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フィリピン:中国との観光協力プログラム実行へ IR産業に強い追い風 すでに2Qに表面化

2016-10-24

【海外ニュース】

10月20日、フィリピンと中国は、2002年にサインした観光協力に関する覚書を実行に移すことで合意した(The tourism-cooperation program for 2017 to 2022)。
ドゥテルテ大統領の中国訪問が合意の契機となった。

今回の合意は、両国間の国交正常化し、観光インフラ投資の促進、相互の訪問観光客数の拡大に寄与すると考えられる。なお、最近まで、中国は非公式に中国人のレジャーにおけるフィリピンへの訪問を禁じていた。

すでに、合意後、中国東方航空(China Eastern Airlines)は、新規に広州市からフィリピン複数都市へのチャーター便を設定し、週間400名の送客を確約した。

フィリピン政府観光部(The Department of Tourism)は、2016年の外国人観光客数を600万人超と予想(2014年483万人)。なお、中国からの観光客は、2015年は49万人、YoY24%増、2016年は63万人、YoY29%増の予想。

観光交流拡大は、フィリピンのカジノを含む統合型リゾート(IR)産業への強い追い風となる。

マニラ首都圏のエンタテインメントシティIR3事業者の業績は、2016年度2Q(4-6月)、突然、急伸した経緯がある。3社計の売上高は、1Q(1-3月)は356億円、YoY3%増であったが、2Q(4-6月)には451億円、YoY39%増となった。
明らかに、中国からの観光客のトレンド変化が主な要因であろう。

なお、9月16日、Bloomberry Resorts CorpのCEOであるエンリケ・ラゾン氏(Enrique Razon氏)は、ドゥテルテ大統領の方針について以下のように述べた。
・大統領が推進するゲーミング産業への規制(*)は、むしろ、ライセンスオペレーターに追い風
(*)内国人向けオンラインゲーミングの撲滅、一部の不適切な電子ゲームパーラーの閉鎖
・大統領が選任された5月以降、中国との関係改善観測を背景に、中国からの旅行者が増加
・大統領の交通インフラ拡充(空港拡張、新たな高速道路の整備)の公約に期待

フィリピン カジノを含む統合型リゾート(IR)開発動向

マニラ首都圏には、現在、3つの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)が営業中。

<ニューポートシティ マニラ国際空港の隣>
・Resorts World Manila(Travellers International Hotel Group運営、2009年8月開業)
<エンタテインメントシティ>
・Solaire Resort & Casino(Bloomberry Resorts運営、2013年3月開業、2014年11月Sky Tower拡張)
・City of Dreams Manila(Melco Crown (Philippines) Resorts運営、2014年12月開業)

今後の施設開発計画は以下の通り。

<既存施設拡張>
・Resorts World Manila:第二期拡張は2016年9月に、第三期拡張は2018年に完成予定(二期、三期合計の投資額4-5億米ドル)
<新規開発>
・Okada Manila(ユニバーサルエンタテインメント、現地Tiger Resorts Leisure and Entertainment)=投資額24億米ドル、2019年末最終完成予定
・Westside City Resorts World Project(Travellers International Hotel Group)=Travellers部分の投資額12億米ドル、2020-2021年開業予定

フィリピンカジノ市場、および、マニラ首都圏IR3社の業績動向

・2015年実績:
=1,122億PHP、うち、PAGCOR直営施設303億PHP、エンタテインメントシティ702億PHP、その他117億PHP
-全体では2,500億円、YoY13%増ほど。エンタテインメントシティがけん引
-フィリピン市場の顧客構成は、内国人、東南アジア、中国とバランスよい

マニラ首都圏における国際的なカジノを含む統合型リゾート(IR)3社合計の2016年度2Q累計(1-6月)業績は、売上高807億円、YoY21%増、EBITDAは249億円、YoY51%増、株主帰属当期損益は12億円(前年同期は85億円の赤字)。
2016年度初までは施設供給増に対して、カジノ市場の拡大ペースが停滞し、や苦しい展開であった。2016年度2Qより急回復。

社別には、後発のBloomberry Resorts、Melco Crown (Philippines) Resortsの伸びが高く、先発のTravellers International Hotel Groupがシェアを落とす展開。

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