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Landing Int’l 韓国済州島Jeju Shinhwa World 18年度業績 売上298億円, 損失100億円

2019-04-07

【海外ニュース】

3月31日、中国のLanding International Development(藍鼎国際、香港上場)は、2018年度業績を発表。

2018年度における外部売上高の100%が、韓国済州島における外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)Jeju Shinhwa World関連である。

2018年度(1-12月)業績~継続事業ベース:
・売上高HK$2,099mn,YoY2.5倍, 税引後損益HK$702mnの赤字(前期はHK$156mnの赤字)
・円換算は、売上高298億円, 税引後損益100億円の赤字
・部門別売上高は、ゲーミングHK$1,487mn、ノンゲーミングHK$253mn、プロパティセール(ヴィラなど)HK$341mn

開発事業:
<フィリピン>
・2018年4月、フィリピンマニラ首都圏パラニャーケ市より、エンタテインメントシティにおけるIR開発計画NayonLanding(総投資額15億米ドル、2022年前半に開業予定)の承認を得たと発表
・2018年7月、現地子会社Landing Resorts Philippines Developmentが、ゲーミング管理当局PAGCORからライセンスを取得したと発表
・一方、2018年1月、ロドリゴ・デュテルテ大統領がフィリピン国内のすべての新規IR計画の停止を表明
・2018年8月、ロドリゴ・デュテルテ大統領は、NayonLandingに係るリース契約を非承認。現在までフィリピン政府からの連絡なし
<日本>
・2018年5月、和歌山県統合型リゾート(IR)シンポジウムに来場し、自らの参画意欲をPR
・和歌山県IRには、30-40億ドル(3,000-4,000億円)を投資する考え

Yang Zhihui(仰智慧)会長の失踪と復帰:
・Yang Zhihui(仰智慧)会長は、2018年8月23日に失踪し、約3ヵ月後の11月26日に職務に復帰
・同社は、会長が失踪の間、中国政府の調査に協力していたと説明。
・会長は、Landing International Developmentの筆頭株主であり、発行済株式の50.48%株を所有する。

韓国済州島 外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)Jeju Shinhwa World概要
<スケジュール>
・2014年3月に232haの用地を取得。2015年2月に起工式、2015年8月に開発開始
・2017年4月に一部開業
・2018年2月にカジノ部門が開業し、フェーズⅠがフル開業
・2020年に全体開業予定
<総投資額>
・18億米ドル(2015年2月発表)
<フェーズⅠ施設概要>
・ホテル 1,400室 Jeju Shinhwa World Landing Resort, Jeju Shinhwa World Marriott Resort
・フルサービスコンドミニアム Somerset Jeju Shinhwa World
・MICE Landing Convention Centre
・K-popテーマゾーン YG Republique
・テーマパーク Shinhwa Theme Park
・ショッピング Shinhwa Shoppes
・カジノ Jeju Shinhwa World Marriott Resort内(5,500㎡。テーブル155台、スロット239台、および、電子テーブルゲーム)
<雇用>
・2,000名前後(2018年2月時点)

 

韓国:IR上場3社計 18年度通期 売上2,706億円, 営利538億円~KWL規制強化響き減益

韓国証券取引所に上場するIR3社であるKangwon Land(KWL)、Grand Korea Leisure(GKL)、Paradise Company Limited(Paradise)がそれぞれ2018年度通期業績を発表。
発表日は、GKLが2月11日、KWLが2月14日、Paradiseが2月20日(3月8日一部修正)。

韓国では現在17ヵ所のカジノ施設があり、うち外国人専用が16ヵ所、内国人が入場可能な唯一の施設はKangwon Land(Kangwon Landが運営)である。

Paradiseは4ヵ所(ソウル、仁川、釜山、済州島)、GKLは3ヵ所(ソウル、釜山)の外国人専用カジノを運営。
両社は、Landing International Developmentが済州島で”Jeju Shinhwa World”が開業(2018年2月25日)するまで、外国人専用カジノ市場の約9割を占有していた。

3社計の2018年度(1-12月)業績は、売上高2,706億円、YoYフラット、営業利益538億円、YoY12%減。

Kangwon Land
・売上高1,438億円,YoY7%減, 営業利益431億円,YoY19%減
・政府・文化体育観光部は、2017年12月28日、Kangwon landに営業規制を通知(*1)
– マス・テーブル数削減(180台から160台)は2018年1月1日実施
– -営業時間の短縮(10am-6amから10am-4am)は2018年4月1日実施

(*1)2017年12月、政府は、Gambling Industry Reform Planを提言。Kangwon Landの売上抑制策に重点を置いた。政府は、2008年、ギャンブル産業への売上成長キャップ(7種目合計GGR/GDPの上限値を設定)を導入。2014年以来、7種目合計GGR/GDPを0.54%以下に抑制する方針とし、各種目に成長許容上限値を割り振った。Kangwon Landは、7種目の中で、唯一、上限値を超過

外国人専用カジノ2社
・2社計:売上高1,268億円,YoY8%増, 営業利益107億円,YoY37%増
・2017年末に、中国政府の団体旅行の渡航規制を緩和(*2)
・Paradise City(運営会社:ParadiseSegasammy。出資比率は、Paradise55%,SegaSammy45%)の慎重。SegaSammyが日本人市場を開拓強化

(*2)中国政府は、韓国が米軍の高度防衛ミサイルシステム(THAAD)を配備すると決定した報復として、2017年3月15日以降、韓国への団体旅行を禁止する措置を導入。実際には、2016年秋頃から、団体旅行の規制に乗り出していた。2017年末より、中国政府は渡航規制を緩和

韓国の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発動向

現在5つの大型の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発計画が具体化。
このうち、Paradise&セガサミーHDの「パラダイス・シティー」、Landing International Development「Jeju Shinhwa World project」は、それぞれ開業済み。

仁川広域市の永宗島(仁川空港を含む)には3つの大型IR計画がある。
・Paradise&セガサミーHDの「パラダイス・シティー」(投資額:第1期15,675億ウォン≒1,568億円, 開業:第1期1次2017年4月20日, 2次2018年9月21日)
・Caesars Entertainment CorpとGuangzhou R&F Propertiesの計画(投資額:第1期7億ドル, 最終20億ドル, 開業予定:第1期2021年初)
・Mohegan Gaming and Entertainmentの「インスパイア」(投資額:第1期16億ドル, 最終50億米ドル, 開業予定:第1期2022年)

済州島では2つの大型IR計画がある。
・Landing International Development「Jeju Shinhwa World project」(投資額:18億ドル, フェーズⅠ開業:2018年2月25日)
・ロッテ観光開発&中国緑地グループ「ドリームタワーカジノ複合リゾート」(投資額:7,000億ウォン≒700億円, 開業予定:2019年10月)

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