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米国:マサチューセッツ州 南東部(RegionC) 商業IR否決 部族の10億ドル計画が市場独占

2016-05-02

【海外ニュース】

4月28日、マサチューセッツ州ゲーミングコミッション(Massachusetts Gaming Commission)は、コマーシャルカジノとしては、最後かつ州南東部(Region C)唯一の提案であったBrocktonにおけるプロジェクトを否決した。

否決されたプロジェクトは、Mass Gaming&Entertainment(シカゴのRush Street Gamingの子会社。地元ビジネスマンとのパートナーシップ)による投資額$677mnの提案であった。

州ゲーミングコミッションは、否決の理由として、州南東部において実現の方向であるインディアンカジノとの競合、Mass Gaming&Entertainmentによる提案そのものの低評価、を指摘した。
州ゲーミングコミッションは、政策のゴールとして、持続的な健全なゲーミング産業の育成を掲げる。また、後述のように、州は、否決による税収の増大を重視した。

南東部のインディアンカジノとは、Mashpee Wampanoag部族のプロジェクトFirst Light Resort & Casinoであり、トーントン(Taunton市)、投資額$10億ドル(約1,100億円)の計画。
Mashpee Wampanoag部族は、2016年4月5日に着工し、2017年夏に第一フェーズ、残りを2022年にかけて開業する予定。

今回の州南東部(RegionC)のコマーシャル施設の否決は、当該エリアにおけるMashpee Wampanoag部族の独占を認めたことになる。

州とMashpee Wampanoag部族は、カジノ税(GGR課税)など経済条件について合意済み(Compact)。
州が南東部(Region C)に商業カジノを認可しない場合、カジノ売上課税(GGR課税)17%を州に納める(州のコマーシャルカジノは25%)。一方、州が南東部(Region C)に商業カジノを認可した場合、カジノ売上課税(GGR課税)の義務を負わない。
州ゲーミングコミッションの調査によれば、州が獲得する年間の税収は、商業カジノを認可しない場合のほうが十分に大きかった。

マサチューセッツ州のカジノを含む統合型リゾート(IR)開発動向:

マサチューセッツ州では、2011年拡大ゲーミング法に基づき、最大4つ(スロットパーラー1つ、IR3つ)のコマーシャルカジノを開発する方針。
現在、コマーシャルカジノは3つ(スロットパーラー1つ、IR2つ)、インディアンによるIRが一つ進行中。

2015年6月にはスロットパーラーであるPlainridge Park Casino(投資額$250mn)が開業。
IRは二つが選定され、開発進行中。一つは、コネチカット州境に位置するMGM Springfield(投資額$800mn、従業員数3,000人、土地は約6ha、2018年9月に開業予定)、もう一つがボストン近郊のWynn Everett(投資額$1.7bn、2018年開業を目標)である。

南東部(RegionC)においては、インディアンカジノが開発が決定、進展。開発者は、Mashpee Wampanoag Tribal Gaming Authority(プロジェクト名First Light Resort & Casino)。プロジェクトは、州南東部のトーントン(Taunton市)に$1bn(約1,100億円)を投じる計画。ボストンから45分の位置。

1990年代以降、米国ではカジノ施設が急増(現在、約1,000カ所)し、競争が激化し、施設の収益性は低下してきた。州ごとの競争に加え、法制度(許認可ライン)が異なるインディアン部族の増設が背景にある。

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カジノIRジャパン

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