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キプロス:欧州最大級のIR Melco–Hard Rockが唯一のRFP提出者となる可能性 5億€規模計画

2016-09-16

【海外ニュース】

9月10日、キプロスの地元メディアであるPhilenewsは、キプロス共和国が実施するカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者選定(コンセッション)のRequest-For-Proposal(RFP)において、Melco–Hard Rock Resort Cyprus Consortium(米国Hard Rock Internationalと香港Melco International Developmentのコンソーシアム)が、唯一の提出者となる可能性を指摘。
Melco–Hard Rock Resort Cyprus Consortiumは、地元コングロマリットであるCyprus Phasouri (Zakaki)をパートナーとした。

なお、Melco International Developmentは、ローレンス・ホー氏を筆頭株主(所有比率50.1%)とし、Melco Crown Entertainmentの株式の37.9%を所有する(筆頭株主。第二位のCrown Resortsは27.4%)。

3月に事業者選定プロセスの第一段階Expressions-Of-Interest(EOI)を通過した3事業者のうち、フィリピンBloomberry Resorts Corporation、カンボジアNagaCorp Ltdは、計画の用地を手当て出来ていない。

キプロス共和国では、2016年末に一つのカジノを含む統合型リゾート(IR)事業者を選定する方針。
当初、RFPの提出期限は7月5日であったが、2事業者(Bloomberry Resorts Corporation、NagaCorp Ltd)の求めに応じ、10月5日に延期することになった。
政府は、再度の延期は認めない方針。

なお、プロジェクトの想定エリアは、Melco–Hard Rock Resort Cyprus Consortiumは南部海沿いのLimassol、Bloomberry Resorts CorporationはPaphos、カンボジアNagaCorp LtdはLarnaca。

キプロス共和国の経済は、3年間にわたる危機、景気後退を乗り越え、2015年にはプラス成長を確保。ユーロ圏の回復のシンボル的存在。観光産業がそのけん引役となった。
2016年、キプロス共和国は、観光客数、収入で過去最高を更新する方向。

観光大臣は、10年間の戦略プランにおいて、3つインフラ計画を推進中。
それは、複数のゴルフコース、マリーナ、そして、一つのカジノを含む統合型リゾート(IR)である。

キプロス政府のカジノ合法化と事業者選定プロセス

2015年7月にキプロス共和国ではカジノ合法化した(トルコ系の独立政府が占める北部には、十分に規制されない小型カジノが存在)。欧州では小型カジノが多数点在するものの、大型施設は少ない。
キプロス政府は、欧州初の大型IRの開発する計画を推進中。2016年内に一事業者を決定し、2018年開業を目指す。

2015年7月、キプロス共和国はカジノ合法化。2016年3月10日、議会はIR関連法を採決した。

IR関連法は、ルールや規制を厳格に定める。ゲーミングの管理当局の設置・運用、事業者のライセンス、運営、土地や設備関連、税金、広告規制、従業員のライセンスなどを含む。IR関連法の成立により、政府は第二段階であるRequest-For-Proposal(RFP)に進むことが可能となった。

事業者選定プロセスは、第一段階であるExpressions-Of-Interest(EOI)において3事業者を選出し、第二段階のRequest-For-Proposal(RFP)で1社に絞り込む予定。
第一段階のEOIでは、財務、経験、キプロスへの理解、IRのビジョンを評価。第二段階のRFPでは、詳細事業計画、ロケーションを評価する。

選定された事業者は、メイン施設、4つのサテライトカジノ(3つのスロットアウトレット、1つのテーブルを含む小型カジノ)の開設を許可される。
メイン施設はカジノ、リテイルモール、レストラン、エンタテインメントを含むカジノを含む統合型リゾート(IR)。

事業者は、初年度に暫定カジノを建設する選択が可能。回収早期化のオプションである。カジノコンセッションの期間は30年(最初の15年は排他的独占権)。

プロジェクトのミニマム要件は、ホテル500室(five-star)、ゲーミングテーブル100台、スロット1,000台。

政府は、カジノを含む統合型リゾート(IR)への投資額が、5億ユーロ(約600億円)に達すると予想。商業・観光大臣はIRは、年間50万人の観光者を引き寄せ(現在、年間240万人)、数百人の雇用機会を創出すると見積もる

ライセンス事業者による政府への拠出は、カジノ売上課税(GGR)15%、ライセンスフィー(当初4年はEURO2.5mn、次の4年はEURO5mn、その後は4年ごとに見直し)。

キプロス政府は、私有地にカジノを含む統合型リゾート(IR)が建設される方針を明確としている。政府は、外資導入と同時に、地元事業者のビジネス機会の創出を意図したわけだ。
現在、キプロス共和国の大型不動産所有者、教会などが、ビジネスに参画しようとしのぎを削る。

キプロス政府HP該当ページ:
Republic of Cyprus, Ministry of Energy, Commerce, Industry and Tourism – Commencement of the licensing procedure for the Republic of Cyprus Integrated Casino Resort

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カジノIRジャパン

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