【海外ニュース】
2月8日、香港メディアは、スタンレー・ホー氏(97)の健康状況が悪化、医療機関が緊急体制に入り、家族に招集をかけたと報じた。
これに対し、スタンレー・ホー氏の3番目の妻が、メディアに対応し、上記報道を否定。スタンレー・ホー氏の健康状況は良好であり、家族とのコミュニケーションも可能であると説明した。
スタンレー・ホー氏の存在は、マカオのカジノ業界および一族のパワー・バランスの均衡をとっていると言われる。
スタンレー・ホー氏は、複数の妻、17人の子供がいる。親族やパートナーには、数多くのマカオのカジノ業界における著名人物がいる。
例えば、
・アンジェラ・リョン氏(4番目の妻。SJM Holdingsの共同会長, 第二位株主)
・パンジー・ホー氏(娘。MGM chinaの共同創業者, 現大株主 / STDMの株主)
・デイジー・ホー氏(娘。SJM Holdingsの共同会長)
・ローレンス・ホー氏(息子。Melco Resorts&Entertainmentの創業者、CEO)
・アーノルド・ホー氏(アンジェラ・リョン氏の息子。Macau Theme Park and Resort)
なお、2018年、スタンレー・ホー氏自身は、SJM Holdingsの会長職を退任した。
1月23日、パンジー・ホー氏(スタンレー・ホー氏と第二夫人の長女)、ヘンリー・フォック基金(スタンレー・ホー氏の創業パートナー一族)は、SJM Holdingsの支配について協調することで合意したと発表。
パンジー・ホー氏が支配するShun Tak Holdings(香港上場。海運、資産管理業)が香港証券取引所にファイリングした。
両者は、合計で、SJM Holdingsの支配株主であるマカオ旅遊娯楽(STDM)の株式の53%を所有する。
内訳は、ヘンリー・フォック基金が26.6%、Shun Tak Holdingsが15.8%、パンジー・ホー氏が残り10.6%。
マカオ旅遊娯楽(STDM)は、SJM Holdingsの株式の54%を所有する。
この結果、アンジェラ・リョン氏(スタンレー・ホー氏の第四夫人)の影響力が相対的に希薄化した。アンジェラ・リョン氏は、SJM Holdingsの共同会長であり、SJM Holdingsの株式の8.6%を所有する。
2018年6月12日の株主総会で、スタンレー・ホー氏(当時96歳)が、経営トップ(会長、エグゼクティブダイレクター)を辞任、新設された名誉会長のポストに就いた。
スタンレー・ホー氏は、パートナーとともに、1960年代初めにマカオのカジノ経営権を獲得。その後、2002年の市場開放まで市場を独占した。
SJM Holdingsの経営トップについては、デイジー・ホー氏(53歳)が会長兼エグゼクティブダイレクター職を継承。
ティモシー・フォック氏、アンジェラ・リョン氏が共同会長兼エグゼクティブダイレクターに、アンブロース・ソー氏が副会長兼エグゼクティブダイレクター兼CEOに就任。
デイジー・ホー氏(53歳)、ティモシー・フォック氏、アンジェラ・リョン氏の3会長体制となった。
デイジー・ホー氏は、スタンレー・ホー氏の第二夫人の次女。
ティモシーフォック氏は、スタンレー・ホー氏の創業パートナーの子息。
アンジェラ・リョン氏は、スタンレー・ホー氏の第四夫人。
現在のマカオのカジノ・コンセッション6社のうち、SJM Holdings、Melco Resorts & Entertainmentは、スタンレーホー氏のファミリーの支配下にある。Melco Resorts & Entertainmentの最大株主は第二夫人の令息であるローレンス・ホー氏。
また、MGM Chinaの創業パートナーであり、第二株主は、パンジー・ホー氏。
MGM Chinaは、当初は、パンジー・ホー氏とMGM Resorts Internationalがイーコールパートナーシップであった。その後、MGM Resorts Internationalが株式を買い増し、株式の56%を所有。現在のパンジー・ホー氏の株式所有は22.49%。
1月16日、マカオ経済財政庁Lionel Leong長官は、記者会見にて、ゲーミング・コンセッション満期後(2020-2022年)の方針について、「依然として分析中」「民間からのさまざまな意見を聴取中」と回答。
マカオ政府は、アカデミック(University Of Macau, Macau university of Sciense and Technology)に対し、二つのスタディ(ゲーミング・セクター長期ビジョン 2020-2030年)を発注済み。
それらスタディは、当初2018年3Qに完成予定であったが、2019年1月現在、いまだ完成に至っていない状況。
政府のゲーミング・コンセッション満期後(2020-2022年)の対応は、カジノ業界の最大の関心事。業界は、今後もマカオ政府の一挙手一投足に注目することになる。
2018年11月15日、崔世安(Fernando Chui Sai On)・マカオ特別行政区行政長官が、2019年の政策発表演説を実施。
ゲーミング・コンセッション満期に伴うプロセスについて、明確な方針は示されなかった。
演説および関連カンファレンスを通じて、崔世安氏が残した関連コメントは、
「2020年、2022年のゲーミング・コンセッション満期を考慮し、行政は検討を進め、コミュニティの意見を集約中」
「2022年の満期前に、行政は、”入札プロセス(Tender process)”を実施する」
「2020年に満期となるゲーミング・コンセッション(SJM Holdings, MGM China)について、行政は対応を検討中」
「行政は、本件について、オープン、透明に民間への情報提供を行う方針」
2017年の政策発表演説において、崔世安氏は以下を発言した経緯がある。
「2018年央は、ゲーミング・コンセッション満期に伴うプロセスに向き合う適切なタイミング」
「政府は、アカデミックに対して、ゲーミング・セクター長期ビジョン(2020-2030年)に関する二つのスタディを発注済みであり、2018年3Qに完成予定」
11月15日の崔世安氏の発言から読み取れる先行きに関する情報は、”2022年前に新たな入札を実施”であろう。すなわち、現行コンセッションの”自動更新はない”、”最大5年間の延長オプション行使なし”である。
なお、2020年に先行満期となる2社(SJM Holdings, MGM China)は、2年間の延長(他4社とタイミングを合わせる名目)を要請している。
図表の通り、マカオでは、6社(中国系3社、米国系3社)がゲーミング・コンセッション(サブ・コンセッションを含む)を所有しており、それぞれ、2020~2022年に満期を迎える。
マカオでは、コンセッション保有者(または、コンセッション保有者とサービスアグリーメントを締結した事業者)のみが、カジノ運営を許可される。コンセッションは、大きな権益であり、6社の企業価値を支える原動力である。
現行コンセッション満期後の焦点は、現有6社の事業継続の可否、新規参入の有無、など。
6社は、ゲーミング・コンセッションを喪失した場合、実質上、ほとんどの事業を失うことになる。
マカオ経済財政庁Lionel Leong長官のこれまでの発言は以下の通り。
「現行ゲーミング・コンセッション満期後、新たなコンセッションは、入札プロセス(Bidding, Public Tender)を通じて、付与されなければならない」
「新しい入札を実施するためには、ゲーミング関連法の改正が必要となる」
「現在、ゲーミング関連法改正に向けて、政府内で、予備提案を精査中」
ゲーミング・コンセッションに関して、現行法、契約(政府-事業者)が規定するポイントは以下の通り。
・現行コンセッション満期後、新規コンセッションは、入札プロセス(Bidding, Public Tender)を通じて付与
(現行コンセッションついて、満期後に”更新”の概念ではない)
・現行ゲーミング・コンセッションは、最大5年間の延長が可能
・政府は、2017年より、現行ゲーミング・コンセッションを早期償還できる権利を持つ
(政府は早期償還権を行使する場合、1年以上前にノーティスする必要がある)。
・現行ゲーミング・コンセッション保有者は、それを喪失した場合、カジノ施設(関連施設)を、対価なしに、マカオ政府に移管する義務
2017年央、政府高官は、初めて、”新たな入札(New Tender)”という表現を用いた。その発言は、現コンセッション保有6事業者に激震を与えた。
それまで、政府関係者は、”更新(Renewal)”と表現し、6事業者はそこに満期後も現状維持のニュアンスを感じ取っていた。
政府が”新たな入札”と表現したことで、事業者再募集・選定、入れ替えのニュアンスを読み取ったわけだ。
図表:マカオ カジノ運営6事業者のコンセッション満期日
コンセッション満期日 | 事業者 | 証券取引所 | カジノ施設数 | 獲得順 |
---|---|---|---|---|
2020年3月31日 | SJM Holdings | 香港証券取引所 | 22 | 1 |
2020年3月31日 | MGM China | 香港証券取引所 | 2 | 5(サブ) |
2022年6月26日 | Wynn Macau | 香港証券取引所 | 2 | 2 |
2022年6月26日 | Galaxy Entertainment | 香港証券取引所 | 6 | 3 |
2022年6月26日 | Sands China | 香港証券取引所 | 5 | 4(サブ) |
2022年6月26日 | Melco Resorts & Entertainment | NASDAQ | 4 | 6(サブ) |
注1:カジノ施設数は2018年6月末時点
注2:(サブ)はサブコンセッション。Sands ChinaはGalaxy Entertainmentより、MGM ChinaはSJM Holdingsより、Melco Resorts & EntertainmentはWynn Macauより取得
2月1日、マカオのゲーミング規制当局(Gaming Inspection and Coordination Bureau, DICJ)は、1月のカジノ市場(GGR)を発表。
カジノ市場(GGR)は、1月単月はMOP24,942mn, YoY5.0%減(約3,380億円)。2016年8月以来の前年同月割れとなった。
マカオ市場は、2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続の前年同月比マイナスが続いた後、2016年9月から2018年12月まで29ヵ月連続で前年比プラスを確保した。
前年のバーの高まる中、中国経済の先行き不安が、1月1日から導入されたカジノフロア内全面禁煙(VIPルームも禁煙に)などが影響したと考えられる。
マカオ:中国の高額消費が減速。米中関係を背景に景気懸念~カジノ市場への影響注目
マカオ政府は、マカオをカジノ中心から世界的な観光デスティネーションに変貌させるべく大胆な施策を進めてきた。
その中心は、コタイ地区の大型IR群、および、交通インフラの拡充である。
足元では、VIP、マスともに増勢。市場構成比は、4Q(10-12月)には、VIP部門53%、マス部門47%であった。
コンセッション6事業者のEBITDAの構成比は、VIP部門が約3割、マス部門が7割。VIP部門は、キャッシュバック・リベート(仲介業者、プレイヤー)の負担が大きく、GGRに対する利益率が低い。
マカオ カジノ市場の暦年の動向
・2014年=カジノ市場はMOP351,521mn, YoY2.6%減 2016年以降の前年比のプラス要素、マイナス要素 |
2019年1月8日、マカオ政府は、LRT(light rail transit)タイパ-コタイ区間が2019年後半に開業すると発表。
LRT(light rail transit)タイパ-コタイ区間は、全長9.3Km、11の駅で構成し、コタイ地区のIR群、マカオ国際空港、タイパフェリーターミナルを結ぶ。
同区間の工事は、2012年に開始し、当初、2016年に開業する計画であったが、約3年の遅れとなった。現在、同区間は、運航テスト中のステイタス。
なお、政府は、LRTのマカオ半島との接続を2024年までに実現したい意向。
2018年10月24日に、港珠澳大橋(Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge, HKZM)が開通。
港珠澳大橋は、全長55Km(主体部分36Km)と世界最長の海上橋であり、香港、珠海、マカオを結ぶ。工費は、全体で約1兆6,000億円、メイン区間は約8,000億円。
港珠澳大橋が開通後、各政府は、車両、乗客の越境に関する行政サービスについて、24時間運用体制を整備。
港珠澳大橋は、香港、香港国際空港から珠海市、マカオへの移動を大きく改善する。港珠澳大橋は、香港-マカオ間の移動を30~45分(橋の走行時間)に短縮する見込み。
現在、香港からマカオへの移動は、実際上、海路(高速フェリー:海上の移動時間は1時間強)に限定される。
複数のバス事業者が、香港-マカオ間へのシャトルサービスを実施。それらは、マカオ側では、半島やコタイIR群をカバーする。
香港からマカオ間の片道のバス料金は、当初、HK$160~190に設定された。おおむね、フェリーと同様のレベル。
また、港珠澳大橋のマカオ側のチェックポイントでは、IR事業者の共同シャトルバスがチェックポイントから二つのフェリー乗り場を結ぶ(フェリー乗り場からは各社のシャトル)。
マカオのホスピタリティ関係者(観光、MICE、ゲーミング)は、港珠澳大橋は、マカオの都市としてのプレゼンスを一変させ、新たなフェーズに高めると期待。とくに、MICE市場を発展させるとの見解。
専門家は、港珠澳大橋は、2022年には年間500万人前後を輸送し、訪問者拡大に大きく貢献すると予想。
マカオの訪問者数は、2017年は年間3,260万人。うち、アクセス経路別には、陸上路が57%、海上路が34%(1,124万人)、空路が8%であった。
港珠澳大橋は、海上路に依拠するトラフィック、すなわち、香港、香港国際空港からの訪問拡大に寄与しよう。
コタイ地区では、2007年8月のThe Venetian Macao開業から2018年2月のThe Parisian Macaoまで、10の大型IRが開業した。
現時点で具体化している新規開発計画(新規土地利用)は、Grand Lisboa Palace、Galaxy Macau第3期&4期。
Grand Lisboa Palaceの開業により、コンセッション6社すべてがコタイ地区に進出することになる。
Grand Lisboa Palace(SJM Holdings)
・建設作業は、2014年2月に開始
・2018年末の建設作業の完了、2019年後半の開業を目指す。
<施設概要>
・総開発費=360億香港ドル(約5,040億円)
・延べ床面積=約52万㎡(加えて、駐車エリアは約7.7万㎡)
・ホテル=合計2,000室(Grand Lisboa Palace, Palazzo Versace, Karl Lagerfeld)
・MICE、飲食、ショッピング、カジノなど
Galaxy Macau 第3期&4期(Galaxy Entertainment Group)
・近く正式計画を公表へ
<施設概要>
・開発費=430億香港ドル以上(約6,020億円以上)
・延べ床面積=100万㎡レベルを想定
・ホテル=約4,500室
・MICEは3,700㎡、アリーナ16,000席、飲食、カジノなど
・ファミリー・エンタテインメント、MICEを強調
今後、Studio CityのフェーズⅡが具体化する見通し。
Studio Cityは、Studio City International Holdingsを運営会社とする。
Studio City International Holdingsの株主構成は、Melco Resorts & Entertainmentが60%、残り40%はファンド運営会社のSilver Point Capital、Oaktree Capital Managementが所有(エンティティ”New Cotai”経由)。
Melcoは2011年に$360mn(約430億円)を投じ、株式60%相当を買い取った。
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マカオ:カジノ市場 1月YoY5%減。2016年8月以来の前年割れ~経済不安, 全面禁煙
マカオ:2018年10-12月 市場詳細統計 マスがYoY16%増と牽引, 構成比VIP53%:マス47%
マカオ:カジノ市場 12月YoY16.6%増, 経済不安のなか持ち直し 2018年間YoY14.0%増
マカオ:カジノ市場 11月YoY8.5%増 中国経済不安の中、持ち直し。28ヵ月連続成長
マカオ:中国の高額消費が減速。米中関係を背景に景気懸念~カジノ市場への影響注目
マカオ:カジノ市場 10月YoY2.6%増。単月過去最高。伸び率は中国経済不安が影響し低位
マカオ:2018年7-9月 市場詳細統計 YoY10%増, マスが牽引19%増。VIP54%:マス46%
マカオ:カジノ市場 9月YoY2.8%増。台風マンクット影響吸収し、26ヵ月連続プラス維持
マカオ:カジノ市場 8月YoY17.1%増、1-8月計YoY17.5%増 25ヵ月連続成長。総合観光拠点
マカオ:カジノ市場 7月YoY10.3%増、1-7月計YoY17.5%増 24ヵ月連続成長。総合観光拠点に
マカオ:2018年4-6月 市場詳細統計 YoY17%増。VIP、マスそれぞれ牽引 VIP56%:マス44%
マカオ:カジノ市場 6月YoY12.5%増、1-6月計YoY18.9%増 23ヵ月連続成長。成長軌道継続
マカオ:カジノ市場 5月YoY12%増、1-5月計YoY20%増 22ヵ月連続成長。成長軌道継続
マカオ:カジノ市場 4月YoY28%増、1-4月計YoY22%増 21ヵ月連続成長。勢いは継続
マカオ:2018年1-3月 市場詳細統計 YoY21%増。VIP、マスそれぞれ牽引 VIP56%:マス44%
マカオ:カジノ市場 3月YoY22%増 伸び率は20%台に復帰。2018年は10%台前半の成長予測
マカオ:カジノ市場 2月YoY6%増 旧正月含むも成長率低下。2018年は10%台前半の成長予測
マカオ:カジノ市場 1月YoY36%増、ペースアップ。18ヵ月連続成長 ~ 港珠澳大橋の開業に注目
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