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韓国:IR3社計 2016年度1Q 前年比フラット KWL堅調。外国人専用2社は中国人市場が底打ち

2016-05-11

【海外ニュース】

CI図表-韓国IR3社ー2016-1Q業績-画像80

5月4日にKangwon LandParadise Company Limited(Paradise)、5月10日にGrand Korea Leisure(GKL)およびParadise Company Limited(Paradise)が2016年度1Q業績を発表。

韓国では現在17ヵ所のカジノがあり、うち外国人専用が16ヵ所、内国人が入場可能な唯一の施設であるKangwon Land。
Paradiseは、外国人専用カジノを5ヵ所、GKLは3ヵ所を運営し、両社で外国人専用カジノ市場の9割ほどを占有。
ゆえに、この3社計の売上高はほぼ韓国カジノ市場の全体の動きを表す。

3社計の2016年度1Q業績は、売上高730億円、YoY1%増、営業利益235億円、YoY2%増。

社別には、引き続き、Kangwon Landが堅調、外国人専用カジノ2社が苦戦の構図。
ただし、外国人専用カジノ2社も合計の売上高は、ほぼ下げ止まってきた。

外国人専用カジノの主たるターゲットは中国人。中国人市場の底打ち感は、マカオにおいても同様。
中国人市場のマイナス要因は、=中国政府の反腐敗政策の一段の強化、違法な資金移動の取締強化、金融商品市場の低調(による富裕層の余剰資金の縮小)。

韓国の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の展望:
現在5つの大型の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発計画が具体化。

仁川空港周辺の永宗島には3つの計画がある。
・Paradise&セガサミーHDの「パラダイス・シティー」(投資額:1,400億円、開業予定:2017年上半期)
・Locz Korea「リッポー・アンド・シーザーズ」の計画(投資額:2,000億円、開業予定:2018年)
・Mohegan-KCCコンソーシアムの「インスパイア」(投資額:第一期16億ドル≒1,800億円、最終50億ドル≒5,700億円、開業予定:2020年上半期)

済州島では2つの計画がある。
・Genting Singapore&Landing Internationalの「Resorts World Jeju(投資額:18億ドル≒2,200億円、開業予定:2017年)
・ロッテ観光開発&中国緑地グループのドリームタワーカジノ複合リゾート(総投資額:7000億ウォン≒700億円、開業予定:2019年3月)

これらのうち、Locz Korea(Caesars&Lippo)については、2015年12月、Lippo側が投資回収の懸念を反映し、プロジェクトの先行きが不透明と発表。プロジェクトは開始しておらず、タイムラインも不透明。
 

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