カジノを含む統合リゾート(IR)の政治、経済情報のポータルサイト >運営方針はこちら

日本型IRへの道日本型IRへの道
ご利用規約お問合わせ





『本物のカジノへ行こう!』(文春新書)著者 松井政就氏インタビュー 第3回

2016-04-28

【インタビュー&特集記事】

本物のカジノへ行こう-松井政就氏_201604-1

第3回「自らのカジノ体験と勝つために最善な方法」

●初めてのカジノ体験で血が沸き立つ
── 松井さんのカジノの初体験というのは、どういう感じだったんですか?

松井 私が初めてカジノに行ったのは20代前半の頃でした。まだソニーでサラリーマンをしていた頃、ボーナスを握ってラスベガスに飛びました。とにかく何もかにも圧倒されるばかりでしたし、カジノフロアに立った時は、体中の血が沸き立つような感動さえ覚えました。

当時の日本ではカジノの実態があまり知られておらず、入っただけで身ぐるみ剥がされて放り出されるような所だという人までいるほどでしたが、私自身は怖い経験をしたことは一度もありません。
その後もいろんな国のいろんなカジノで遊んできました。

ただし、誤解されては困りますが、私は決して強いギャンブラーではありません。

── 強いギャンブラーというのは、どういう人なんですか?

松井 勝つ確率が2分の1の賭けで、8割も勝つような人でしょうね。たまにそういう人がいますが、カジノはいかさまができないゲームですから、そういう人はきっと強運の持ち主だろうと思います。あとはゲームの流れを読む才能とセンスも持っているのではないでしょうか。

私はそういうものを持ち合わせていない弱いギャンブラーですから、負けないための工夫をじぶんなりにいろいろしなくてはなりません。負ければ悔しいですし、せめて旅費分くらいはプラスに出来るよう、工夫するわけです。

――『本物のカジノへ行こう!』の後半部分には、その工夫について詳しく書いてありますね。なかなか迫真の記述です。

松井 いえいえ、拙い実体験です。

●どうすればカジノで負けないのか?
── 単刀直入に聞きますが、カジノで勝つための最善な方法はあるのでしょうか?

松井 「絶対に勝つ」という意味での”必勝法”はこの世に存在しません。しかし勝つためにはコレしかない!という意味での“最善な方法”ならあります。

── それは具体的にどんな方法ですか?

松井 まず、最初のうちは純粋にカジノを遊びとして楽しみます。バカラのような確率が2分の1のゲームを選び、ミニマム(テーブルの最低額の賭け金)しか賭けずに遊びます。捨てても惜しくないような金額なら、余計な心配をせずにゲームを楽しむことができるわけです。
こうして遊びながら「勝負のタイミング」を待ちます。

●一発勝負し、勝っても負けてもそれでやめる
── 勝負のタイミングはどう見極めるのですか?

松井 不思議に思われるかもしれませんが、出目で判断してはいけません。人間を見て判断します。フロアの様子をしっかりと観察して、とびきり運の悪い人を見つけるのです。カジノには勝負の神様から見放されてしまって、極端に負け続けている、まさしく貧乏神に取りつかれたような人がいます。そういう人を見つけた時が勝負の時です。

負け続けている人は、やけになって大勝負に出ることがあります。そこが勝負のタイミングです。賭けるのはその人の「逆目」です。理由ですが、負けが込んだ人の大勝負は、なぜかほとんどが外れるからです。

そして、賭け金は軍資金として用意していた金額の3分の1をマックスにしています。私の経験では、それが限度です。勝負なのになぜ全額ではないのかと思われるかもしれませんが、ギャンブルでは全額を賭けようなどと冷静さを失った時点ですでに負けていると思った方がいい。
くれぐれも無茶な賭け方はしません。

── しかし勝ち負けは運ですから、勝つこともあれば負けることもあるわけですね。

松井 その通りです。

── 勝てばいいですが、負けたらもう一回勝負しないのですか?

松井 しません。大事なことは、勝っても負けても勝負は1回だけにするということです。私は、これを鉄則にしています。だからこそ一発勝負なのです。

勝つと、ツキが自分に回ってきたと思い、欲を出して2回、3回と続けたくなりますし、負けると、今度は取り返そうと思うからついつい2回、3回と回を重ねたくなるものです。
私自身も、そういう欲望に負けて、何度も痛い目にあってきました。

ギャンブル好きがゲームをしないで我慢するのは辛いですが、ここで耐えないと予想外に負けてもう二度とカジノが出来なくなってしまう危険性もあります。だから負けても深追いしてはいけないんです。

人間は運というものを力づくで操ることはできませんが、自分の方に運が回ってくるのを待つことはできます。ですから、今回負けたとしたら、次の機会に運が向いてくるのを待てばいいのです。
私は、この一発勝負を鉄則にしているからこそ、カジノで身を持ち崩さずにいられるのではないかと思っています。

(インタビューアー:稲葉昌司、小池隆由 構成:越後耕一)


■ 著者紹介

松井政就(まつい・まさなり)氏
作家。1966年、長野県に生まれる。中央大学法学部卒業後ソニー入社。90年代前半から世界各地のカジノを巡る。2002年ソニー退社後、ビジネスアドバイザーなどを務めながら、取材・執筆活動を行う。
主な著書に『賭けに勝つ人 嵌る人』(集英社)、『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社)などがある。「カジノジャパン」にドキュメンタリー『神と呼ばれた男たち』を連載。「夕刊フジ」にコラム『競馬と国家と恋と嘘』『カジノ式馬券術』『カジノ情報局』を連載のほか、「オールアバウト」にて社会ニュース解説コラムを連載中。

カジノIRジャパン


ご要望お問合わせ

NEWS&TOPICSNEWS&TOPICS
法案NOW
IR関連法案 最新記事
JGC2017
IR資料室

カジノ関連団体のご紹介
業界関連団体のご紹介
地方誘致団体のご紹介


トップへ戻る
ご利用規約 | お問い合わせ
Copyrights© Casino IR Japan All Rights Reserved.