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Melco Resorts 18年度2Q業績 営利1.1億ドル, YoY7%減、運要素と開業費。日本コア注力分野

2018-08-08

【海外ニュース】

7月24日、Melco Resorts & Entertainment(MLCO、米国NASDAQ上場)が2018年度2Q実績を発表。

営業利益は、2Q(4-6月)は$118mn、YoY7%減、2Q累計(1-6月)は$339mn、YoY19%増。

2Q(4-6月)は、フィリピンのCity of Dreams Manilaは大幅増益を確保したが、旗艦であるマカオ・コタイ地区の二施設、City of DreamsおよびStudio Cityともに減益となった。

City of Dreamsでは、Morpheus開業に伴う開業費用が発生。また、City of Dreams、Studio Cityとも、VIPプログラムの運要素がネガティブに作用(Hold Rate悪化)。

ローレンス・ホーCEOの日本に関するコメント:
「日本は、引き続き、我々のコアフォーカス。我々は、日本において、次世代型IR開発の機会を得て、観光産業拡大に寄与できることを期待する。我々の強みは、アジア・プレミアム顧客層、ワールドクラスのエンタテインメント、ソーシャルセーフガード、法令順守、そして、日本のローカルパートナーとなる決意、など。我々は、日本におけるIR開発機会の獲得レースにおいて、良いポジションに位置する。」

2018年度2Q業績(4-6月) $=米国ドル:
・売上高$1,229mn、YoY5%減、調整後EBITDAは$322mn、YoY10%増、営業利益$118mn、YoY7%減、株主帰属当期利益$57mn、YoY57%増
・プロパティ別の営業利益
 -Altira Macau=$14mn(前年同期は$1mnの赤字)
 -Mocha=$3mn、YoY11%減
 -City of Dreams=$96mn、YoY25%減
 -Studio City=$27mn、YoY11%減(Melco株式所有率は、60%)
 -City of Dreams Manila=$44mn、YoY64%増

2018年度2Q累計業績(1-6月) $=米国ドル:
・売上高$2,542mn、YoY1%減、調整後EBITDAは$703mn、YoY14%増、営業利益$339mn、YoY19%増、株主帰属当期利益$150mn、YoY43%増
・プロパティ別の営業利益
 -Altira Macau=$26mn(前年同期は$2mnの赤字)
 -Mocha=$8mn、YoY1%減
 -City of Dreams=$258mn、YoY12%減
 -Studio City=$89mn、YoY74%増(Melco株式所有率は、60%)
 -City of Dreams Manila=$72mn、YoY44%増

政府 ゲーミング・コンセッション満期後方針で法改正の提案精査中。”新たな入札”不可避

図表の通り、マカオでは、6社(中国系3社、米国系3社)がゲーミング・コンセッション(サブ・コンセッションを含む)を所有しており、それぞれ、2020~2022年に満期を迎える。
マカオでは、コンセッション保有者のみが、カジノ運営を許可される。コンセッションは、大きな権益であり、6社の企業価値を支える原動力である。

現行コンセッション満期後の焦点は、現有6社の事業継続(現行コンセッション継続)の可否、新規参入(新規コンセッション発給)の有無、など。
6社は、ゲーミング・コンセッションを喪失した場合、実質上、ほとんどの事業を失うことになる。

現在、マカオ政府は、満期後の対応の検討を進めており、2018年後半に、満期後の方針の詳細をアップデイトする方針。
マカオ政府は、アカデミックに対して、ゲーミング・セクター長期ビジョン(2020-2030年)に関する二つのスタディを発注済みで、それらは2018年3Qに完成予定。そのスタディは、適正なゲーミング・ライセンス数に関する考察を含む。

ゲーミング・コンセッションに関して、現行ゲーミング関連法、契約(政府-事業者)が規定するポイントは以下の通り。
・現行ゲーミング・コンセッション満期後、新規のコンセッションは、入札プロセス(Bidding, Public Tender)を通じて、付与されなければならない
(現行コンセッションについて、満期後に”更新”の概念はない)
・現行ゲーミング・コンセッションは、最大5年間の延長が可能
・政府は、2017年より、現行ゲーミング・コンセッションを早期償還できる権利を持つ
(政府は早期償還権を行使する場合、1年以上前にノーティスする必要がある)。
・現行ゲーミング・コンセッション保有者は、それを喪失した場合、カジノ施設(関連施設)を、対価なしに、マカオ政府に移管する義務

2017年央、政府高官は、初めて、”新たな入札(New Tender)”という表現を用いた。その発言は、現コンセッション保有6事業者に激震を与えた。
それまで、政府関係者は、”更新(Renewal)”と表現し、6事業者はそこに満期後も現状維持のニュアンスを感じ取っていた。
政府が”新たな入札”と表現したことで、事業者再募集・選定、入れ替えのニュアンスを読み取ったわけだ。

図表:マカオ カジノ運営6事業者のコンセッション満期日

コンセッション満期日 事業者 証券取引所 カジノ施設数 獲得順
2020年3月31日 SJM Holdings 香港証券取引所 22
2020年3月31日 MGM China 香港証券取引所 5(サブ)
2022年6月26日 Wynn Macau 香港証券取引所
2022年6月26日 Galaxy Entertainment 香港証券取引所
2022年6月26日 Sands China 香港証券取引所 4(サブ)
2022年6月26日 Melco Resorts & Entertainment NASDAQ 6(サブ)

注1:カジノ施設数は2018年6月末時点
注2:(サブ)はサブコンセッション。Sands ChinaはGalaxy Entertainmentより、MGM ChinaはSJM Holdingsより、Melco Resorts & EntertainmentはWynn Macauより取得
 
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