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カンボジア:政府, カジノ管理法案を閣議了解~作成9年, IR産業発展に。アジア第6位市場

2020-07-09

【海外ニュース】

7月6日、カンボジア政府の閣僚会議は、カジノ管理法案を承認。

同法案は、経済成長、観光、雇用、政府歳入の増加に貢献する統合型リゾート産業の実現を目指す。同時に、マネーロンダリング対策を含む厳格なカジノ管理体制を導入する。

同法案は、経済財政省、内務省が9年の歳月をかけて作成。同法案は、1998年法(カジノ事業を解禁)に準拠しながら、同国のカジノ産業を国際的IRに発展させる考え。

カンボジアには、新型コロナウイルス(COVID-19)前の平常時には、60-70施設(シアヌークビル、ベトナム国境-バベット, タイ国境-ポイペト)の中小規模のカジノ施設が運営していた。

政府は、大型IRであるNaga Complex(Naga World, Naga2 NagaCity Walkで構成, プノンペン)を例外と認識。

政府は、2016年に法案を国会提出する方向で作業を進めた。その際の議論のポイントは、
・法制は、ゲーミング産業の管理、ライセンス制度、税徴収、セキュリティ・安全性の確保を含む
・ゲーミング売上高課税(GGR課税)は4-5%レベルに引き上げ(現在は1%台)
・NagaCorp(NagaWorld)の独占権、ライセンスは維持
~NagaWorldはプノンペン唯一のカジノを含む統合型リゾート(IR)。2065年までのライセンス、2035年までのプノンペンから半径200Km圏内(ベトナム国境、シアヌークビルを除く)における独占権
・カジノ施設の運営を認めるゲーミングトレードゾーンを設定
・政府はGaming Management Committee(GMC)を設置し、カジノ産業の内部統制、マネーロンダリング対策、犯罪防止策を監視

カンボジア カジノ市場動向

カンボジアのカジノ市場は約20億米ドル。カジノ産業が支払う実効税率は、市場規模に対して1%台と低位。

カンボジアでは、稼働するカジノは60-70施設ほどと推定される(営業認可ライセンスは、190ほど)。プノンペンのNaga World Complexのほか、シアヌークビル、および、ベトナム国境(バベット)、タイ国境(ポイペト)に施設が集積する。

カンボジアの現行法制では、内国人のカジノ利用は禁止されているが、実際上はほぼ自由の状況。
政府は、コマーシャルゲーミング法の制定作業を進めている。そこには、カジノにおける最低投資要件、マネーロンダリング対策などが含まれる。

従前、カンボジア政府は、ランド・カジノ事業者に対して、オンラインカジノサイトを運営する権利を付与してきた。
2020年1月、中国政府の要請を受けて、カンボジア政府は、オンラインカジノ営業を完全に禁止。

カンボジア 新型コロナウイルス(COVID-19)

カンボジア:政府 3日,カジノ施設再開容認~4月1日から2ヶ月間休業。アジア第6位市場

7月3日、カンボジアのフン・セン首相は、全国のカジノ施設の再開を容認。同日の閣僚会議は、新型コロナウイルスの感染状況が安定したと判断した。4月1日から約2か月間の休業期間を経ての再開となる。

カジノ事業者は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染防止策を整備し、当局(The Ministry of Health)の再開許可を得る必要がある。

経済財政省(The Ministry of Economy and Finance)によれば、現在、カンボジアには、193のカジノ・ライセンスが発給済み(通常、稼働は60-70施設)であるが、すべてが休業中。

なお、同日の閣僚会議は、コマーシャルゲーミング法の草案を承認。草案は、カジノにおける最低投資要件、マネーロンダリング対策などが含まれる。

カンボジア:新型肺炎 4月1日深夜より全カジノ施設閉鎖, 再開未定~Naga Corpが最大企業

4月1日23:59より、カンボジアのカジノ施設すべて閉鎖された。新型肺炎(COVID-19)の対策。3月30日に、カンボジア政府が発表。

閉鎖期間は未定。

NagaCorp 事業

カンボジア:NagaCorp 19年度 当期利益558億円,YoY33%増~Naga 3(35億ドル)計画開始

2月10日、カンボジアのNaga Corp(ナガコープ, 香港上場)は、2019年12月期の業績を発表。

Naga Corpは、日本については、2019年6月に長崎県内のIRイベントに登壇したが、2019年末の長崎県RFCには参加せず。

同社は、首都プノンペンにおけるIRコンプレックスを運営する。コンプレックスは、Naga World、Naga2、両施設を結ぶ地下商業施設NagaCity Walkで構成。

Naga2は、2017年11月開業(10月30日にソフトオープン)。Naga2は、2018年9月にはホテルの平均稼働率が85%に達し、ゲーミングエリア、ノンゲーミングエリアともほぼフルキャパシティ。
中国からのインバウンド観光客が急増を背景に、同社はNaga3の開発を決定。

2019年度(1-12月)業績
・売上高US$1,755,YoY19%増, EBITDA US$672mn,YoY31%増, 株主帰属当期利益US$521mn,YoY33%増
・円換算は、売上高1,878億円, EBITDA 719億円, 株主帰属当期利益558億円
・売上高の内訳
– Casino operations – gaming tables US$1,561mn,YoY20%増
– Casino operations – electronic gaming machines(EGM) US$158mn,YoY22%増
– Hotel room income, sales of food and beverage and others US$36mn,YoY10%減

2019年12月末 財務状況
・ネット有利子負債 US$20mn
– 現金預金 US$273mn, 短期所有有価証券 US$53mn
– 借入金 US$295mn, リース債務 US$52mn

開発計画
・カンボジア・プノンペン Naga 3
– 土地面積54ha, 開発費は最大35億ドル
– 2025年までの完成を目指す
– 今後、土地のパイリング作業を開始。18-12ヵ月
– 設計事務所は、Steelman Partners(米国ラスベガス)に加え、SOM(米国シカゴ)を起用
・ロシア・ウラジオストク
– 投資額3.5億米ドル(当初)
– 2021年夏に開業予定
– サイト準備は2016年に開始。現地事務所を開設、キースタッフを配置。おおむね予定線

Naga World Complex プロパティ概要および投資計画

市場ステイタス
・カンボジアの首都プノンペン唯一のカジノを含む統合型リゾート(IR)
・カジノライセンス期間は70年間(2065年まで)
・プノンペンから半径200Km圏内(ベトナム国境エリア, Bokor, Kirirom山脈, Sihanoukvilleを除く)におけるカジノ独占権を2045年まで保持
・Naga 3の完成時には、全体で、ホテル5,000室, ゲーミングテーブル1,300台, EGM 4,500台に

Naga 1(1995年開業)
・総投資額は3億米ドルほど
・ホテル700室、ゲーミング施設(2017年6月末)はテーブル239台、電子ゲーム1,660台(外部業者設置分、570台を除く)

NagaCity Walk(2016年8月開業)
・投資額=US$94mn
・床面積=13,248㎡
・地下の通路およびリテイル施設(NagaWorldとNaga2を接続)

Naga2(2017年10月30日にソフトオープン、11月に開業)
・総投資額=3.69億米ドル
・床面積=110,105㎡
・ホテル約1,000室、ゲーミング施設(テーブル300台、EGM500台)、劇場(2,100席)など

・カンボジア・プノンペン Naga 3
– 土地面積54ha, 開発費は最大35億米ドル
– 2025年までの完成を目指す
– 今後、土地のパイリング作業を開始。18-12ヵ月
– 設計事務所は、Steelman Partners(米国ラスベガス)に加え、SOM(米国シカゴ)を起用

 
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ロシア ウラジオストク:NagaCorp 3.5億ドルIR計画 第1期ようやく11月着工~ゾーン2番目
カンボジア:NAGACORP 2017年3Q(1-9月)実績 VIP、マス部門とも好調。近くNaga2開業へ
カンボジア:NAGACORP 2017年度2Q業績 40%増収、当期利益165億円 中国顧客が急伸
カンボジア:NAGACORP 2016年度業績 売上高5.3億ドル、利益横ばい。中国顧客獲得競争が激化
キプロス:欧州最大級のIR Melco–Hard Rockが選定 5億ユーロ規模計画 2016年初着工へ
ロシア ウラジオストク:NagaCorp 3.5億ドルIR計画 11月着工~ゾーン二番目、2018年夏開業
カンボジア:NagaCorp 2016年度3Qガイダンス発表 1-9月 VIP、マスとも10%強成長
カンボジア:NagaCorp 拡張計画Naga2のうちNagaCity Walkがソフトオープン 観光競争力拡充
カンボジア:NAGACORP 2016年度1Q グロス売上高 中国人VIP流入増 ただし、利益率は低位
キプロス:欧州初の大型IR EOI通過3事業者 Bloomberry, Melco-Hardrock, Nagaアジア勢席巻
カンボジア:NAGACORP 2015年度業績 25%増収だが、一時利益除くと5%増益 VIPの低利益率
カンボジア:Naga Corp NagaCity Walkの取得完了期限は2017年末に 積極投資は不変
韓国:Naga Corp IR追加2枠のRFP参加を中止。投資リターンが社内基準満たさず GKLに続き
・カンボジア市場動向
カンボジア:政府、業界代表者がゲーミング法制ドラフトを協議~国際基準の規制枠組み構築へ
カンボジア:カジノ産業の税収 1-9月YoY4割増 NagaCorpは増税受入れの一方、既得権維持へ
カンボジア:ベトナムのカジノ法制化の動きに危機感 国境沿いバベット ASEANの構図変化
カンボジア:シアヌークビルにマレーシア資本が大規模開発計画 ただし、現地には懐疑的な声も
カンボジア:2016年に国際標準のカジノ法制を整備へ 観光競争力を強化を狙う
カンボジア:カジノからの税収 2015年3,500万ドル 法整備し、さらなる拡大を目指す
カンボジア:カジノ関連法案の整備が遅れ 法案の目的は、実態把握、監督、課税強化
カンボジア:中央銀行がカジノ産業の透明化、税収増に取り組む 20億ドル市場
 

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