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フィリピン Bloomberry 19年度利益208億円,YoY38%増と好調~比,2月2日より中国往来禁止

2020-03-07

【海外ニュース】

3月4日、フィリピンのBloomberry Resortsは、2019年度4Qおよび通期業績を発表。

同社は、フィリピンのマニラ首都圏の国際IRであるSolaire Resort and Casino、韓国済州島のJeju Sun Hotel and Casinoを運営。

当期利益は、4Q(10-12月)28億円,YoY87%増、4Q累計(1-12月)208億円,YoY38%増。

フィリピン事業が好調であった。フィリピン市場は、内国人:外国人の構成比、マス:VIPの構成比とも、おおむね5:5であり、バランスが良好。

2020年度1Qには、新型肺炎(COVID-19)の影響が表面化へ。2月2日、フィリピン政府は、中国(香港、マカオを含む)の往来を禁止。

Bloomberry Resortsは、新規IR計画Solaire North(Quezon City)を推進中。2019年7月に掘削作業を開始。会社は、2023年後半に完成させる計画。

ただし、新規計画に対する政府の開発許認可の行方は不透明。
2017年3月、PAGCORのAndrea D. Domingo議長は、新規IR開発計画の新方針を発表。マニラ首都圏では、今後5年間は新規のIRライセンスを発行しない方針。
2018年1月、ロドリゴ・デュテルテ大統領が、国内の新たなカジノ開発の停止を表明。

日本については、地方部、和歌山県、長崎県などを検討中。

2019年度4Q(10-12月)業績:
・売上高PHP10,931mn,YoY15%増, EBITDA PHP4,013mn,YoY17%増, 当期利益PHP1,355mn,YoY87%増
・円換算は、売上高230億円, EBITDA 84億円, 当期利益28億円
<セグメント別>
– フィリピン:売上高PH10,828mn,YoY16%増, EBITDA PHP4,132mn,YoY18%増, 当期利益PHP1,538mn,YoY72%増
– 韓国:売上高PHP103mn,YoY43%減, EBITDA PHP119mnの赤字(前年同期PHP64mnの黒字), 当期利益PHP183mnの赤字(同PHP167mnの赤字)

2019年度4Q累計(1-12月)業績:
・売上高PHP46,628mn,YoY22%増, EBITDA PHP19,830mn,YoY32%増, 当期利益PHP9,921mn,YoY38%増
・円換算は、売上高979億円, EBITDA 416億円, 当期利益208億円
<セグメント別>
– フィリピン:売上高PH46,188mn,YoY22%増, EBITDA PHP20,294mn,YoY34%増, 当期利益PHP10,750mn,YoY35%増
– 韓国:売上高PHP440mn,YoY28%減, EBITDA PHP464mnの赤字(前期PHP240mnの赤字), 当期利益PHP829mnの赤字(同PHP793mnの赤字)

2019年度末 ネット有利子負債:
・ネット有利子負債:PHP31.6 billion(約664億円)
・現金および現金等価物:PHP41.9 billion
・有利子負債:PHP73.5 billion

Bloomberry Resorts 日本における営業活動

和歌山県IRシンポジウム第4回~バリエール,ソレアに加えサンシティ初登場

・8月26日(月)13:00-16:00、和歌山県IRシンポジウム第4回が開催された
・主催は、和歌山県、和歌山商工会議所、和歌山IR推進協議会
・参加費は無料。地元経済人中心に約450名が参加。過去ともにほぼ満席であった
・仁坂吉伸・知事がパネルディスカッション「大阪IRとの近接性と事業性の確保について」をモデレート
<基調講演>
・萩生田光一・衆議院議員(IR議連・事務局長)
~カジノに関わる懸念事項への考え方を丁寧に説明
~「(大阪府市と和歌山県に配慮。立法主旨において、)エリアを分けて配置を考えていない。関西で1個というルールは作っていない。いい計画を選ぶ」
<事業者プレゼン>
・海外IR事業者は3社が登壇。バリエール、ブルームベリーは和歌山県への意欲を表明済み。サンシティは初登場し、和歌山県への意欲をアピール
・サンシティグループ(香港)
~和歌山県用にパースと動画を用意。アルビン・チャウ(ALVIN CHAU)会長がビデオレター
・バリエール(フランス)
~県内への事務所設置をアピール。和歌山県用のパースを用意
・ブルームベリー(フィリピンのソレア運営会社)
~フィリピンの新規プロジェクト「ケソンシティ」の動画を用意
・開催概要は以下を参照
和歌山県IRシンポジウム第4回 概要(2019年8月26日開催)

和歌山IRビジネス構築セミナー 地域中心に300名参加~海外IR4社が協賛

・2月19日、「和歌山IRビジネス構築セミナー」が開催された
・地域事業者、IR関係者、海外IR事業者など中心に約300名が参加
・同セミナーは、和歌山県、和歌山商工会議所の後援。地域事業者と海外IR事業者のコラボレーションを支援
・海外IR事業者の協賛・登壇は、ブルームベリー(フィリピン)、バリエール(フランス)、ギャラクシー(香港・マカオ)、モヒガン・ゲーミング(米国)

フィリピン:PAGCOR 2018年市場統計 約4,000億円,YoY23%増~マニラIR群, 75%占有

2月初、フィリピンのゲーミング当局(Philippine Amusement and Gaming Corp, PAGCOR)が、2018年4Qおよび通年のカジノ市場統計を発表。
PAGCORは、前回は、2018年12月に、2018年3Qのカジノ市場統計を公表。

2018年4Q累計(1-12月)のカジノ市場は、PHP187,541mn, YoY23%増(約3,938億円)。

うち、マニラ首都圏の国際IR4施設の合計(Entertainment City)は、PHP141,436mn, YoY29%増と、全体の75%を占有。

国際IR4施設とは、
City of Dreams Manila(事業者:Melco Resorts & Entertainment)
Resorts World Manila(事業者:Travellers International Hotel Group)
Solaire Resort & Casino(事業者:Bloomberry Resorts)
Okada Manila(事業者:Tiger Resort, Leisure and Entertainment、ユニバーサルエンターテインメント子会社)

Entertainment Cityの伸長の背景は、マニラ首都圏IRの施設拡充、および、中国との国交改善による中国顧客増加。
中国政府は、2016年1Qまで、非公式に、中国人のレジャーにおけるフィリピンへの訪問を禁じていた。

2018年4Q累計(1-12月)カジノ市場(GGR)データ
合計=PHP187,541mn,YoY23%増
<施設種別>
PAGCOR直営計=PHP35,895mn,YoY4%増
Entertainment City=PHP141,436mn,YoY29%増
Clark=PHP8,622mn,YoY22%増
Thunderbird=PHP1,588mn,YoY9%減
<顧客セグメント別(Entertainment City)>
PAGCOR直営計
– マス(ノンジャンケット)=PHP12,094mn,YoY3%増
– VIP(ジャンケット)=PHP9,027mn,YoY10%増
– 電子ゲーム(EGM)=PHP14,774mn,YoY2%増
ライセンス
– マス(ノンジャンケット)=PHP64,278mn,YoY34%増
– VIP(ジャンケット)=PHP42,910mn,YoY28%増
– 電子ゲーム(EGM)=PHP44,458mn,YoY22%増

12月末 施設数およびデバイス数
PAGCOR(8ヵ所、34サテライト)=テーブル472台, 電子ゲーム(EGM)9,581台
Entertainment City(4施設)
– City of Dreams Manila(事業者:Melco Resorts & Entertainment)=テーブル302台, 電子ゲーム(EGM)2,161台
– Resorts World Manila(事業者:Travellers International Hotel Group)=テーブル319台, 電子ゲーム(EGM)1,827台
– Solaire Resort & Casino(事業者:Bloomberry Resorts)=テーブル387台, 電子ゲーム(EGM)2,106台
– Okada Manila(事業者:Tiger Resort, Leisure and Entertainment)=テーブル396台, 電子ゲーム(EGM)2,749台

 

フィリピン IR開発動向

現在、マニラ首都圏において、4つの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)が稼働中。

2017年3月、PAGCORのAndrea D. Domingo議長は、新規IR開発計画の新方針を発表。
その骨子は、
1)マニラ首都圏では、今後5年間は新規のIRライセンスを発行しない方針
2)マニラ首都圏以外のIR計画を推進。そのミニマム投資要件は3億米ドル(マニラ首都圏エンタテインメント・シティのミニマム投資要件は10億米ドル)

この方針にもとづき、PAGCORは、2017年5月、8月にそれぞれセブ州のラプ=ラプ市、マンダウエ市にIR計画を承認した。

2018年1月、ロドリゴ・デュテルテ大統領が、新たなカジノ開発の停止を表明。PAGCORが承認済のプロジェクトの先行きは不透明な情勢。

フィリピン IR開発動向

【マニラ首都圏】
<稼働中>
・ニューポートシティ マニラ国際空港隣接
 Resorts World Manila(Travellers International Hotel Group運営、2009年8月開業)
・エンタテインメントシティ
 Solaire Resort & Casino(Bloomberry Resorts運営、2013年3月開業、2014年11月Sky Tower拡張)
 City of Dreams Manila(Melco Crown Philippines Resorts運営、2014年12月開業)
 Okada Manila(ユニバーサルエンタテインメント、現地Tiger Resorts Leisure and Entertainment)=第一期投資額24億米ドル、2016年末開業
<新規開発>
・エンタテインメントシティ
 Westside City Resorts World Project(Travellers International Hotel Group)=Travellers部分の投資額12億米ドル、2020-2021年開業予定
・ケソン市(Quezon City)
 Vertis North Complex内IR(Bloomberry Resorts)=土地1.5ha、取得価額は19億PHP(約46億円)。投資額200億PHP(430億円)

【マニラ首都圏以外】
<新規開発>
・セブ州マクタン島ラプ=ラプ市
 Lapu-Lapu Leisure Mactan(Udenna Development Corp)=投資額3.41億米ドル、土地12.5ha。2019年に一部開業、2022年に完成予定
・セブ州マンダウエ市
 Millennium Pan-Asia Hotel and Resortの計画=投資額3億米ドル、2020年3Qに開業予定
・ボラカイ島
 Galaxy Entertainment Group、Leisure and Resorts World Corp=投資額5億米ドル
 Alliance Global Groupの計画

 
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