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米国:Caesars Entertainment Corp 2017年度1Q業績 5億ドル赤字 経常収支均衡 CEOC再連結へ

2017-05-03

【海外ニュース】

5日2日、Caesars Entertainment Corporation(CEC、NASDAQ上場)が2017年度1Q実績を発表。

2017年度1Qの株主帰属当期損益は、$546mnの赤字。
赤字の主因は、営業子会社Caesars Entertainment Operating Company(CEOC)のリストラ費用。
CEOCは、2015年1月15日に破産再生申請(Chapter11)させ、非連結化した(現在でも株式のマジョリティを所有)。

現在、経常収支(営業利益から利払い費を控除)は、ほぼ収支均衡レベル。

現在、CEC連結は米国内に12施設、CEOCは主として米国に20施設ほどを所有(カジノを含む施設)。
3Q後半には、CEOCがリストラを集結し、連結対象に復帰する見通し。

2017年度1Q業績(1-3月):
・売上高$963mn、YoY1%増、調整後EBITDAは$274mn、YoY5%増、営業利益$158mn、YoY80%増、株主帰属当期損益$546mnの赤字(前年同期$308mnの赤字)
・営業利益が$158mnに対して、利払い費用は$147mn。経常収支は、ほぼ収支均衡
・CEOCのリストラ費用を$463mn計上

2016年度業績(1-12月):
・売上高$3,877mn、YoY3%増、調整後EBITDAは$1,070mn、YoY9%増、営業利益$257mn、YoY24%減、株主帰属当期損益$3,569mnの赤字(前期$6,005mnの黒字)
・特別損失$5,758mnを計上。主に、CEOCのリストラ関連費
・特別利益$3,380mnを計上。主に、ソーシャルモバイルゲーム事業(CIE傘下のPlaytika Ltd.)の売却益
・前期には、特別利益$6,115mnを計上。主に、CEOCの非連結化に伴う一時的な会計調整利益

2017年3月末の財政状況:
・ネット有利子負債は$5,289mn
-現金および現金等価物は$1,454mn、有利子負債は$6,743mn

Caesars Entertainment Operating Companyの経営再編計画(Chapter11)

2017年1月17日、Caesars Entertainment Corp(CEC)、Caesars Entertainment Operatng Company(CEOC。CECの子会社。2015年1月にChapter11申請)、およびCEOCの債権者は、米国破産裁判所より再建計画の承認を得た。
2017年には、裁判所の監督のもと、CEOC再建計画が進展する。2017年3Q後半には、CEOCは、破産状態から回復する見通し。

2015年1月、Caesars Entertainment Corp(CEC)の営業子会社Caesars Entertainment Operating Company(CEOC)は、破産再生申請(Chapter11)した。申請時には、180億ドルの負債を抱えていた。
その時点から、CECはCEOCを非連結化(現在も株式のマジョリティを所有)。

CEOC再建計画は、Caesars Entertainment Corp(CEC)が中心となり策定。
ポイントは、
1)CEOC債権者は、債務180億ドルのうち、100億ドル相当を減免
2)CEOCはプロパティを新設REITに移転。CEOC債権者が、新設REITを所有
3)CECは、Caesars Acquisition Companyと合併予定
4)CECは、CEOC株式のマジョリティを維持
5)CEOC債権者は、新生CECの主要株主となる

新生CECの主要株主は、CEOC債権者(70%所有)、Apollo Global ManagementとTPG Capital(16%所有)。

CEOC再建計画前には、Apollo Global Management, TPG Capitalは、CECの約60%、Caesars Acquisition Companyの約65%を所有(持ち株会社Hamlet Holdingsを経由)。

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