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カンボジア:カジノ産業の税収 1-9月YoY4割増 NagaCorpは増税受入れの一方、既得権維持へ

2016-10-20

【海外ニュース】

10月19日、カンボジアの経済財務省(The Ministry of Economy and Finance)は、2016年1-9月のカジノ産業からの税収がUS$37.4 million、YoY35.5%増(約40億円)となったことを公表。

税収増の背景は、政治の安定、観光客(主に中国人)の増加、そして、NagaWorldに新規適用されたNon-gamingオペレーションへの課税。

今回、経済財務省とNagaCorp(NagaWorld運営)のマネジメントは、税務調査の後、ベースレートに基づいた$6 millionに加えて、$16.6 millionを支払ことで合意(合計$23 million)。

経済財務省によれば、2016年に新規税率を適用した背景は、カジノ、ホテル両部門ともフル稼働となったこと。従来、NagaWorldは、ホテルがフル稼働ではなく、ベースレートのみを適用した。

カンボジアのカジノ市場は約20億ドル(2,000億円)。カジノ産業が支払う実効税率は、市場規模に対して1%台と低位。

今回、NagaCorpに適用された新規税率は、むろん、利益減の要因となるが、インパクトは限定的。NagaCorpの2016年1-6月業績は、売上高US$288mn、税引き前利益US$129mn、株主帰属当期利益$125mnであった。

なお、直前の新規ゲーミング法ドラフトに関する公開ヒアリングにおいて、NagaCorpの既得権が維持される方向であることが明らかとなった。
NagaCorpは、2035年までプノンペンの200km圏内(ベトナム国境、シアヌークビルを除く)の独占営業、2065年までのライセンスを有する。

NagaCorpのカジノを含む統合型リゾート(IR)施設、および、拡張計画
NagaWorldは、プノンペン唯一のカジノを含む統合型リゾート(IR)であり、70年(2065年まで)のカジノライセンス、41年間(2035年まで)のプノンペンから半径200Km圏内(ベトナム国境、シアヌークビルを除く)における独占権を有する。

NagaWorldは総投資額が3億米ドルほど。ホテル700室、ゲーミング施設はテーブル296台、EGM(電子ゲーミングマシン)1,662台。

2012年に拡張計画Naga2を発表。Naga2は総投資額3.69億米ドルであり、NagaCity WalkとTSCLK Complexを含む。NagaCity Walkは、US$94mnを投じた地下の通路およびリテイル施設であり、TSCLK Complexはカジノホテル。将来はNagaCity Walkが、NagaWorldとTSCLK Complexを連結する。

2016年8月、NagaCity Walkは、ソフトオープンした。NagaWorldには、大型のリテイル施設はなかった。

TSCLK Complexは、2017年に開業予定。ホテル約1,000室、ゲーミング施設はテーブル300台、EGM500台を含む。

カンボジアにおけるカジノを含む統合型リゾート(IR)の市場動向:

カンボジアには、69のカジノ施設があり、カジノ市場(GGR)は約20億ドル(2,400億円)。市場はほぼ成熟。2015年の税収は$34.7million(約40億円)であった。

プノンペンのNagaWorldのほか、シアヌークビル、および、ベトナム国境(バベット)、タイ国境(ポイペト)に施設が集積する。

カンボジアのランド・カジノ事業者は、オンラインカジノサイトを運営する権利を持つ。

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