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フィリピン:Bloomberry Resorts CEO 「大統領方針は追い風」「ケソン市IR開発推進」「国内重視」

2016-09-19

【海外ニュース】

9月16日、フィリピンのBloomberry Resorts CorpのCEOであるエンリケ・ラゾン氏(Enrique Razon氏)は、メディアのインタビューに対応。ポイントは以下の通り。

ドゥテルテ大統領の方針について:
・大統領が推進するゲーミング産業への規制(*)は、むしろ、ライセンスオペレーターに追い風
(*)内国人向けオンラインゲーミングの撲滅、一部の不適切な電子ゲームパーラーの閉鎖
・大統領が選任された5月以降、中国との関係改善観測を背景に、中国からの旅行者が増加
・大統領の交通インフラ拡充(空港拡張、新たな高速道路の整備)の公約に期待

Bloomberry Resorts Corpについて:
・直近、Solaire Resort & Casinoはフル稼働が続く。中国顧客が急伸
(外国人顧客においては、中国、韓国が最大グループ)
・フィリピンにおける二番目のカジノを含む統合型リゾート(IR)計画であるケソン市(マニラの北側)のプロジェクト(投資額200億フィリピンペソ≒430億円)は、2017年央に着工し、2019年完成予定。予定通り推進
・海外よりも、成長するフィリピン市場への投資を重視。キプロス、韓国への取り組みは中止・撤退

なお、ケソン市のカジノを含む統合型リゾート(IR)計画の詳細は未公表であるが、現時点で明らかな情報は、
・投資額は200億フィリピンペソ≒430億円
・土地は1.5ha、取得価額は19億PHP(約46億円)。Bloomberry Resortsのホテルリゾート開発子会社であるSureste Propertiesが、2015年にNational Housing Authority(NHA)から取得
・土地は、National Housing Authorityと不動産開発業者Ayala Landの合弁開発事業であるVertis North project(*)の一角
(*)Vertis North Projectは、総額650億フィリピンペソ(約1,300億円)、10年の開発計画であり、45haの区画に、ビジネス、商業、ホテル、住居などを含む
・施設は、ホテルなど複合型であり、カジノを含む(Solaire Resort & Casinoのライセンスに基づく、同ライセンスは二つの異なる施設を許可)
・マスゲーミングオペレーションが主体。Solaire Resort & Casinoがアクセスしにくい市場をターゲット

フィリピン カジノを含む統合型リゾート(IR)開発動向

マニラ首都圏には、現在、3つの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)が営業中。

<ニューポートシティ マニラ国際空港の隣>
・Resorts World Manila(Travellers International Hotel Group運営、2009年8月開業)
<エンタテインメントシティ>
・Solaire Resort & Casino(Bloomberry Resorts運営、2013年3月開業、2014年11月Sky Tower拡張)
・City of Dreams Manila(Melco Crown (Philippines) Resorts運営、2014年12月開業)

今後の施設開発計画は以下の通り。

<既存施設拡張>
・Resorts World Manila:第二期拡張は2016年9月に、第三期拡張は2018年に完成予定(二期、三期合計の投資額4-5億米ドル)
<新規開発>
・Okada Manila(ユニバーサルエンタテインメント、現地Tiger Resorts Leisure and Entertainment)=投資額24億米ドル、2016年11月ソフトオープン、2019年末最終完成予定
・Westside City Resorts World Project(Travellers International Hotel Group)=Travellers部分の投資額12億米ドル、2020-2021年開業予定

フィリピンカジノ市場、および、マニラ首都圏IR3社の業績動向

・2015年実績:
=1,122億PHP、うち、PAGCOR直営施設303億PHP、エンタテインメントシティ702億PHP、その他117億PHP
-全体では2,500億円、YoY13%増ほど。エンタテインメントシティがけん引
-フィリピン市場の顧客構成は、内国人、東南アジア、中国とバランスよい

マニラ首都圏における国際的なカジノを含む統合型リゾート(IR)3社合計の2016年度2Q累計(1-6月)業績は、売上高807億円、YoY21%増、EBITDAは249億円、YoY51%増、株主帰属当期損益は12億円(前年同期は85億円の赤字)。
2016年度初までは施設供給増に対して、カジノ市場の拡大ペースが停滞し、や苦しい展開であった。2016年度2Qより急回復。

社別には、後発のBloomberry Resorts、Melco Crown (Philippines) Resortsの伸びが高く、先発のTravellers International Hotel Groupがシェアを落とす展開。

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