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Bloomberry Resorts 韓国Jeju Sun Hotel & Casino売却検討 フィリピン競争激化のなか集中と選択

2016-06-19

【海外ニュース】

6月17日、Bloomberry Resorts Corporation(Bloomberry)は、メディア(Inquirer.net)報道に対する事実確認を証券取引所に提出。

当該メディアは、韓国済州島のJeju Sun Hotel & Casinoが業績の足かせとなっており、売却議論を進めていると報道。それに対して、Bloomberryは、Jeju Sun Hotel & Casinoの売却が経営上の選択肢の一つであることを明らかにした。

Bloomberryは、2015年度、直近四半期でも赤字体質が続く。フィリピンのSolaire Resort & Casino、韓国済州島のJeju Sun Hotel & Casinoともに赤字。
こうしたなか、Bloomberryは、マニラ首都圏のケソン市において、新たなカジノを含む統合型リゾート(IR)の開発を進める方針(着工は2017年央の見通し)。

フィリピンのIR市場では、施設供給が急増する一方、市場拡大がそれに追いつかず、競争は激化する方向。ここにきて、各社が経営の選択と集中を推進。

Bloomberry Resorts Corporationの業績動向

2015年度の当期損益は、PHP3,375mnの赤字(約81億円の赤字)。四半期ベースでも赤字体質が継続。

赤字の背景は、フィリピン、韓国の先行投資の一方、思ったように売上高が拡大しなかったこと。

フィリピンSolaire Resort & CasinoにおけるSky Tower開業コスト(2014年11月開業)、韓国Jeju Sun Hotel & Casino取得・開業(2015年5月取得、9月開業)。

2015年度業績(1-12月):
・売上高はPHP25,040mn、YoY4%増、EBITDAはPHP5,182mn、YoY49%減、税引き利益はPHP249mn(前期はPHP7,180m)、当期損益はPHP3,375mnの赤字(前期はPHP4,072mnの黒字)
・セグメント別
-フィリピン:売上高PHP24,763mn、EBITDAはPHP5,962mn、当期損益PHP2,377mnの赤字
-韓国:売上高PHP277mn、EBITDAはPHP780mnのマイナス、当期損益PHP998mnの赤字
・円換算は、売上高は約603億円、EBITDAは約124億円、当期損益は約81億円の赤字

フィリピン カジノを含む統合型リゾート(IR)開発動向:

マニラ首都圏には、現在、3つの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)が営業中。

<ニューポートシティ マニラ国際空港の隣>
・Resorts World Manila(Travellers International Hotel Group運営、2009年8月開業)
<エンタテインメントシティ>
・Solaire Resort & Casino(Bloomberry Resorts運営、2013年3月開業、2014年11月Sky Tower拡張)
・City of Dreams Manila(Melco Crown (Philippines) Resorts運営、2014年12月開業)

今後の施設開発計画は以下の通り。

<既存施設拡張>
・Resorts World Manila:第二期拡張は2016年9月に、第三期拡張は2017年から2018年に順次開業予定
<新規開発>
・Manila Bay Resorts(ユニバーサルエンタテインメント、現地Tiger Resorts Leisure and Entertainment)=投資額US$2bn≒2,400億円、2016年12月完成予定
・Westside City Resorts World Project(Travellers International Hotel Group)=Travellers部分の投資額$1.2bn≒1,300億円、2020-2021年開業予定

フィリピンカジノ市場動向:1フィリピンペソ(PHP)=2.5円:

・2015年実績=1,254億PHP、YoY13%増(3,135億円)。うち、PAGCOR直営施設が435億PHP、YoY4%増、民間施設が819億PHP、YoY18%増
・2016年予想=1,350億PHP、YoY8%増(3,375億円)。うち、PAGCOR直営施設が450億PHP、YoY3%増、民間施設が900億PHP、YoY10%増
・2025年までに市場規模は2016年の水準から倍増へ(エンタテインメントシティの4つのIRがフル稼働)

フィリピン市場の顧客構成は、内国人、東南アジア、中国とバランスよい。中国人への依存度は強くない(構成比は2割ほど)。
ただし、足元は、市場成長が、施設供給の増加に追い付かず、各社の業績は厳しい展開。

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