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米国:ネバダ州 再開フェーズⅠ初7日間, 健康指標良好~Ⅱは未定。カジノ6月以降

2020-05-17

【海外ニュース】

5月15日、ネバダ州知事(Steve Sisolak)は、新型コロナウイルス(COVID-19)からの再開フェーズⅠ(5月9日~)の一週間の感染関連データは良好であったと発表。

知事は、再開ロードは継続されるものの、フェーズⅡ以降の時期や内容は今後の状況次第であることを強調した。

5月9日、ネバダ州知事(Steve Sisolak)は、新型コロナウイルス(COVID-19)からの再開フェーズⅠ(Roadmap to Recovery Phase One)入りを宣言。

フェーズⅠでは、一部の非生活必需事業場の営業再開が可能となる(社会的距離の確保、稼働率50%以下)。カジノIR施設内では、レストランが再開可能範囲に含まれる(その他施設は再開不可)。

ネバダ州は、4月30日に回復ロードマップ「NEVADA UNITED ROADMAP TO RECOVERY」を発表。まず、4月30日現在の状況(自宅待機令、非生活必需事業場の営業停止)をフェーズ・ゼロとし、回復を1から4のフェーズに分けた。そして、早ければ、5月中旬にフェーズ1に入るとした。

現在のところ、フェーズ2以降の時期や再開範囲は未定。
ラスベガスを含むカジノ施設の再開は、フェーズ分けの後半となる見通し。カジノ施設の開業は、早くとも6月以降と予想される。

なお、5月1日に州ゲーミング・コントロール・ボード(Nevada Gaming Control Board)が、カジノ施設の再開に向けた事業者(LICENSEES)向けインストラクション(HEALTH AND SAFETY POLICIES FOR RESUMPTION OF GAMING OPERATIONS)を発表。

5月初、ネバダ州のゲーミング産業の経営陣の一部には、5月中旬の一定レベルのカジノ営業再開に期待する声があったが、ここにきて、再開・回復プロセスにはより長い時間を要するとの見方が強まってきた。

ラスベガス市場回復はよりスローに:
・米国証券市場関係者のコンセンサスは、ラスベガスのカジノ市場回復は、2020~2021年を通じてスローであり、2019年水準の復帰は2023年。
・ネバダ州では、過去20年間に2回の大きな市場崩壊があった。2001年9月11日同時多発テロ後の旅行規制、2008年リーマンショック後の景気後退。回復期間は、前者は1年ほど、後者は数年。
・今回のネガティブインパクトは、それらをはるかに上回る。インパクトが大きい背景は、サービス提供者と顧客にパンデミック感染リスクと行動抑制が継続、そこに、景気後退が相乗効果となること。
・ネバダ州のカジノ市場は、2019暦年計は120億ドル,YoY1%増。2020年3月は6.2億ドル,YoY40%減。4月はゼロへ。

事業者間で従業員への対応が分かれる。人件費は最大の経費:
・ネバダ州のカジノ産業では、3月18日以降、経営陣、ごく一部のサービス継続部門を除けば、従業員はすべて自宅待機の状態にある。
・事業者の自宅待機の従業員への対応は、(1)給与支払い継続、(2)雇用契約を継続しつつ給与支払停止、(3)解雇レイオフ、がある。
・事業者毎に、対応は異なる。日本IR参入意欲を持つ3者では、
– Las Vegas Sands, Wynn Resortsは(1)を継続する方針
– MGM Resorts Internationalは、4月に米国内のほとんどの従業員に(2)を適用したうえで、今後、大型の3)解雇レイオフを実施する可能性に言及

世界の主要カジノ市場の回復の順序は、まず、マカオ、次にシンガポール、最後にラスベガスとなる見通し。

ラスベガスは、米国の中でも、とりわけ、回復に時間を要する見通し。ラスベガスの特徴は、長距離移動・長期滞在の観光客のウエイトの高さ。2018年には、訪問者の48%が空路によるアクセスであり、訪問者の平均滞在は3.4泊, 4.4日。

Wynn Resorts 20年度1Q 経常損390億円。5月末まで給与支払い~日本方針への影響注目
MGM Resorts 20年1Q 実質経常損4億ドル/月資金流出3億ドル,余力1年以上。日本継続
Las Vegas Sands 経営トップ業況判断~アジアは夏に回復, 米は打撃深刻。アジアM&A関心
Las Vegas Sands 20年度1Q 収支均衡。売上ゼロ状況の試算~財務力, 将来成長優位アピール

米国:ネバダ州ゲーミング管理当局 再開ガイドライン公表~稼働率上限50%。6月以降

5月1日、米国ネバダ州ゲーミング・コントロール・ボード(Nevada Gaming Control Board)は、カジノ施設の再開に向けた事業者(LICENSEES)向けインストラクション(HEALTH AND SAFETY POLICIES FOR RESUMPTION OF GAMING OPERATIONS)を発表。

4月30日のネバダ州知事(Steve Sisolak)による、新型肺炎(COVID-19)からの回復ロードマップ「NEVADA UNITED ROADMAP TO RECOVERY」を受けた動き。

ボードは、事業者に対して、再開予定日の7日前までに、詳細計画の提出を義務化した。計画は、社会的距離、ハンドサニタイザー設置、クリーニング、サイネージ掲出、従業員トレーニングなどを含む。

ボードは、ゲーミングエリア運営を主たるコントロール対象とするが、事業者(LICENSEES)のプロパティ内のノンゲーミング施設の一部についても営業制限を課した。

事業者(NONRESTRICTED LICENSEES)に課される主なゲーミングエリアの制限は、
・社会的距離を確保するテーブル、スロットの配置~ボードは、椅子のひとつおきの配置を提案
・稼働専有率を建築消防法で規定されたリミットの50%以下を維持
・稼働専有率の遵守、顧客数モニターに向けた体制整備、人員配置(セキュリティ要員, 既存のサベイランスシステム,スロットマネジメントシステムの利用可)
など。

ボードは、ナイト(デイ)・クラブは、別途ボードが通知するまで、営業禁止とした。また、MICEについて、別途ボードが通知するまで、250人以上のイベント開催を禁止とした(連邦CDC-The Centers for Disease Control and Prevention-ガイドライン)。

4月30日に発表された回復ロードマップ「NEVADA UNITED ROADMAP TO RECOVERY」では、まず、現状の自宅待機令、非生活必需事業場の営業停止の期間(フェーズ0)を、4月30日から5月中旬まで延長。そのうえで、回復を1から4のフェーズに分け、早ければ、5月中旬にフェーズ1に入るとした。

ラスベガスを含むカジノ施設は、フェーズ1では営業停止対象。フェーズ2以降の再開対象は、未定であるが、カジノ施設はフェーズ分けの後半となる見通し。カジノ施設の開業は、早くとも6月以降と予想される。

米国:ネバダ州 30日,回復ロードマップ公開。カジノ再開は6月以降~主要市場で最も遅く

4月30日、ネバダ州知事(Steve Sisolak)は、新型肺炎(COVID-19)からの回復ロードマップ「NEVADA UNITED ROADMAP TO RECOVERY」を公表。

ロードマップは、まず、現状の自宅待機令、非生活必需事業場の営業停止の期間(フェーズ0)を、4月30日から5月中旬まで延長。そのうえで、回復を1から4のフェーズに分け、早ければ、5月中旬にフェーズ1に入るとした。

ラスベガスを含むカジノ施設は、フェーズ1では営業停止対象。フェーズ2以降の再開対象は、未定であるが、カジノ施設は4フェーズの後半となる見通し。カジノ施設の開業は、早くとも6月以降となる。
なお、カジノ施設の再開の判断は、Nevada Gaming Control Boardに委ねられる。

フェーズ1に関するポイントは、
・今後、新規感染数の減少が継続する場合、5月中旬にフェーズⅠに入る(具体的な日は明示せず)
・フェーズⅠは、社会的距離確保など強い感染防止策をキープしつつ、最低2-3週間は継続
・フェーズⅠで再開可能な事業場(いくつかの例外を除く、非生活必需事業場)
– スタンドアローンの店舗, 10人以下の会合など
・フェーズⅠで営業停止対象となる事業場(大規模集客・時間消費型)
– カジノ施設, バー, ナイトクラブ, モール, 大型スポーツイベント, コンサートなど

ネバダ州政府は、自宅待機令、非生活必需事業場の営業停止の期間(フェーズ0)を、当初3月17日より30日間としたが、4月1日に4月30日に延長し、4月30日に5月中旬に再延長した。
ラスベガスを含む州内のカジノ施設は、すべて営業停止の対象。IR内のほぼすべての施設は、営業停止の対象。

なお、4月29日、ネバダ州ゲーミングコミッションは、3月のカジノ市場(Gross Gaming Revenue)を発表。
州全体では、$618 million,YoY40%減。ラスベガスストリップは、$300 million,YoY46%減。

米国:Twin River Worldwide 米国3施設買収。財務強者が積極攻勢~カジノ産業M&A機運

米国内では、新型肺炎(COVID-19)の対策で、3月25日までに商業カジノ施設の100%が営業を停止。米国カジノ産業は、足元の売上ゼロ環境、2021年の市場停滞見通しに直面。

社別の財務力、資金繰り余力に明暗が生じており、財務強者が弱者(あるいは施設)を、以前に比して、魅力的なバリュエーション(割安)で買収できる機会が生じている。

4月24日、米国ロードアイランド州をベースとするTwin River Worldwide Holdings(ニューヨーク証券取引所上場)は、米国内のカジノIR3施設の買収を発表。

売却元は、Eldorado Resorts, Caesars Entertainment Corp(CEC), Vici Properties(Vici, CEC施設を所有するREIT)。
Eldorado Resortsは、CECを買収するプロセスを推進中。

買収施設は、
・Eldorado Shreveport Resort and Casino(ルイジアナ州)
・Lake Tahoe MontBleu Resort Casino & Spa(ネバダ州)
・Bally’s Atlantic City Hotel & Casino(ニュージャージー州)

Eldorado Shreveport Resort and Casino, Lake Tahoe MontBleu Resort Casino & Spaは、Eldorado Resortsより買収。買収価額は、$155 million(約166億円)。

Bally’s Atlantic City Hotel & Casinoは、CECとViciより買収。買収価額は、$25 million(約27億円)。

Twin River Worldwide Holdingsは、買収バリュエーションは魅力的なマルチプルであり、即時に利益を生み出すとコメント。
3施設合計では、ホテルが2,092室、カジノ部門がテーブル176台、スロット3,318台。

Twin River Worldwide Holdingsの概要
・カジノ7施設(ロードアイランド州2施設, ミシシッピー州1施設, デラウェア州1施設, コロラド州3施設)および競馬場1施設(コロラド州)を運営
・2019年度事業規模:売上高$524 million, 営業利益$115 million, 株主帰属利益$55 million
・2019年12月末の財務ポジション:手元キャッシュ$185 million, 有利子負債$701 million(金融機関$684 million, リース債務$17 million)

Las Vegas Sands 経営トップ業況判断~アジアは夏に回復, 米は打撃深刻。アジアM&A関心

4月22日、Las Vegas Sandsが2020年度1Q業績を発表し、経営トップが投資家向け電話会議を開催。ポイントは以下の通り。

<会社側の主な発言者>
・Sheldon Adelson 氏 – Founder, Chairman, Treasurer & CEO
・Robert Glen Goldstein 氏 – President, COO & Director
・Patrick Dumont 氏 – Executive VP, CFO & Director

<マカオ, シンガポール, ラスベガス市場について>
・全体
「市場別の回復の順序は、まず、マカオ、次にシンガポール、最後にラスベガスとなろう」
「アジア(マカオ、シンガポール)は、夏から秋、遅くとも10月には高いレベルの利益を確保できるだろう」
「ラスベガスは、アジアと比較し、打撃はより顕著、回復はより遅いだろう」
・マカオ
「5月中旬から下旬、マカオ市場の回復、本土等からの渡航制限が緩されていく観測がある」
「マカオは、夏にかけて段階的に回復していくだろう。巨大な需要が堆積(渡航制限等の結果、)」
・シンガポール
「6月1日(現時点の施設休場期限)の営業再開以降、シンガポールは、夏にかけて営業が回復しよう」
「自国および中国顧客は、急速に回復する。ただし、近隣諸国、マレーシア、インドネシアの訪問者は回復は、夏以降になるだろう」
・ラスベガス
「ラスベガスは、アジアと比較し、打撃はより顕著、回復はより遅いだろう」
「人々は、マスク着用や社会距離の確保などに慣れていない」
「ラスベガスは、空路のアクセスウエイトが高い。エアラインの渡航の回復も懸念される」

<M&A戦略について>
「我々は、現状の財務、株式時価総額の優位性を活かし、M&Aへの関心を強めている。新規事業の開発と並ぶ選択肢とする」
「アジアが我々の最重要エリア。開発、M&Aは、アジアが主たるターゲット」

米国:新型肺炎 カジノ産業従業員組合, 企業に給与支払強化要請「依然,多くの現金所有」

4月9日、米国各地のゲーミング産業の従業員組合のリーダーが、オンライン会議を開催。
新型肺炎(COVID-19)による営業停止の中、カジノ企業に対し、従業員および解雇された元従業員への給与・補償の要請を強化する方針で一致した。

The Unite Here union(米国, カナダのカジノ産業に従事する30万人が参加)の代表であるDonald Taylor氏は、「カジノ企業は、株主向けに、依然として、大きなキャッシュを所有。企業は、(元)従業員に対する給与・補償の支払いを強化すべき」と述べた。

3月25日までに、米国商業カジノ施設の100%、トライバルカジノ施設のほぼすべてが営業を停止。
カジノ企業の多くは、休業中の従業員への給与支払い期間を限定しており、その期間を、ゼロ、2週間、4週間とするケースが多い。

一方、カジノ運営者で構成するアメリカゲーミング協会(America Gaming Association)は、「企業は、営業停止の中、従業員をサポートすべく、最大限の努力をしている」と反論。
Las Vegas Sands, Wynn Resortsは、5月中旬までの給与支払いに同意。

IRカジノ企業の固定費(キャッシュ・アウト)は、人件費、リース料、金利、その他リテイナー費用。とりわけ、人件費のウエイトが大きい。

企業別の影響は、施設数・施設規模(固定資産, 従業員数)、バランスシートにおけるネット有利子負債の大きさにより異なる。

米国:新型肺炎 ネバダ州, カジノなど非生活必需事業場の営業停止, 4月30日まで延長

4月1日、ネバダ州政府は、新型肺炎(COVID-19)の対策として、自宅待機令、および、非生活必需の事業場の営業停止期間の延長令を発出。
連邦政府のガイダンスに沿った対応。

営業停止期間は、前回3月17日には同日より30日間としたが、今回は4月1日から30日間(4月30日まで)となった。

ラスベガスを含む州内のカジノ施設は、すべて営業停止の対象。統合型リゾート(IR)についても、ほぼすべてが営業停止の対象となる。

日本のIR参入を狙う米国大手3社(Las Vegas Sands, MGM Resorts International, Wynn Resorts)は、すべての米国内施設を閉鎖済み。

各社とも、施設に関わる固定費(減価償却費、リース料、金利、人件費、その他維持関連費)が、損失・資金流出となり、財務体質を直撃する。
固定費負担の大きさは、施設量(施設数, 固定資産額, 従業員数)、ネット有利子負債の大きさで決定する。

米国:新型肺炎 25日, 全米ほぼすべてのカジノ施設閉鎖, 商業は100%~AGA, 政府に支援要請

3月25日、アメリカゲーミング協会(The American Gaming Association, AGA)は、新型肺炎(COVID-19)の対策として、米国の商業カジノ施設のすべてが営業を停止したと発表(オンラインを除く、)。

3月23日、AGAは、同日現在で、商業、トライバル(部族民)を含む943施設が営業を停止したと発表。2018年の米国のカジノ施設数は、計966施設(商業465施設, トライバル501施設であった。
その後、25日正午までに、商業カジノ施設については、100%が営業を停止。

AGAによれば、停止したカジノ施設の従業員数は、計649,000人。閉鎖期間が2ヶ月間となれば、435億ドルの経済活動が消失する。
AGA(ゲーミング業界)は、観光業界とともに、新型肺炎による経済打撃の矢面に立っているとし、政府支援を求める方針。

3月19日、AGAは、政府支援を求めるロビーイングにおいて以下をアピール。
・カジノ産業は、全米で、行政歳入に年間410億ドルを貢献(税収-商業, 収益シェア-トライバル)。その貢献が行政サービスをサポート
・カジノ産業の雇用の半分は、ノンゲーミング(飲食、各種店舗など)であるが、それらがカジノ閉鎖により大きな影響を受けている
・カジノ産業は、各地のローカル中小企業の生命線。カジノ産業は、中小企業の売上高の年間520億ドルを創出

新型肺炎 IR事業者の日本レース影響~時価総額YTD縮小 MGM79%, Wynn70%が突出

3月18日、ニューヨーク・ダウ平均株価(ニューヨーク証券取引所, NASDAQ)終値は、19,898.92ドル,前日比1,338.46ドル安(6.30%)と、2万ドルの大台を割った。

レジャー産業、とりわけカジノIR産業の株価低下は厳しかった。米国内とくにラスベガスで多数の施設を持つMGM Resorts Internationalの株価は7.14ドル,前日比25.24%安。

17日までに、米国大手3社(Las Vegas Sands, MGM Resorts International, Wynn Resorts)はすべての米国内施設を閉鎖済み。ネバダ州政府は、18日から30日間のカジノ施設閉鎖を決定。

図表は、日本への参入意欲を持つ大手IR事業者の3月18日終値をベースとする株式時価総額と年初来の縮小率。

MGM Resorts International、Wynn Resortsの縮小率がそれぞれ79%、70%と突出。

企業別の明暗が分かれるポイントは、事業の固定費負担の大きさ(施設数, 固定資産, 従業員数)、財務におけるネット有利子負債の大きさ。

主力のマカオ、米国の売上高がほぼ消失する中、固定費負担がそのまま損失・資金流出となり、財務体質を直撃する。

大手IR事業者の株式時価総額(3月18日)と年初来変動率(Year-To-Date, YTD)

<マカオ・香港>
Galaxy Entertainment Group(香港証券取引所) 25,885億円, YTD 31%減
Melco Resorts & Entertainment(NASDAQ) 6,421億円, YTD 48%減
SJM Holdings(香港証券取引所) 5,142億円, YTD 26%減

<フィリピン>
Bloomberry Resorts(フィリピン証券取引所) 1,288億円, YTD 48%減

<シンガポール>
Genting Singapore(シンガポール取引所) 5,081億円, YTD 39%減

<米国>
Las Vegas Sands(ニューヨーク証券取引所) 30,903億円, YTD 46%減
MGM Resorts International(ニューヨーク証券取引所) 3,776億円, YTD 79%減
Wynn Resorts(NASDAQ) 4,967億円, YTD 70%減

 

米国:新型肺炎 ネバダ州政府,18日より30日間のカジノ閉鎖を発表~想定上回る危機感

3月17日、NEVADA GAMING CONTROL BOARD(ネバダ州ゲーミング管理当局)は、新型肺炎(COVID-19)の対策として、ラスベガスを含む州内のすべてのカジノ関連機器(テーブル、スロットなど)について、17日11:59pmから30日間の稼働停止(延長の必要があれば、新たに通知)を強制執行するステートメントを発表。

先週末以降、米国の各地域、各社がカジノIR施設の閉鎖を進めてきた。
17日までに、大手3社(Las Vegas Sands, MGM Resorts International, Wynn Resorts)はすべての米国内施設を閉鎖済み。

ただし、NEVADA GAMING CONTROL BOARDの通達前、Las Vegas Sands、Wynn Resortsは、閉鎖期間の目安を2週間程度とするリリースを発表していた。ネバダ州政府の危機感、対応は、事業者の想定を上回った。

日本IRへの参入活動を展開する大手3社の対応は、以下の通り。3月17日までにすべての米国内施設を閉鎖。

・Las Vegas Sands
– 17日にラスベガス施設(Venetian, Palazzo)の閉鎖を発表。閉鎖期間は少なくとも4月1日まで
– これにより、同社の米国のすべての施設が閉鎖

・MGM Resorts International
– 3月13日から16日までに、米国内のすべての施設を一時閉鎖を決定。再開時期は未定

・Wynn Resorts
– 14日にEncore Boston Harbor(マサチューセッツ州)の2週間の閉鎖を発表。 15日にWynn Las Vegas & Encore(ネバダ州ラスベガス)の2週間を目途とした閉鎖を発表
– これにより、同社の米国のすべての施設が閉鎖

閉鎖による業績、財務へのインパクトは、社別に明暗。MGM Resorts Internationalは、米国内に多数の施設を運営する。それらは、損益分岐点が高く、かつ、固定費負担が重い。

Las Vegas Sands 19年度4Q 経常益8.2億ドル,堅調 アデルソン氏,新型肺炎「前例なき深刻さ」
MGM Resorts 19年度4Q 実質経常益0.8億ドル,YoY33%減。マカオ閉鎖,毎日150万ドル赤字
Wynn Resorts 19年度4Q 経常益1.2億ドル,YoY24%減。マカオカジノ閉鎖,毎日250万ドル赤字

米国:カジノ市場(商業+部族) 2018年754億ドル,YoY4%増, 施設数966~9年連続拡大

9月12日、先住民ゲーミング委員会(The National Indian Gaming Commission, NIGC。連邦政府・内務省Department of the Interiorが管轄)は、2018年のトライバル・カジノ市場(GGR)を発表。
この結果、2018年の米国のカジノ市場(商業、トライバル)が明らかとなった。

2018年の米国カジノ市場(GGR)は、754億ドル,YoY4%増。施設数は966。2010年以降の拡大基調が継続。

2018年のトライバル・カジノ市場(GGR)は、337億ドル,YoY4%増。施設数は501であった。NIGCは、例年7月頃に年次集計を公表する。

6月11日、米国ゲーミング協会(American Gaming Association)は、2018年のコマーシャル・カジノ市場(GGR)を発表。
2018年は417億ドル,YoY3%増と、2010年来の拡大基調をキープした。施設数(レーシーノ含む)は465ヵ所。

米国のカジノ市場は、成熟しているが、経済成長、カジノ導入州および施設数の増加を背景に、市場規模は拡大基調をキープ。ただし、競争激化の結果、個別施設の損益は悪化するケースも多い。
 
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