カジノを含む統合リゾート(IR)の政治、経済情報のポータルサイト >運営方針はこちら

日本型IRへの道日本型IRへの道
ご利用規約お問合わせ





ベトナム:現地不動産事業者FLC Group 東北部クアンニン省政府より、20億ドルIRの承認取得

2017-03-26

【海外ニュース】

3月22日、Bloombergは、ベトナムの大手不動産開発事業者であるFLC Groupは、北部のクアンニン省政府より、20億米ドルのカジノを含む統合型リゾート(IR)開発の承認を得たと報じた。

IR計画は、ヴァンドン経済特区(Van Don Special Economic Zone)内で、4,000haの土地に、ファイブスターホテル、会議施設。ゴルフコースを開発する。

2016年1月、ベトナム政府は、カジノ法令を公表し、内国人のカジノ施設への入場を容認した。法令には、財務省(ロッテリー、ギャンブリング課)などのチームが、2009年から7年間におよぶ策定・修正の作業を費やした。

ベトナム政府は、少なくとも二つの内国人の入場可能な施設を指定する方針(最低投資額は20億米ドル)。
法令を公表後、国内外の資本がIR開発意欲を高めている。

直近のニュースフローは以下の通り。
・FLC Groupは、北部のクアンニン省ヴァンドン経済特区(Van Don Special Economic Zone)で、20億米ドルの計画
・Las Vegas Sandsは南部ホーチミン市、北部ハノイに関心
・香港の周大福、現地VinaCapitalは、クアンナム省で40億ドルの計画
・Phil Falcone氏(既存の外国人専用カジノを含むIRであるThe Grand Ho Tram Strip運営会社の最大株主)は首相と面談

ベトナム カジノ市場の現状とカジノ法令

ベトナム政府 カジノ法令(2017年1月公表) 内国人の入場容認のポイント

・3年間のパイロット・プログラムとして、内国人のカジノへの入場を容認
・条件は、21歳以上、月収入は1,000万ベトナムドン(VND)以上(≒$445)
・最低投資額20億ドルの統合型リゾート(ホテル、エンタテインメントなどコンプレックス)内のカジノ施設に限定
・少なくとも二施設を指定(南部、北部にバランスよく)
・三年後に、政府は、改めて内国人のカジノへのアクセスを再考

 
従来、ベトナム政府は、内国人のカジノ、電子ゲームパーラーへの入場を禁じてきた。
ベトナムのカジノ市場は、外国人のみ入場可能な現状で、年間3億ドルほどと推定される(8つの統合型リゾート、20ほどのスロットパーラー)。

調査機関によれば、内国人の入場が可能となった場合のベトナムのカジノ市場のポテンシャルは30億ドル。ベトナム国民は9,200万人。
ちなみに、ベトナム国民の海外カジノ施設(主に、カンボジア)への流出は、ベトナム政府にとって8億ドルの税収ロスとの試算もある。

ベトナム政府は、観光産業促進を目的に、大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)の開発を促進してきた。

従前、ベトナム政府は、大型IR開発計画に対して、外国人専用カジノを前提とし、40億ドルのミニマムコミットメント(最低投資義務)を求めてきた。事業の投資回収性は見込めず、実際には、ほとんどの計画は停止状態であった。

今回、政府は、最低投資義務を20億ドルに引き下げ、そして、内国人の入場を容認する方向を打ち出した。今後、大型IRの整備が加速するとみられる。

ベトナム カジノを含む統合型リゾート(IR)開発計画:

現在、ベトナムには、8つのディーラーカジノを備えるカジノ施設(統合型リゾート)が稼働中。

このうち、東南部のバリア=ブンタウ省(Ba Ria-Vung Tau)におけるThe Ho Tram Strip(カナダのAsian Coast Developmentの現地子会社Ho Tram Project Company運営)は、最終投資計画40億ドルの大型の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)。
The Grand Ho Tram Stripは、The Ho Tram Stripの第一期として、2013年7月に開業。The Grand Ho Tram Stripは、発表済みの計画を合わせると、投資額が10億ドル、ホテルは1,100室となる。

ベトナム政府は、The Ho Tram Stripに続き、3つの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)の開発を進める方針。

2016年4月、南中部のクアンナム省(Quang Nam)においてNam Hoi An Casino Resort Projectが着工。
合計投資額40億ドル。第一フェーズは、160haの土地に、5億ドルの投資となる。
開発者は、周大福(香港を拠点にするコングロマリット。不動産開発、ホテル、カジノ、交通、宝飾品、港湾、通信事業)、マカオのジャンケット大手Suncity、ベトナムの投資会社VinaCapitalグループ。

これに加え、東北部クアンニン省(Quang Ninh)、メコンデルタのキエンザン省(Tỉnh Kiên Giang province)フーコック島における計画がある。

カジノIRジャパン関連記事:
ベトナム:20日、カジノ法が公表 内国人のカジノ入場容認 3年間パイロット 大型IR整備促進
ベトナム:カジノ法制ドラフト 7年の作業を経て政府に提出 大型IR整備に規制緩和
香港・新世界発展(周大福グループ)、多角化手探り カジノ参入=日本経済新聞
ベトナム:The Grand Ho Tram Strip 拡張計画 合計投資額10億ドル、ホテル1,100室へ
ベトナム:Nam Hoi An Casino Resort Project 40億ドル計画 4月23日より着工
ベトナム:ダナン市 クルーズ船の寄港中のカジノ運営を容認へ インバウンド促進策
ベトナム:IR市場テコ入れへ 3つの大型IR追加、投資要件緩和、内国人の入場を限定許可
ベトナム:現地メディアが内国人カジノ利用解禁を支持 有意な「社会ベネフィット>社会コスト」
ベトナム:カジノ市場の規模(2014年)は約6,200万ドル(74億円) 外国人専用ではIRの投資回収は厳しい
ベトナム:クアンナム省の$40億ドルのIR計画 周大福が主体で再スタート
ベトナム:首相がフーコック島のIR計画を承認 想定事業規模は約5000億円

カジノIRジャパン

該当記事

Billionaire Developer Rides Vietnam Gambling Trend With Casino
記事へのリンク

Bloomberg


ご要望お問合わせ

NEWS&TOPICSNEWS&TOPICS
法案NOW
IR関連法案 最新記事
IR資料室
JGC2017

カジノ関連団体のご紹介
業界関連団体のご紹介
地方誘致団体のご紹介


トップへ戻る
ご利用規約 | お問い合わせ
Copyrights© Casino IR Japan All Rights Reserved.