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マカオ:Melco Resorts 新規ホテル「モーフィアス」開業。COD第3期~CEO日本参入アピール

2018-06-16

【海外ニュース】


(写真)モーフィアス開業セレモニー。ローレンス・ホーCEOに加え、崔世安・マカオ特別行政区行政長官など行政トップが列席

6月15日、Melco Resorts & Entertainmentは、マカオのCity of Dreams内に、ラグジュアリータワーホテル「モーフィアス」が開業した。

「モーフィアス」の総開発費は、11億米ドル。デザインコンセプトから開業までに要した期間は、約6年。
特徴は、世界初の自由造形による外骨格鉄骨構造の高層建築であり、故ザハ・ハディド女史が設計を担当した。

ホテルの設備概要は、客室が合計772室(スイートルーム、ヴィラ含む)、エグゼクティブラウンジ、地上130メートルにあるスカイプールの他、最先端の世界的なブランドを集めたショッピングエリア、屋内スパバトラーサービスに加え、最上階にはVIPゲーミングルームおよびVIP向けヴィラを完備。

「モーフィアス」は、City of Dreamsにおける4つ目のホテルとなる。
Melco Resorts & Entertainmentは、「モーフィアス」の開業をCity of Dreamsの第三期、そして、リブランディングと位置付ける。

また、ローレンス・ホーCEOは、記者会見、開業セレモニーで、日本参入への期待を常にアピールした。

Melco Resorts 2018年度1Q業績 営業利益2.2億ドル, YoY40%増~マカオ好調。日本フォーカス

5月3日、Melco Resorts & Entertainment(MLCO、米国NASDAQ上場)が2018年度1Q実績を発表。

営業利益は、$221mn、YoY40%増。

マカオ市場の好調を映し、収益柱であるマカオ・コタイIR2施設(City of Dreams, Studio City))が拡大。
フィリピンのCity of Dreams Manilaも順調。

ローレンス・ホーCEOの主なコメント:
・マカオ市場を楽観視。港珠澳大橋、コタイ地区の新規IR群が貢献
・現在、開発中プロジェクトは、Morpheusのみ(5番目のホテルタワー780室、2018年前半開業予定)
・Studio CityのフェーズⅡを検討中。マカオ政府は、土地コンセション契約の改定に応じ、Studio Cityの開発期間を2021年7月まで延長
・日本は、コアフォーカス。年後半のIR実施法案の成立を視野

2018年度1Q業績(1-3月) $=米国ドル:
・売上高$1,313mn、YoY3%増、調整後EBITDAは$380mn、YoY19%増、営業利益$221mn、YoY40%増、株主帰属当期利益$157mn、YoY38%増
・プロパティ別の営業利益
 -Altira Macau=$13mn(前年同期は$2mnの赤字)
 -Mocha=$5mn、YoY9%増
 -City of Dreams=$162mn、YoY1%減
 -Studio City=$63mn、YoY2.9倍
 -City of Dreams Manila=$28mn、YoY20%増

ゲーミング・コンセッションは2022年までに満期。2017年から早期償還オプション。政府対応に注目

マカオでは、6事業者(中国系3社、米国系3社)がゲーミング・コンセッション(サブ・コンセッションを含む)を所有しており、それらは2020-2022年に満期を迎える。
また、マカオ政府は2017年より、コンセッションを早期償還できる権利を得る(政府は早期償還権を行使する場合、1年以上前にノーティスする必要がある)。

仮に、コンセッションが維持されない場合、事業者は、営業権を失い、さらに、すべての設備を対価なしに、マカオ政府に移管することが義務付けられている。
各社にとり、コンセッションの喪失は、事実上、マカオ事業すべての喪失を意味する。

現在、マカオ政府は、満期後の対応について、検討を進めている。

2017年5~7月にかけて、政府高官がコンセッション満期について相次いで発言。ポイントは、
・政府は、すべての実行可能な方向性を検討
・コンセッション満期は、最大5年間の延長が可能
・満期後は、新規コンセッション付与プロセスが必要であり、”新たな入札”も選択肢

このうち、”新たな入札”発言は、6事業者に激震を与えた。
それまで、政府関係者は、”更新(Renewal)”と表現し、6事業者はそこに満期後も現状維持のニュアンスを感じ取っていた。
しかし、政府が”新たな入札”と表現したことで、事業者再募集・選定、入れ替えのニュアンスを読み取ったわけだ。

図表:マカオ カジノ運営6事業者のコンセッション満期日

コンセッション満期日 事業者 証券取引所 カジノ施設数 獲得順
2020年3月31日 SJM Holdings 香港証券取引所 21
2020年3月31日 MGM China 香港証券取引所 5(サブ)
2022年6月26日 Wynn Macau 香港証券取引所
2022年6月26日 Galaxy Entertainment 香港証券取引所
2022年6月26日 Sands China 香港証券取引所 4(サブ)
2022年6月26日 Melco Resorts & Entertainment NASDAQ 6(サブ)

注1:カジノ施設数は2017年3月末時点
注2:(サブ)はサブコンセッション。Sands ChinaはGalaxy Entertainmentより、MGM ChinaはSJM Holdingsより、Melco Resorts & EntertainmentはWynn Macauより取得
 
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