首都圏を中心にアミューズメント施設運営を手掛けるアドアーズ(齊藤慶社長)は29日、本場の雰囲気でカジノゲームが楽しめるスペースとして、アドアーズ渋谷店の4階に「アミューズメントカジノaddict」を開設した。
同社では2008年にアドアーズ銀座addict店を開設。2011年に新宿のアドアーズミラノ店内に移転したが、今回ミラノ店の老朽化による取り壊しに伴い、渋谷店に移設した。
アドアーズではゲームだけが遊びではないとの考え方から、カラオケやアミューズメントカジノなど幅広い店舗・業態を展開。addictではルーレット、バカラ、ブラックジャック、ポーカーをディーラーと対面してプレイできるほか、スロットマシンも楽しめる。
同店は風営法の枠内でゲームセンターとして運営しており換金や景品の提供はもちろん不可だが、ゲームで余ったチップは次回の来店で引き出して使用することが可能だ。
オープン初日、ゲームの参加者に話を聞くと銀座店や新宿店からの常連客が多い。ディーラーも新宿の店舗から移っているため気心知れた雰囲気が漂い、すでに海外さながらの大人の社交場として機能している。
アドアーズは2011年から翌年にかけて、サンズマカオ内にプリクラやUFOキャッチャーなどのゲームセンターを運営した経緯があり(2012年4月に撤退)、2014年9月には、韓国の済州島でマジェスターカジノを運営する「JBアミューズメント」への出資を発表している。
今後、同社との関係構築によりカジノ事業の情報やノウハウの提供を受け、日本でIRが解禁される際には共同で進出することも視野に入れる。(佐藤)
カジノIRジャパン
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