【海外ニュース】
1月24日、中国で春節の大型連休(1月24日から1月30日まで)の休暇が始まった。そうしたなか、マカオにおいて、新型肺炎(コロナウイルス)感染者が確認され、市場への影響が懸念されている。
26日時点では、IR施設は営業継続中。また、マカオ政府は、観光客の入域制限を設けていない(ただし、イミグレーションで体温検査を実施)。
ただし、1月23日、賀一誠・行政長官は、状況が悪化した場合、IR事業者に施設閉鎖を求める可能性もあると発言。
マカオ政府は、公的行事をキャンセルし、企業・団体に大型のイベントを中止するように要請中。また、カジノフロアのスタッフへのマスク着用なども呼びかけ。
なお、中国政府は、テーマパーク、映画館など集客施設の閉鎖策を実施。 香港ディズニーランドは、1月26日からの休園を決定。再開時期は未定。
1月16日、マカオのゲーミング規制当局(Gaming Inspection and Coordination Bureau, DICJ)は、2019年4Q(10-12月)のカジノ市場(Gross Gaming Revenue)の詳細統計を発表。
月次ベースの実績は翌月初に発表済みであり、本統計は市場構成を示す情報となる。
4Q(10-12月)のカジノ市場は、MOP72,158mn,YoY8.4%減(約9,958億円)、うち、VIP部門(VIP Baccarat)がMOP32,319mn,YoY23.1%減、マス部門MOP39,839mn,YoY8.3%増。
VIP部門が大幅減、マスが順調を持続、合計で減少という好調。
合計では、1Q、2QがYoYフラット、3QがYoY4.1%減であり、4Qにやや下げ幅が強まった。
4Qの構成比は、VIP部門45%、マス部門55%。中国政府の反腐敗対策以前の2013年の構成比は、VIPが66%、マスが34%であった。
政府の方針や各種規制に加え、中国経済の先行き不安などが、VIP部門への影響を強めていると考えられる。
2019年12月末のカジノ施設数およびデバイス供給量は、施設数41(前年同期末41)、テーブル数6,739台(同6,588台)、スロット数17,009台(同16,059台)。
1月15日、マカオ政府観光局(Macao Government Tourism Office)は、年次プレスカンファレンスを開催し、観光産業政策の2019年レビュー、2020年の目標などを発表。
ポイントは、
・2019年の訪問者数実績(速報)は、3,940万人,YoY10.1%増
・発地別の内訳は
– 中国本土2,700万人強,YoY10.5%増
– 香港730万人,YoY16.2%増
– 台湾100万人強,YoY0.2%増
– それ以外(国際)310万人,YoY2.8%減
・2018年10月24日に開通した港珠澳大橋(Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge, HKZM, 香港、珠海市、マカオを結ぶ)が貢献
・”Macao Tourism Industry Development Master Plan”に基づき、持続的かつ多様性を持つ観光都市を目指す
・”食の創造都市”の戦略を推進
1月1日、マカオのゲーミング規制当局(Gaming Inspection and Coordination Bureau, DICJ)は、12月のカジノ市場(GGR, Gross Gaming Revenue)を発表。
12月単月はMOP22,838mn,YoY13.7%減, 1-12月累計はMOP292,455mn,YoY3.4%減(約3,083億円, 3兆9,481億円)。
12月は、2016年3月以来の前年同月比2ケタ%減となった。1月から11月まで、各月とも同1ケタ%の増減であった。
2019年は、前年のバーが高まる中、中国経済の先行き不安が影響。とくに、VIP市場の縮小が顕著。
ここ数年では、2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続の前年同月比マイナスが続いた後、2016年9月から2018年12月まで29ヵ月連続で前年比プラス。2019年は、小康状態が続いていた。
コンセッション6事業者のカジノ顧客セグメント別の限界利益(GGRからGGR課税, リベートおよびプロモーショナルアローワンスを控除)の構成比は、VIP部門が約3割、マス部門が7割。
VIP部門は、キャッシュバック・リベート(仲介業者、プレイヤー)負担が大きく、GGRに対する利益率が低い。
マカオ カジノ市場(Gross Gaming Revenue)の暦年の動向 ・2014年=MOP351,521mn,YoY2.6%減 ・2015年=MOP230,840mn,YoY34.3%減 ・2016年=MOP223,210mn,YoY3.3%減 ・2017年=MOP265,743mn,YoY19.1%増 ・2018年=MOP302,846mn,YoY14.0%増 ・2019年=MOP292,455mn,YoY3.4%減 2016年9月~2018年12月の前年比プラス要素、マイナス要素 |
12月20日、習近平・国家主席は、マカオ返還20周年記念式典、新マカオ行政長官就任式典に出席し、演説を行った。
習近平・国家主席の演説は、「一国二制度」など政治面が主体で、当初予想されたマカオの経済発展に関する新政策に関する具体的な提示はなかった。また、カジノIR産業に関する言及もなかった。
一方、賀一誠(Ho Iat Seng)・行政長官は就任演説にて以下を述べた。
「グレーターベイエリア構想(香港・マカオ・広東省沿岸部)を推進」
「我々は、MICE、文化クリエイティブ、最新テクノロジー、医療に注力する」
12月12日、ロイターは、習近平・国家主席が、20日にマカオの新経済政策群、金融センター、ビジネスセンター、MICEセンター化を発表するとレポート。
中国政府が、これまで香港に優先的に付与してきた地位と政策サポートを、マカオにも展開する可能性を指摘。
ロイターは、新政策群として、証券取引所(元ベース)の設置、新規の土地の割当などを挙げた。
中国政府は、国営銀行・企業に、マカオにおける金融インフラの設置をサポートさせる方針。
一方、新規に割り当て用地は、広東省珠海の橫琴島で、教育、医療の拡充に利用される見通し。現在、橫琴島は、一部の土地がマカオに供されており、2013年、マカオ大学キャンパスがオープンした。
習近平・国家主席は、18-20日でマカオに滞在し、20日にマカオ返還20周年記念式典、次期マカオ行政長官就任式典に出席した。
12月13日、マカオ政府統計局は、「Analysis Report of Statistical Indicator System for Moderate Economic Diversification of Macao 2018」を発表。
2018年のマカオ経済付加価値において、「Gaming & junket activities」のシェアは50.52%、安定拡大基調が続く。
12月1日、中国政府は、マカオ特別行政区の新体制の要職人事を発表。経済財政庁長官には、李偉農(Lei Wai Nong, 50)が任命された。経済財政庁長官は、ゲーミング産業を管轄する。
賀一誠(Ho Iat Seng, 62)を行政長官とする新体制は、12月20日に発足予定。任期は、5年。
なお、現在の体制は、行政長官は崔世安(Fernando Chui Sai On, 2009年就任)、経済財政庁長官は梁維特(Lionel Leong Vai Tac, 2014年12月就任)。
新体制の重要タスクは、カジノ営業権(カジノ・コンセッション)満期(2022年6月)に伴う制度設計、法改正、再入札の事務である。
12月2日、賀一誠、李偉農、両氏がプレスコンファレンスにて以下をコメント。
賀一誠氏
「今後、政府は、ゲーミング法改正案を議会に提出し、議決を得る」
「法改正後、カジノ営業権の再入札の要件、詳細を公表する」
李偉農氏
「ゲーミング産業には、さまざまな主体が関わり、既得権益がある。しかし、政府は、公益性を重視する」
「政府は、現行コンセッション契約(20年前に整備)を精査する。そのうえで、制度を修正、課題を解決する」
賀一誠氏は、親中派であり、中国・全国人民代表大会(国会)の常務委員、マカオの立法会議員および議長などを経験。
マカオでは、過去20年、親中国派が長官ポストを歴任。行政長官は、各界代表の選挙委員会(400人)の投票で決定するが、委員会メンバーは親中派で固められている。
4月19日、崔世安(Fernando Chui Sai On)・マカオ特別行政区行政長官は、議会にて、カジノ営業権(ゲーミング・コンセッション)の再入札が、現行営業権の満期(2022年6月26日)前に実施されること、すなわち現行営業権の延長オプションを行使しない方針を明らかにした。
続いて、5月11日、梁維特(Lionel Leong)・マカオ特別行政区経済財政庁長官は、カジノ営業権(コンセッション)満期後の方針について言及。ポイントは、
・改めて、”更新(Renewal)”ではなく、”新規入札(New Public tender)”を実施する方針を強調
・政府は、現在、入札実施に向けた法的な準備を進めている(ゲーミング法および関連規制の改正など)
・入札、すなわち事業者選定では、マカオの観光レジャーセンター化への貢献、ノンゲーミング強化などに重点を置く
一方、5月に入り、マカオのゲーミング法専門家であるJorge Godinho氏(マカオ大学・法学部客員教授, リーガルコンサルタント)は、”新規入札”が2021年に実施されると予想。
マカオでは、コンセッション保有者(および、コンセッション保有者とサービスアグリーメントを締結した事業者)のみが、カジノ運営を許可される。コンセッションは、強大な権益であり、6社の企業価値を支える原動力である
再入札の焦点は、コンセッション数の増減、現有コンセッション保有者の退出、新規事業者の参入、など。
マカオのカジノ営業権の”新規入札”は、日本におけるIR区域整備計画の選定認定(国による都道府県等と事業者の決定)の時期と一致する可能性がある。その場合、マカオの現行カジノ営業権保有者は、その喪失リスクを抱えた中で、日本参入営業を展開せざるを得ない。
図表の通り、マカオでは、6社(中国系3社、米国系3社)がゲーミング・コンセッション(サブ・コンセッションを含む)を所有しており、すべて2022年6月26日に満期を迎える。
ゲーミング・コンセッションに関して、現行法、契約(政府-事業者間)が規定するポイントは以下の通り。
・現行コンセッション満期後、新規コンセッションは、フレッシュな入札プロセス(Public Tender)を通じて付与
(政府は、繰り返し、”更新”ではない点を強調)
・現行ゲーミング・コンセッションは、最大5年間の延長が可能
(2019年4月、政府は延長しない方針を表明)
・政府は、2017年より、現行ゲーミング・コンセッションを早期償還できる権利を持つ
(現在まで、政府は権利行使について言及なし)
・現行ゲーミング・コンセッション保有者は、それを喪失した場合、カジノ施設を、対価なしに、マカオ政府に移管する義務
(カジノ施設の喪失は、事業性の観点から、自動的に全施設の喪失を意味する)
2017年央、政府高官は、初めて、”新たな入札(New Tender)”という表現を用いた。その発言は、現コンセッション保有6事業者に激震を与えた。
それまで、政府関係者は、”更新(Renewal)”と表現し、6事業者はそこに満期後も現状維持のニュアンスを感じ取っていた。
政府が”新たな入札”と表現したことで、事業者再募集・選定、入れ替えのニュアンスを読み取ったわけだ。
図表:マカオ カジノ運営6事業者のコンセッション満期日
コンセッション満期日 | 事業者 | 証券取引所 | カジノ施設数 | 獲得順 |
---|---|---|---|---|
2022年6月26日 | SJM Holdings | 香港証券取引所 | 22 | 1 |
2022年6月26日 | Wynn Macau | 香港証券取引所 | 2 | 2 |
2022年6月26日 | Galaxy Entertainment | 香港証券取引所 | 6 | 3 |
2022年6月26日 | Sands China | 香港証券取引所 | 5 | 4(サブ) |
2022年6月26日 | MGM China | 香港証券取引所 | 2 | 5(サブ) |
2022年6月26日 | Melco Resorts & Entertainment | NASDAQ | 4 | 6(サブ) |
注1:カジノ施設数は2018年12月末時点
注2:2019年3月15日、マカオ政府はSJM Holdingsのコンセッション(MGM China Holdingsのサブ・コンセッション)の満期日を、2020年3月31日から2022年6月26日に延長を承認
注3:(サブ)はサブコンセッション。Sands ChinaはGalaxy Entertainmentより、MGM ChinaはSJM Holdingsより、Melco Resorts & EntertainmentはWynn Macauより取得
12月10日、マカオ政府は、LRT(Light Rapid Transit)タイパ線を営業開始。マカオ初の軌道交通。
営業開始区間は、タイパ線と呼ばれる。長さは9.3Km、11駅の構成で、両端はタイパ・フェリーターミナル駅から海洋駅(オーシャン駅)。タイパ・フェリーターミナル、マカオ国際空港、コタイ地区IR群を結ぶ。
タイパ線の工事は、2012年に開始し、2018年3月からテスト運転のフェーズにあった。建設費用は、約110億マカオパタカ(約1,500億円)。
なお、LRT全体計画は、21Kmでマカオ半島線を含む。マカオ半島線は、ルート調整段階。マカオ政府は、タイパ線とマカオ半島線の接続を2024年までに実現したい意向。
12月10日、三菱重工業は、グループの三菱重工エンジニアリングが、マカオ政府に、LRT向け全自動無人運転車両システム(Automated Guideway Transit:AGT)の建設工事を完成させ、9月にマカオ政府に引き渡したと発表。
2011年3月3日、三菱重工業は、伊藤忠商事と共同で、LRT一式を受注したと発表。受注額は46億8,800万マカオパタカ(約630億円)。受注範囲は、駅舎と土木工事を除くLRTシステム一式で、APM車両(110両)、供電設備、通信システム、軌道工事、検修設備、ホームドア、料金機械など。
ちなみに、同システムは、東京都の「ゆりかもめ」と同じ。
LRTは、新タイパ・フェリーターミナル(Pac On ferry terminal, 2017年6月開業。タイパ・フェリー線は、2007年10月以降、臨時ターミナルであった)、港珠澳大橋(Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge, HKZM)に続く、マカオの交通インフラの拡充の位置づけ。
香港-マカオの交通アクセスについては、2018年10月24日に、香港、珠海市、マカオを結ぶ、港珠澳大橋(Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge, HKZM)が開通。
港珠澳大橋は、全長55Km(主体部分36Km)と世界最長の海上橋であり、香港、珠海、マカオを結ぶ。工費は、全体で約1兆6,000億円、メイン区間は約8,000億円。
専門家は、港珠澳大橋は、2022年には年間500万人前後を輸送し、訪問者拡大に大きく貢献すると予想。
港珠澳大橋は、香港-マカオ間の移動を30~45分(橋の走行時間)。香港-マカオ間の片道バス料金は、HK$160~190とフェリーと同水準に設定された。
港珠澳大橋のマカオ側のチェックポイントでは、IR事業者の共同シャトルバスが、二つのフェリー乗り場まで運行(フェリー乗り場からは各社別のシャトル)。
港珠澳大橋の開通まで、香港-マカオ間の移動は、実際上、海路(高速フェリー:海上の移動時間は1時間強)に限定された。
マカオへの訪問者数は、2018年には3,580万人(YoY9.8%増)。うち、交通路別には、陸上路が62%、海上路が29%、空路が9%であった。
10月3日、SJM Holdingsの副議長CEOであるAmbrose So Shu Fai氏は、Grand Lisboa Palaceの開業時期について、直近見通し2020年下期が変わっていないことを強調した。
同プロジェクトは、天候不順を含む様々な困難により、進行が遅れてきた経緯がある。
コタイ地区では、2007年8月のThe Venetian Macao開業から2018年2月のMGM Cotaiまで、10の大型IRが開業した。
現在、建設作業が進行中の新規開発計画(新規土地利用)は、Grand Lisboa Palace。Grand Lisboa Palaceの開業により、コンセッション6社すべてがコタイ地区に進出することになる。
Grand Lisboa Palace(SJM Holdings)
・建設作業は、2014年2月に開始
・2020年下期の開業見通し
<施設概要>
・総開発費=390億香港ドル(約5,500億円)
・延べ床面積=約52万㎡(加えて、駐車エリアは約7.7万㎡)
・ホテル=合計2,000室(Grand Lisboa Palace, Palazzo Versace, Karl Lagerfeld)
・MICE、飲食、ショッピング、カジノなど
一方、計画策定フェーズ(新規土地利用)は、Galaxy Macau第3期&4期, Studio City第2期, Wynn Palace拡張1期がある。
Galaxy Macau 第3期&4期(Galaxy Entertainment Group)
・近く正式計画を公表へ
<施設概要>
・開発費=430億香港ドル以上(約6,020億円以上)
・延べ床面積=100万㎡レベルを想定
・ホテル=約4,500室
・MICEは3,700㎡、アリーナ16,000席、飲食、カジノなど
・ファミリー・エンタテインメント、MICEを強調
Studio City第2期(Melco Resorts & Entertainment)
・プロジェクト予算は、13.5億ドルから14億ドルを想定
・ホテル2棟(計900室)、ゲーミングエリア
・ウォーターパーク、飲食、リテイル、MICE、シネプレックスなど
Wynn Palace拡張1期-南区画(Wynn Macau)
・初期投資額20億ドル(約2,160億円)
・土地面積3ha
・プロパティ名”Crystal Pavilion”
・ホテル棟は約650室
・2021年後半に着工。工期は36ヵ月強
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・マカオ政策
マカオ:MGTO 年次発表 2019年訪問者数, 3,940万人,YoY10%増~港珠澳大橋が貢献
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マカオ:中国政府 マカオを金融, MICEセンターへ。習主席, 今週発表~香港を追走・補完へ
マカオ:DICJ 1月時点ジャンケット・リスト公表, 100業者に減~政府, マス重視を明確化
マカオ:議会 ゲーミング従業員の勤務時間外のカジノフロア入場禁止制度を承認
米著名投資家 マカオ米国系事業者を売却~米中経済摩擦で営業権失効リスク高まる
マカオ:政府 Typhoon Mangkhutで一時、カジノ営業全面停止策導入~17日8時に再開容認
中国:政府高官 海南島の開発方針について。ゲーミング否定~IR設置の市場思惑に対して
マカオ:政府観光局 2017年訪問者数3,260万人、YoY5%増。国際、宿泊けん引。港珠澳大橋に期待
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マカオ:中国&マカオ政府高官 渡航政策、中間レビューにコメント レビュー公開は旧正月後
マカオ:DICJ長官 ジャンケット数は141に減 マス主体の市場に転換 中間レビュー公開は年前半
マカオ:ジャンケット業界 VIPルーム数100、過去半年で3割減 政府は業態適正化を推進へ
マカオ:経済財政庁 長官、DICJ 長官 - ジャンケット団体と会合 中間レビュー&改革に向けて
・マカオ市場
マカオ:2019年4Q 市場詳細統計 全体8%減,VIP23%減,マス8%増~VIP構成45%,経済不安
マカオ:カジノ市場 12月YoY14%減,16年3月来の2ケタ減。19年計YoY3%減~中国経済不安
マカオ:カジノ市場 11月YoY8.5%減,1-11月累計YoY2.4%減~小動き,中国経済不安,VIP縮小
マカオ:カジノ市場 10月YoY3.2%減,1-10月累計YoY1.8%減~小動き,中国経済不安,VIP縮小
マカオ:2019年3Q 市場詳細統計 全体4%減, VIP23%減, マス18%増~VIP構成比44%に低下
マカオ:カジノ市場 9月YoY1%増, 1-9月計YoY2%減~小動き。中国経済不安,VIP縮小
マカオ:カジノ市場 8月YoY8.6%減,1-8月累計YoY1.9%減~中国経済不安,VIP縮小
マカオ:カジノ市場 7月YoY3.5%減,1-7月累計YoY0.9%減~中国経済不安,VIP減,マス増
マカオ:2019年2Q 市場詳細統計 全体フラット, VIP縮小, マス伸長~中国経済不安
マカオ:カジノ市場 6月YoY5.9%増, 1-6月累計YoY0.9%減。小動き~経済不安影響
マカオ:カジノ市場 5月YoY1.8%増 年初来, 前年並み小動き~経済不安の影響明らか
マカオ:カジノ市場 4月YoY8.3%減 2016年6月以来の減少幅~経済不安の影響明らか
マカオ:2019年1Q 市場詳細統計 VIP低調, マス伸長~中国経済不安がVIPに影響
マカオ:カジノ市場 3月YoY0.4%減 年初から前年並み推移~経済不安の影響明らか
マカオ:カジノ市場 2月YoY4%増。プラス転換も伸び率低位~経済不安の影響明らか
マカオ:国際通貨基金 ゲーミング産業展望~安定成長。リスクは米中摩擦, 営業権満期
マカオ:カジノ市場 1月YoY5%減。2016年8月以来の前年割れ~経済不安, 全面禁煙
マカオ:2018年10-12月 市場詳細統計 マスがYoY16%増と牽引, 構成比VIP53%:マス47%
マカオ:カジノ市場 12月YoY16.6%増, 経済不安のなか持ち直し 2018年間YoY14.0%増
マカオ:カジノ市場 11月YoY8.5%増 中国経済不安の中、持ち直し。28ヵ月連続成長
マカオ:中国の高額消費が減速。米中関係を背景に景気懸念~カジノ市場への影響注目
マカオ:カジノ市場 10月YoY2.6%増。単月過去最高。伸び率は中国経済不安が影響し低位
マカオ:2018年7-9月 市場詳細統計 YoY10%増, マスが牽引19%増。VIP54%:マス46%
マカオ:カジノ市場 9月YoY2.8%増。台風マンクット影響吸収し、26ヵ月連続プラス維持
マカオ:カジノ市場 8月YoY17.1%増、1-8月計YoY17.5%増 25ヵ月連続成長。総合観光拠点
マカオ:カジノ市場 7月YoY10.3%増、1-7月計YoY17.5%増 24ヵ月連続成長。総合観光拠点に
マカオ:2018年4-6月 市場詳細統計 YoY17%増。VIP、マスそれぞれ牽引 VIP56%:マス44%
マカオ:カジノ市場 6月YoY12.5%増、1-6月計YoY18.9%増 23ヵ月連続成長。成長軌道継続
マカオ:カジノ市場 5月YoY12%増、1-5月計YoY20%増 22ヵ月連続成長。成長軌道継続
マカオ:カジノ市場 4月YoY28%増、1-4月計YoY22%増 21ヵ月連続成長。勢いは継続
マカオ:2018年1-3月 市場詳細統計 YoY21%増。VIP、マスそれぞれ牽引 VIP56%:マス44%
マカオ:カジノ市場 3月YoY22%増 伸び率は20%台に復帰。2018年は10%台前半の成長予測
マカオ:カジノ市場 2月YoY6%増 旧正月含むも成長率低下。2018年は10%台前半の成長予測
マカオ:カジノ市場 1月YoY36%増、ペースアップ。18ヵ月連続成長 ~ 港珠澳大橋の開業に注目
・マカオ開発動向
マカオ:政府 LRTタイパ線,12月10日開業。港珠澳大橋に続く交通網拡充~三菱重工が施行
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート~Lisboa Palace,20年2H開業。計画策定3施設
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート~Lisboa Palaceに加え, 計画策定フェーズ3施設
Wynn Resorts マカオWynn Palace拡張1期20億ドル計画~営業権再入札の前後関係焦点
マカオ:政府 LRTタイパ線, 12月19日までに開業~交通網拡充, 港珠澳大橋に続き
マカオ:中国国務院 マカオ隣接の横琴島の国際リゾート開発に合意~Galaxyなど計画
マカオ:政府 LRTタイパ-コタイ区間を19年後半に開業へ~交通網拡充, 港珠澳大橋に続き
マカオ:政府 港珠澳大橋 10月24日開業へ~都市MICE力向上。まず年間500万人輸送視野
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート ~ Lisboa Palace, Galaxy Macau 第3期&4期の進捗
マカオ:Melco Resorts 「モーフィアス」施設概要。世界的タレント起用~COD全体で約2,200室に
マカオ:Melco Resorts 新規ホテル「モーフィアス」開業。COD第3期~CEO日本参入アピール
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート~MGM Cotai 2月13日に開業イベント 旧正月前を意識
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート~MGM Cotai 2月開業に延期 テーブル割当想定以下
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート~MGM Cotai 予定通り1月29日開業へ。コタイ10番目
マカオ:港珠澳大橋 2018年開業へ ~ 都市競争力を一段引き上げへ。MICE市場の成長期待大
マカオ:コタイ地区IR開発アップデート ~ MGM Cotai, Grand Lisboa Palace, Galaxy3期&4期
マカオ:Galaxy Entertainment 2017年度1Q業績 大幅増益 コタイ次期近く着工 日本の機会追及
マカオ:The Parisian Macao 開業 29億ドルIR 「今後は日本, 韓国, ベトナム, タイ」
マカオ:The Parisian Macao 施設概要 ミドルクラス向け 開始時テーブル410台 9月13日開業
マカオ:8月22日 Wynn Palace開業 投資額マカオ最大42億ドル & コタイ地区IR開発アップデート
マカオ:Galaxy 呂会長 港珠澳大橋は観光MICE市場を一変 & コタイ地区IR開発アップデート
マカオ:The Parisian Macao 9月13日開業へ 27億ドル開発 コタイ地区IR開発状況アップデート
マカオ:Galaxy Entertainment 非ゲーミング拡大へVIPの概念拡張 アジア観光競争に対応
マカオ:Galaxy Entertainment コタイ第三&四期 予定通り MICE強化 5,200~6,500億円投資へ
マカオ:Wynn Palace 8月22日開業へ 41億ドル開発 コタイ地区IR開発状況アップデート
マカオ:政府 LRTタイパ区間 2019年運用開始を確認 ~ コタイ地区IR開発アップデイト
カジノIRジャパン
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