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マカオ:Parisian Macao 新規テーブルアロケーション150台 Wynn Palaceと同条件 9月13日開業

2016-09-04

【海外ニュース】

9月3日、マカオ経済財政庁のLionel Leong長官は、Sands China(Las Vegas Sands現地子会社)が9月13日に開業予定のThe Parisian Macaoに対する新規のゲーミング・デバイスのアロケーションを発表。

The Parisian Macaoへの新規テーブル・アロケーションは150台。このうち、100台は開業時に設置可能で、25台が2017年1月1日、最後の25台が2018年1月1日に設置可能。
8月12日に発表されたWynn Palace(8月22日開業)と同条件。

Sands Chinaは、The Parisian Macaoにおいて、VIPルームを運営する考えを示した。

なお、The Parisian Macaoへの新規スロット・アロケーションは1,600台。

マカオ政府は、新規施設に対して、新規のデバイス・アロケーションを与える。事業者は、既存施設に対するアロケーション分を新規施設に移動できる(当局の認可必要)。

Wynn Palaceの新規アロケーション発表時、株式市場は当初、その少なさ、投資回収性を懸念した。その後、Wynn Macauが迅速に既存アロケーションからの移動(250台)を発表。株式市場においては、当面のカジノ市場規模を考慮すれば、アロケーションは合理的であり、投資回収性を悪化させる要因にはならないとの冷静な見解が台頭した。

マカオ政府のゲーミング産業管理、テーブルアロケーションの方針:
マカオ政府は、3つの許認可を通して、ゲーミング産業、そして、マカオ都市政策を実現している。これは、1)コンセッションの付与と継続、2)新規プロジェクトにおける土地の利用、3)テーブル数割当、などがある。

マカオのカジノのコンセッション(営業権)の期間は20年間であり、各社とも2020年、2022年に満期を迎える。仮に、更新されない場合、すべての設備は対価なしに、マカオ政府に移管することになる。

マカオ政府の新規テーブルアロケーションの方針:
・テーブル数割当におけるポリシーは、マカオの観光レジャー都市への変貌、産業の多様化の実現に資すること
・新規施設へのテーブル割当数を決定する要素
 1)マカオの観光レジャー都市への変貌に資する
 2)ノンゲーミング部分の規模
 3)地元の中小企業の育成に資する
・総量管理
 2013年1月1日から10年間のマカオ全体のテーブル数の拡張ペースについて、年率3%以内に抑制する方針
 (2016年6月末5,998台)

2015年以降の新規施設開業と新規テーブルアロケーション実績
・2015年5月開業
 Galaxy Macau フェーズⅡ&Broadway Macau=投資額25億ドル、テーブルアロケーション150台
 (2015年10月100台追加)
 (コンセッション事業者:Galaxy Entertainment)
・2015年10月開業
 Studio City=投資額23億ドル、テーブルアロケーション250台(マスオンリー)
 (コンセッション事業者:Melco Crown Entertainment)
・2016年8月開業
 Wynn Palace=投資額42億ドル、テーブルアロケーション150台(マスオンリー)
 (コンセッション事業者:Wynn Macau)
・2016年9月開業予定
 Parisian Macao=投資額27億ドル、テーブルアロケーション150台
 (コンセッション事業者:Sands China)

 

コタイ地区カジノを含む統合型リゾート(IR)開発状況アップデート

コタイ地区で進行中の大規模開発は、2018年初には大部分が完了し、コンセッション6事業者が出揃う。

Galaxy Entertainment Groupは、Galaxy Macauの第三期、四期を推進。プロジェクト詳細は未開示だが、施設面積の97%がノンゲーミングであり、プライマリーのターゲットをMICE、ファミリーとする。第三期と第四期の合計の投資額は、400億香港ドルから500億香港ドル(約5,200億円から6,500億円)の間となる見通し。

コタイ地区IRの稼働、開発中の施設への総投資額は300億ドル(3兆円)を超える。観光MICE施設への投資としては、カジノを含む統合型リゾート(IR)以外のスキームでは成立し得ない規模感である。

CI図表-マカオコタイ地区IR開発-画像-20160822

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