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北米:シルク・ドゥ・ソレイユ 破産再生手続き~ラスベガス常駐ショーは早期再開に期待

2020-06-30

【海外ニュース】

6月29日、シルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテイメント・グループ(カナダ:Cirque du Soleil Entertainment Group)は、破産再生手続き(カナダ:Companies’ Creditors Arrangement Act)の申請を発表。
今後、米国における破産再生手続きも申請へ。

今後、裁判所の監督のもと、既存株主であるTPG Capital, Fosun(復星国際), カナダ・ケベック州投資信託銀行がスポンサーとなり、再生される。まず、スポンサーは、3億米ドルを注入し、事業再開を目指す。

同社のショーは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、すべて休場となり、収入はゼロの状況。

同グループは、再生手続きの一環で、3,480人の解雇を発表(3月時点では、一時休業としていた)。同グループは、新型コロナウイルス前に、約4,000人を雇用していた(世界50か国からのアーティスト1,300人を含む)。

同グループは、ネバダ州ラスベガス、フロリダ州オーランドの常設ショーは、最初に再開する見通しとした。

ラスベガスの常駐ショー、および、ホストするIR施設は、以下の通り。
・KÀ(MGM Grand)
・Michael Jackson One(Mandalay Bay Resort & Casino)
・Mystère(Treasure Island)
・O(Bellagio)
・The Beatles LOVE(The Mirage)
・Zumanity(New York New York)

ネバダ州では、カジノ施設は、新型コロナウイルス(COVID-19)の対策で、3月18日から6月3日まで休業。4日からカジノ施設およびIR内の多くの施設の再開が可能となった。
ただし、施設運営は、制限されており、大規模ショーは再開されていない。

ラスベガスの回復ペースは、米国ゲーミング産業の中でも緩やかなる可能性が高い。2019年のレベルの回復には、数年を要する可能性がある。

ラスベガスの特徴は、長距離移動・長期滞在の観光客のウエイトの高さ、大規模集客イベント(エンタテインメント,MICEなど)によるアトラクション。2018年には、訪問者の48%が空路によるアクセスであり、訪問者の平均滞在は3.4泊, 4.4日であった。

ネバダ州では、過去20年間に2回の大きな市場崩壊があった。2001年9月11日同時多発テロ後の旅行規制、2008年リーマンショック後の景気後退。回復期間は、前者は1年ほど、後者は数年。

カジノIRジャパン 米国の動き

北米:シルクドソレイユ TPGなどファンド群が買収へ。今後の経営の変化に注目

2015年4月、プライベートエクイティファンドのTPG Capitalを中心とするファンドグループがシルクドソレイユを買収と発表。米国のTPG、カナダの年金ファンド、そして中国のFosun Internationalが共同で、創業者より株式を取得する。

創業者は55歳であるが、息子たちが事業を引き継ぐ意思がないため、売却に踏み切ったとのこと。シルクドソレイユの経営は2013年に厳しい局面があったが、現在は再び利益体質に回復したようだ。

創業者は売却先の選定において、企業ブランドを大切にすること、事業拡大の資金供給ができること、そしてカナダのモントリオールの本社を維持すること、など。事業拡大先としては、中国を重視しているようだ。

カジノを含む統合型リゾート(IR)のエンタテインメントショーにおけるシルクドソレイユの貢献は極めて大きい。今後、利益重視のファンド傘下となり、どのように経営が変化するか注目される。

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