな暫定カジノ施設を商業地(DFST Galleriaの一階フロアを賃借)において開業した。
暫定カジノ施設は、2015年7月にソフトオープン、11月27日にグランドオープン(従業員600名、テーブル45台、電子ゲーム106台)。11月からVIPオペレーションを開始した。

4月5日、サイパンのカジノ管理当局(Commonwealth Casino Commission)は、事業者(Imperial Pacific International Holdings)の要請に応じ、ローリングチップ・プログラムにおけるリベート率を1.3%から1.8%に引き上げることを承認した。
ただし、承認は6ヵ月(4月5日を起点日とする)の試用期間を設定。

Best Sunshineは、より多くのハイエンド顧客を獲得するために、競合するマカオ、フィリピンなどよりも、高いインセンティブが必要とした。

Best Sunshineが現在提示しているリベート率は1.3%であり、マカオ(法定1.25%。主にジャンケット・コミッション形式)を除けば、アジアの最低水準に近い。
VIP、主に中国顧客は、クレジット条件、リベート率を参考として、訪問先を決定する傾向がある。

現在、サイパンでは、ジャンケットの承認作業を進めている。12の申請があり、うち、2つは地元事業者から、3つは中国の事業者から、5つはマカオ事業者から、そしてシンガポール、韓国から一つずつ。

リベート率の引き上げ、ジャンケットの稼働は、一段とローリングボリュームの拡大につながるであろう。

なお、同日、カジノ管理当局は、Best Sunshineの内部統制基準(Minimum Internal Control Standards、MICS)を承認した。
MICSは、60日以内の施行が求められる。

カジノ管理当局は、ライセンス手続き、内部統制など運用ルールにおいて、米国のスタンダードを導入する方針。

Best Sunshine(Imperial Pacific International Holdingsの現地子会社)のローリングボリューム:

4月1日、Imperial Pacificは香港証券取引所に、暫定カジノ施設の3月のローリングボリューム(VIPテーブル)は、18.9億米ドル(約2,200億円)と発表。
これまでの推移は、11月16.3億米ドル、12月14.4億米ドル、1月22.6億米ドル、2月19.5億ドルであった。引き続き高水準。
同社は各月の2日に前月のローリングボリューム(VIPテーブル)を公表する方針。

ローリングチップボリュームに対するウィン率を3%とすれば、Best SunshineのVIPゲーミングの3月のグロス売上高(GGR)は70億円ほどと試算される。
暫定カジノは投資額も限定的であり、このペースが継続すれば、業績へのインパクトは大きい。

Best Sunshine(Imperial Pacific International Holdingsの現地子会社)のIR開発計画:

サイパンは2014年にカジノを合法化し、大規模なカジノを含む統合型リゾート(IR)の公募を実施。2014年8月にBest Sunshineは投資額71億ドル(約8,000億円)のカジノを含む統合型リゾート(IR)を提案し、唯一の応募者として、選定された。
付与されたライセンス期間は、25年間(15年の延長オプション)。

2015年3月、Best SunshineはCNMI政府とライセンス契約の修正に合意。合意は、大規模なIRを開設する前に、テンポラリーな暫定カジノ施設の開業を可能とした。
なお、Best Sunshineは、政府との公約である$7.1bn(8,000億円)のへの投資を計画通りと強調。

計画のフェーズⅠであるGrand Mariana Casino & Hotel Resort(Garapan site)は、投資額は$500mn(600億円)、土地面積4ha、ホテルは373室、カジノフロアはテーブル300台、スロット500台(ゲーミング売上高構成=マス40%、VIP60%)。2016年末までに完成予定。

フェーズⅡは、島の南部または北部において、フェーズⅠの10倍以上、40ha以上の開発になる見通し。計画全体はフェーズⅤまで続く。

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