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マカオ:Wynn Palace 既存施設からのテーブル250台移動の承認取得 株式市場は冷静な評価”合理的”

2016-08-15

【海外ニュース】

8月15日、Wynn Macauは、既存施設(Wynn Macau&Encore)からWynn Palace(8月22日開業予定)に、ゲーミングテーブル枠250台分を移動させることについて、ゲーミング管理当局(Gaming Inspection and Coordination Bureau, DICJ)の許可を得たと発表(15日に香港証券取引所が公表、リリース日付は12日)。

8月12日、政府は、Wynn Palaceへの新規デバイス・アロケーションを発表。テーブル・アロケーションは150台。このうち、100台は開業時に設置可能で、残り50台は開業後2年内(2017年1月1日に25台、2018年1月1日に25台)に認可される。政府はすべてのテーブルがマス向き(VIPでなく)に運用されると規定。
スロットのアロケーションは、1,145台となった。

これら結果、Wynn Palaceの開業時のテーブル数は350台となる。
一方、Wynn Macau&Encoreの2015年12月末のテーブル数は458台であるが、移動後には270台となる。移動させる250台のうち、一部は現在未使用の枠。

政府が新規アロケーションを発表した直後、株式市場はその少なさ、投資回収性を懸念した。
しかし、15日には株式市場では、今回の新規アロケーション、Wynn Macau側の対応(既存枠の移動)は、市場合理的であり、当面のカジノ市場規模を考慮すれば、投資回収性を悪化させる要因にはならないとの冷静な見解が台頭した。

親会社のWynn Resortsは、7月29日に、Wynn Palaceの新規アロケーションを100台程度と予想し、既存施設(Wynn Macau、Encore)から250台を移動させると述べた。

マカオ政府のゲーミング産業管理、テーブルアロケーションの方針:
マカオ政府は、3つの許認可を通して、ゲーミング産業、そして、マカオ都市政策を実現している。これは、1)コンセッションの付与と継続、2)新規プロジェクトにおける土地の利用、3)テーブル数割当、などがある。

マカオのカジノのコンセッション(営業権)の期間は20年間であり、各社とも2020年、2022年に満期を迎える。仮に、更新されない場合、すべての設備は対価なしに、マカオ政府に移管することになる。

マカオ政府の新規テーブルアロケーションの方針:
・テーブル数割当におけるポリシーは、マカオの観光レジャー都市への変貌、産業の多様化の実現に資すること
・新規施設へのテーブル割当数を決定する要素
 1)マカオの観光レジャー都市への変貌に資する
 2)ノンゲーミング部分の規模
 3)地元の中小企業の育成に資する
・総量管理
 2013年1月1日から10年間のマカオ全体のテーブル数の拡張ペースについて、年率3%以内に抑制する方針
 (2016年6月末5,998台)

2015年以降の新規施設開業と新規テーブルアロケーション実績
・2015年5月開業
 Galaxy Macau フェーズⅡ&Broadway Macau=投資額25億ドル、テーブルアロケーション150台
 (2015年10月100台追加)
 (コンセッション事業者:Galaxy Entertainment)
・2015年10月開業
 Studio City=投資額23億ドル、テーブルアロケーション250台(マスオンリー)
 (コンセッション事業者:Melco Crown Entertainment)
・2016年8月開業
 Wynn Palace=投資額42億ドル、テーブルアロケーション150台(マスオンリー)
 (コンセッション事業者:Wynn Macau)

 

コタイ地区カジノを含む統合型リゾート(IR)開発状況アップデート

8月4日、MGM Chinaが、MGM Cotaiの開業時期を2017年1Q末から2Qに若干の延期を発表。

また、Galaxy Entertainment Groupは、Galaxy Macauの第三期、四期を推進。プロジェクト詳細は未開示だが、施設面積の97%がノンゲーミングであり、プライマリーのターゲットをMICE、ファミリーとする。第三期と第四期の合計の投資額は、400億香港ドルから500億香港ドル(約5,200億円から6,500億円)の間となる見通し。

コタイ地区で進行中の大規模開発は、2017年には大部分が完了し、コンセッション6事業者が出揃う。
コタイ地区IRの稼働、開発中の施設への総投資額は300億ドル(3兆円)を超える。観光MICE施設への投資としては、カジノを含む統合型リゾート(IR)以外のスキームでは成立し得ない規模感である。

CI図表-マカオコタイ地区IR開発-画像-20160808

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