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米国:ネバダ州ラスベガス Bank Secrecy Act Conference マネーロンダリング対策の高度化に向けて

2016-05-22

【海外ニュース】

5月17日、ネバダ州ラスベガスSouth Point Hotel, Casino and Spaにおいて、2016 Bank Secrecy Act Conferenceが開催された。
(主催:The State Bar of Nevada – Gaming Law Section)

マネーロンダリング対策をテーマとした年に一回の会議であり、カジノ産業に関連する法律関係者、コンプライアンス関係者など400人が集まった。
マネーロンダリング対策とは、カジノ施設への違法な資金の流入の防止である。

近年、世界のカジノ産業はマネーロンダリング対策の高度化を推進。米国では、Caesars Palace、Nugget Casino Resort、Las Vegas Sandsなどが、マネーロンダリング対策の脆弱性を指摘され、数百万ドル(数億円)の罰金を科された。
ちなみに、罰金額はCaesars Palaceが950万ドル、Nugget Casinoが100万ドル、Las Vegas Sandsが200万ドル。

以下は、現地メディアがまとめた会議の3つのポイントである。

マネーロンダリング対策において、官民が一段の連携が肝要
言うまでもなく、政府、カジノ産業はマネーロンダリング対策において、すでに協業しており、それを求める法制度も整備されている。
例えば、カジノ事業者は一日当たり1万ドル(約110万円)を超える現金取引をすべて報告する。また、マネーロンダリングの疑いがある5,000ドル(約60万円)以上の取引をレポートする義務がある。

しかし、FBIは、一段の官民連携の重要性を指摘。FBIのプレゼンターは、カジノ産業と銀行産業との類似性を指摘したうえで、銀行産業における官民連携の在り方が参考になるとした。
まずは、政府とカジノ事業者の担当者の間の緊密な情報交換を進めることを提案した。

カジノ産業は対策、規制の対応の高度化を。とくに、海外市場が課題
政府当局、カジノ産業のまだマネーロンダリング対策への取り組みは初期段階に過ぎない。とくに、国際展開する事業者は、海外において米国のスタンダードを確保するかに課題を抱える。
カジノ産業は、国際金融システムの重要かつ中心的なパートに位置する。

マネーロンダリング対策の重要性は、すべての施設、事業者に共通。規模の大小によらず
Caesaers Palaceの制裁においては、内部統制の脆弱さ、例えば、ハイローラーに匿名のプレイさせるなど監視の不徹底などが問題された。
制裁のコストは、罰金(950万ドル)のみでなく、Financial Crimes Enforcement Network(FinCEN)によるレビューと追加的な要求などにつながる。

マネーロンダリング対策の問題は、カジノ施設の大小によらない。すべてのカジノ施設、事業者は、同様に高いコンプライアンス意識を維持する必要がある。

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