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ユニバーサルE 18年度3Q業績 Okada Manila 売上高122億円, QoQフラット。10月実績開示

2018-11-14

【海外ニュース】

11月9日、ユニバーサルエンターテインメントは、2018年12月期3Q(7-9月)業績を発表。

フィリピンのIRであるOkada Manilaの業績が開示された。
2018年7-9月業績は、売上高12,187百万円、営業損失1,737百万円。
売上高、営業損失とも、前四半期と同レベル。

会社は、2Q(4-6)には大手ジャンケットの開業特需があり、それを除けば、業容は順調に拡大していると説明。

11月13日、ユニバーサルエンターテインメントは、Okada Manilaの月次カジノ部門営業実績を公表(通貨:PHP, フィリピンペソ)。
10月のカジノ部門の総売上高PHP2,676mn、調整後EBITDAはPHP371mn。
3Q(7-9月)は、カジノ部門の総売上高PHP6,907mn、調整後EBITDAはPHP555mnであり、月平均はそれぞれPHP2,302mn、PHP185mnであった。

フィリピン マニラ首都圏 国際IR Oakda Manila 概要

ユニバーサルエンターテインメント カジノリゾート事業セグメント(≒Okada Manila)業績動向
・2018年7-9月:売上高12,187百万円、調整後EBITDA 1,081百万円、営業損失1,737百万円
・2018年4-6月:売上高12,741百万円、調整後EBITDA 269百万円、営業損失1,611百万円
・2018年1-3月:売上高8,898百万円、調整後EBITDA 20百万円、営業損失1,409百万円
・2017年10-12月:売上高7,162百万円、営業損失1,959百万円
・2017年4-9月:売上高8,889百万円、営業損失7,064百万円

Okada Manila 施設概要
・全4期構成 完成は2019年末を想定 総投資額は40億米ドル、用地面積44ha 
<第1期>
・2016年12月にソフトオープン、2018年早々にグランドオープン
・投資額24億米ドル、用地面積22ha(全体44ha)
・従業員数 8000名以上
・施設概要
-カジノフロア 26,410㎡(テーブル500台、電子ゲーム3,000台)
-ホテル 993室、エンタテインメントスペース8,361㎡
-ビーチ/ナイトクラブThe Cove(4,500人収容)
-ショッピングモール8,409㎡(50店舗)、飲食21店舗

 

ユニバーサルE 株主還元再開へ~海外IR事業開花。Wynn和解, Okada Manila拡大&上場計画

10月3日、ユニバーサルエンターテインメントは、株主還元を再開する方針を明らかとした。

同社は、Wynn Resorts社との紛争、Okada Manilaへの先行投資と先行き不透明、そして、パチスロ事業環境の激変を背景に、無配を継続してきた経緯がある。

ここにきて株主還元を実施する方針とした背景は、Wynn Resorts社との和解および和解金の取得、Okada Manilaの稼働と上場計画である。
長年にわたり、粘り強く取り組んできた海外IR事業が、先行投資期から実を結ぶ時期に入ってきた。

株主還元の手段には、復配、自社株買いがあるが、具体的な施策(手法や量)は今後検討する方針。

なお、同社は、自社株買いをしにくい状況にある。市場からの自社株買いは、紛争相手である岡田和生氏と関係が深い、岡田HDの議決権比率を増すため。

ユニバーサルエンターテインメントの最大かつ支配株主は、岡田HD(ユニバーサルエンターテインメント株式の約68%を所有)である。
岡田HDは、岡田家の資産管理会社である(株式所有:岡田和生氏=46.4%所有、長男=41.5%、長女=9.8%)。
現在のところ、岡田和生氏の長男が、岡田HDの経営権、および、保有するユニバーサルエンターテインメント株式の議決権をコントロールする。
しかし、岡田和生氏が、岡田HDの経営権を取り戻せば、保有するユニバーサルエンターテインメント株式の議決権も取り戻すことになる。
岡田和生氏の追放の背景は、岡田HDの意思決定における長男と長女の造反であった。

Okada Manila
運営子会社:Tiger Resorts Leisure and Entertainment=ユニバーサルEが株式の99.9%を間接所有

杉山社長「100%日本資本。日本に非常に興味。日本支店で調査」@ツーリズムEXPOジャパン

・9月20-23日、Okada Manilaは、ツーリズムEXPOジャパン(東京ビックサイト)に出展
・9月20日、Okada Manilaは、同社内ブースにて、プレゼンテーションを実施
・杉山健児氏(代表取締役社長)、アントニオ・コファンコ氏(取締役副議長)がプレゼンテーション
「当社は100%日本資本。日本IRの事業機会に非常に興味。日本支店(9月19日の設立を発表)を通じて、日本が求めることをスタディ」
・Okada Manilaの日本パブリック向け露出は初めて

ユニバーサルE Tiger Resorts(比 Okada Manila運営)日本支店開設~日本IR調査、顧客誘客

・9月19日、ユニバーサルエンターテインメントは、Tiger Resorts Leisure and Entertainment(フィリピンOkada Manila運営子会社)が、日本支店を開設すると発表
・法人名は「タイガー リゾート レジャー アンド エンターテインメント インク日本支店」(所在地はユニバーサルエンターテインメントと同じ)
・日本支店開設の目的は、日本IR事業機会の調査、OkadaManilaへの営業窓口(顧客誘致、マーケティング)
・ユニバーサルEは、フィリピンIR事業を、2019年にも株式公開させる方針。エクイティストーリーの一環としての狙いもあろう

ユニバーサルE フィリピン上場会社取得 同国IR事業(Okada Manila)の裏口上場に向け

・9月11日、ユニバーサルエンターテインメントは、フィリピン証券取引所に上場するAsiabest Group International社を買収したと発表
・Asiabest Group International社は、不動産投資業であるが、長期にわたり事業を行っていない
・株式の66.6%相当、約6.5フィリピンペソ(約13.5億円)で取得
・今後、TOB(株式公開買い付け)を通じ、Asiabest Group International社を100%子会社化する方針。
・その後、Okada Manilaを、Asiabest Group International社の所有下に移す方針(バックドアリスティング)
・ユニバーサルEは、フィリピンIR事業を、2019年に株式公開させる方針。ただし、上場はゲーミング規制当局(PAGCOR)の承認が前提

ユニバーサルエンターテインメント、Wynn Resorts社との和解

2018年3月9日、ユニバーサルエンターテインメントは、Wynn Resorts社との訴訟についての和解を発表。

Wynn Resorts社は、2018年3月末までに、ユニバーサルエンターテインメントに、Wynn Resorts社株の権利放棄対価として、26億3,200万ドルを支払った。一方、ユニバーサルエンターテインメントらは、Wynn Resorts社らへの訴訟を取り下げた。

2012年2月に、Wynn Resorts社が、一方的に、アルゼUSAが所有していたWynn Resorts株式(発行済株式数の19.6%)の強制ディスカウント償還(償還対価:額面19億ドル、金利2%、10年満期の約束手形)を実行。ユニバーサルエンターテインメントらは、その無効を主張していた

2018年4月2日、ユニバーサルエンターテインメントは以下を発表。
・Wynn Resorts社との協力関係。今後、フィリピンのOkada Manilaの運営に対し、ウィンリゾーツが人的資源の参加協力 
・Wynn Resorts社株式の権利放棄対価を活用し、海外私募債(Okada Manila開発に充当)13億ドル強の買戻し、期限前償還

ユニバーサルエンターテインメント、岡田和生氏の紛争~岡田和生氏の役職はく奪の経緯

2017年6月8日、ユニバーサルエンターテインメントは、重大なガバナンス違反(不正な資金流用の可能性)を理由に、取締役会長である岡田和生氏の権限を停止すると発表。併せて、外部弁護士で構成する特別調査委員会を設置すると発表。

6月16日、Okada Manila(運営子会社Tiger Resorts Leisure and Entertainment)は、岡田和生氏をボード議長から更迭すると発表。

6月29日、ユニバーサルエンターテインメントは、株主総会を開催し、岡田和生氏を会長職から更迭した。

ユニバーサルエンターテインメントは、岡田HDを支配株主とする(ユニバーサルエンターテインメント株式の約68%を所有)。
岡田HDは、岡田家の資産管理会社(株式所有:岡田和生氏=46.4%所有、長男=41.5%、長女=9.8%)。
岡田和生氏の追放の背景は、岡田HDの意思決定における長男と長女の造反。

以下は、岡田和生氏による主張(新潮社へのインタビュー。2017年12月14日, 20日配信)。
・ユニバーサルエンターテインメント社の現経営陣が岡田和生氏を更迭、提訴した主張は、事実に基づかない
・ユニバーサルエンターテインメント社の現経営陣は、1年ぐらいかけてクーデターを画策
・ユニバーサルエンターテインメント社の現経営陣は、岡田和生氏の長男と長女を説得し(岡田HDの議決権行使において、)、岡田和生氏を解任した
・現時点では、長男は雲隠れ中。岡田和生氏は、長女と和解したものの、長女の議決権は長男に30年間の信託契約が締結されていた
・岡田和生氏は、長女の議決権の長男への信託契約は無効と主張(無効の場合、岡田和生氏は、岡田HDの議決権の過半をコントロール)

一方、2018年4月2日、ユニバーサルエンターテインメントは、以下を発表。
・ネバダ地方裁判所において、岡田和生氏およびAruze Gaming America(岡田和生氏の所有下)を特許侵害で提訴
(5月14日、訴訟の対象の地域を、米国、マカオ、フィリピン、香港に拡大)
・「岡田会長を応援する会」と題するサイトの情報が虚偽であること

2018年5月下旬、フィリピン現地メディアによれば、フィリピンの検察当局は、元ユニバーサルエンターテインメント取締役会長の岡田和生氏に対する、詐欺および偽証の訴えを却下した。
訴えは、Okada Manilaの運営子会社Tiger Resorts Leisure and Entertainment(ユニバーサルエンターテインメントが株式の99.9%を間接所有)が、2018年1月に起こしたもの。
岡田和生氏は、検察当局の決定を歓迎。そのうえで、訴えは、ユニバーサルエンターテインメントの岡田和生氏の社会評価を低める戦略と主張。
一方、Tiger Resorts Leisure and Entertainmentは、検察当局に対して、担当検察官にバイアスがあり、公平な判断でないと主張する動議を提出。

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・ユニバーサルエンターテインメントと岡田和生氏との紛争
ユニバーサルE VS 岡田和生氏 経営権争奪戦 岡田氏、反撃。”犯罪問責なし。経営権取り戻す”
ユニバーサルE VS 岡田和生氏 経営権争奪戦 ユニバーサル 岡田氏の香港における逮捕を公表
ユニバーサル VS 岡田和生氏 フィリピン検察 ユニバーサルの訴え棄却。岡田氏に有利な判断
フィリピン:Okada Manila 岡田和生氏を刑事告訴~ ユニバーサル経営陣、岡田和生氏が徹底抗戦
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ユニバーサル(Okada Manila所有)と岡田和生氏 岡田氏の経営復帰の動きを巡る観測が交錯
ユニバーサル(Okada Manila所有) 特別調査委員会 前会長・岡田氏の不正認定 再発防止策
フィリピン:ユニバーサル OKADA MANILA 岡田和生氏 権限停止・議長更迭 ガバナンス違反
・ユニバーサルエンターテインメントとWynn Resortsとの紛争
ユニバーサルエンターテインメント Wynn Resortsとの和解効果 Okada Manila協力、私募債償還
ユニバーサルエンターテインメント Wynn Resorts社と和解 株式売却26億ドル、株価ストップ安
ユニバーサルエンターテインメント Wynn関係者との訴訟進捗~全面対決。4月16日にTrial開始
米国ネバダ州:Wynn Resorts, ユニバーサルE 株式強制償還に関する紛争は継続へ 2018年4月再開
ユニバーサルE Wynn Resortsとの紛争 ネバダ州裁判所が岡田氏を事情聴取に招聘(10月)
・ユニバーサルエンターテインメントとメディア(朝日新聞社、ロイター)との紛争
ユニバーサルエンタ-テインメントと朝日新聞社の紛争-控訴審 朝日新聞の賠償減額
ユニバーサルエンタテインメントと朝日新聞の紛争 - 東京地裁 朝日新聞に記事削除、賠償命令
ユニバーサルエンタテインメントとロイターの紛争 - 東京地裁がユニバーサルの訴えを棄却
ユニバーサルエンタテンメントとロイター:それぞれの発表(3月18日、19日)の対比
・ユニバーサルエンターテインメントと元従業員の紛争
ユニバーサルE 元従業員に対する訴訟の請求を放棄 Manila Bay Resorts開発に集中
 

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