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カジノオーストリアインター 親会社が大規模リストラ計画, 経営悪化~長崎県IR意欲

2020-07-19

【海外ニュース】

7月に入り、カジノオーストリアAGは、人員、運営コスト削減を軸とする再建計画を公表。新型コロナウイルス(COVID-19)による経営悪化が背景。

コスト削減目標は、合計4,000万ユーロ(約50億円)。削減策は、人員削減500名(削減後の従業員数は1,200人)、給与カット25%を含む。

カジノ・オーストリアAGは、政府から独占的にカジノ運営の委託を受けており、そして、政府を筆頭株主とする。それだけに、民間企業ながら、社会への責任、従業員保護の責任は重いとされる。
従業員組合は、人員削減に強く反発。

オーストリア国内では、カジノ施設が3月16日から5月29日まで休業。休業は、オーストリアにおける禁煙施策の導入が、カジノ需要に影響を与える状況下であった。

カジノ・オーストリアAGは、オーストリア国内唯一の民間事業者であり、政府から委託を受けて、国内12カ所のカジノ施設を運営。
カジノオーストリアAGの株主は、Medial Beteiligungs-GmbH 38.3%, ÖBAG Österreichische Beteiligungs AG(政府系投資会社) 33.2%, Novomatic AG 17.2%など。

カジノ・オーストリア・インターナショナル(CAI)は、カジノ・オーストリアAGの100%子会社。CAIは、グループにおいて、国際事業を担当。

カジノ・オーストリア・インターナショナル(CAI)の2019年度の営業利益は、27億円。長崎県IR基本構想の建設投資額のガイドラインは、3,500~4,600億円。

カジノ・オーストリア・グループ 2019年度 業績および財務状況

Casinos Austria AG – Consolidated 連結  2019年度:
・グロス売上高EURO 1,359mn,YoY2%増, 営業利益EURO 153mn,YoY67%増, 株主帰属当期利益EURO 88mn,YoY26%増
・円換算は、売上高 1,658億円, 営業利益 186億円,  株主帰属当期利益 107億円
・2019年末 ネットキャッシュEURO 45mn(手元流動性EURO 227mn, 借入金EURO 182mn)
・円換算は、ネットキャッシュ55億円

Casinos Austria AG – Parent 単体 2019年度:
・グロス売上高EURO 322mn,YoY2%増, 営業利益EURO 7.8mn,YoY27%増
・円換算は、売上高 393億円, 営業利益 10億円

Casinos Austria International 2019年度:
・グロス売上高EURO 181mn,YoY20%増, 営業利益EURO 22.3mn,YoY29%増
・円換算は、売上高 221億円, 営業利益 27億円
・2019年末 従業員数 760人
・12ヵ国、26施設を運営。2019年の顧客訪問数は330万人

Österreichische Lotterien Ges.m.b.H.(ロッテリー) 2019年度:
・売上高EURO 818mn,YoY1%減, 営業利益EURO 77.7mn,YoY3%増
・円換算は、売上高 998億円, 営業利益 95億円
・2019年末 従業員数 509人

カジノ・オーストリア・グループ 2019年度 業績動向

Casinos Austria AG 2019年度:
・売上高EURO 322mn,YoY2%増, 営業利益EURO 7.8mn,YoY27%増
・円換算は、売上高 393億円, 営業利益 10億円
・2019年末 従業員数 1,714人
・オーストリア国内で12施設を運営

Casinos Austria International 2019年度:
・売上高EURO 181mn,YoY20%増, 営業利益EURO 22.3mn,YoY29%増
・円換算は、売上高 221億円, 営業利益 27億円
・2019年末 従業員数 760人
・12ヵ国、26施設を運営。2019年の顧客訪問数は330万人

Österreichische Lotterien Ges.m.b.H.(ロッテリー) 2019年度:
・売上高EURO 818mn,YoY1%減, 営業利益EURO 77.7mn,YoY3%増
・円換算は、売上高 998億円, 営業利益 95億円
・2019年末 従業員数 509人

カジノオーストリアインターナショナル 日本における活動

長崎県 IR基本構想案 建設投資額3500~4600億円へ~18年4月当初から約2倍に引上

・3月3日、長崎県は、県議会にて、九州・長崎IR基本構想(案)の”九州圏内への経済波及効果試算”を公表
– 建設投資額:3,500~4,600億円 (2018年4月とりまとめ 約2,000億円)
– 集客延人数:690~930万人 (2018年4月とりまとめ 約740万人)
・県は、2019年10月1日に九州・長崎IR基本構想(案)を公表したが、”九州圏内への経済波及効果試算”は算定中とした
・県は、2019年末の基本構想(案)のパブコメ、RFCを経て、試算を算定
・県は、2018年4月公表の基本構想とりまとめの当初数値を大幅に引き上げた。当初は、建設投資額は約2,000億円, 集客延人数は約740万人とした
・県、RFC提案3者とも、2019年3月29日公布のIR整備法施行令(政令)で定められた、中核施設(1-5号)の具体的な基準・要件を意識

<九州・長崎特定複合観光施設設置運営事業コンセプト募集(RFC) 提案3者>
・長崎県RFCへの提案者は以下の3者
– Current-ソフィテルマカオ・アットポンテ16&ゲットナイスホールディングス(香港資本。不動産・金融)
– Oshidori International Development(香港資本。投資・金融)
– CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL(オーストリア)
・RFC登録申請において、Currentは総投資額5,500億円, Oshidori International Developmentは投資額4,000億円と公言

日経IRセミナー九州 長崎県RFC対応3者 オシドリ, CAI, カレントが協業戦略などアピール

・2月1日、日本経済新聞社主催の「日経統合型リゾートセミナー in 九州」が開催された。参加者は300名強
・九州・沖縄ブロックにおいては、長崎県のみがIR区域整備計画を国に申請予定。1月末、北九州市がIR誘致見送りを決定した。
・登壇者は、行政、国会議員、九州観光関係、協賛社などで、全プログラムを通じて約20名
・行政では、申請主体である長崎県の中村法道・知事、立地市町村の佐世保市の朝長則男・市長が登壇
・国会議員では、遠山清彦・衆議院議員(公明党・比例九州・沖縄)が登壇した。遠山議員は、超党派IR国会議員連盟に属し、IR法整備における与党協議の公明党サイドの調整役
・協賛は、オシドリインターナショナル, カジノ・オーストリア・インターナショナル, CURRENT(登壇順)。それぞれ単独プレゼンテーション枠を確保し、会社概要、提携状況などを説明、長崎県への意欲をアピール
・3者は、それぞれ長崎県「九州・長崎特定複合観光施設設置運営事業のコンセプト募集」(RFC, Request-For-Concept)に対応済み。

<オシドリインターナショナル(香港資本。投資・金融)>
・フランスのGroupe Partouche社との提携を発表
・Groupe Partouche社は、フランスではバリエール・グループに次ぐ二番手。Groupe Partouche社の2019年度業績は、売上高EURO434mn, EBITDAがEURO76mn, 純利益EURO25mn(それぞれ520億円, 91億円, 30億円)

<カジノ・オーストリア・インターナショナル(オーストリア)>
・建築家の隈研吾氏などとの協業を発表

<CURRENT(香港資本。不動産・金融)>
・Get Nice Holdings, Success Universe Group, Guangdong Group, ITC Properties Group(広東グループ以外の3社は、香港上場)との提携(資本提携も含む)を発表
・各社の事業
– Get Nice Holdings:エンターテインメント・金融サービスなど
– Success Universe Group:観光・不動産・サテライトカジノ(*)
(*)Ponte 16(SJM Holdingsライセンスによるサテライトカジノを含む施設)の運営会社に出資。SJM Holdingsが51%出資、Success Universeが残り49%出資
– Guangdong Group:ジャンケットなど
– ITC Properties Group:不動産・ゴルフレジャー・金融など

日本経済新聞社:日経統合型リゾートセミナー in 九州 開催概要
日時:2020年2月1日(土)13:00~18:00
会場:ヒルトン福岡シーホーク
受講料:無料
定員:300名
主催:日本経済新聞社
協賛:オシドリインターナショナル, CURRENT, カジノ・オーストリア・インターナショナル, アクセンチュア

日本経済新聞社 日経統合型リゾートセミナー in 九州(2月1日開催)HP

 

カジノオーストリア 長崎県RFCへの応募を表明~海外IR事業者では初めて

・10月27日、長崎新聞は、カジノオーストリアインターナショナルが、長崎県のRFCに応募すると報じた
・IR事業者の経営トップによる長崎県RFCへの対応の表明は初めて
・投資額は「検討中」
・長崎県・佐世保市IR推進協議会(行政)の九州・長崎特定複合観光施設設置運営事業のコンセプト募集(Request-For-Proposal, RFC)のスケジュール
– 10月1日公表:RFC募集要項の公表
– 10月2日から11月22日まで:参加登録申請の受付期間
– 11月29日まで:参加登録確認の結果通知
– 2020年1月10日:RFC提案書の提出期限
– 1月14日から2月21日:RFC提案者との対話実施期間

カジノオーストリア 日本IR事業参入 記者発表会~欧州勢参戦相次ぐ

・11月5日、カジノオーストリアインターナショナル(CAI)は、日本IR事業参入の記者発表会を開催
・クリストフ・ツールッカ・ブルタ最高経営責任者(CEO)は以下を発言
 「日本は大きな市場になると見込まれている。大都市ではなく、地方で、中小規模のIRにしたい」
 「我々は国の厳しい監査を受けた最上質のヨーロッパスタイルのカジノゲーミングを日本に紹介したいと考えている」
・CAI日本法人の林明男社長は以下を発言
 「医療ツーリズムで多くの外国人が訪日している。医療モールを併設し、最高の医療が受けられるIRを目指す」
 「最高のクラシック音楽を持ってくる」
・オーストリア首相、経済産業大臣がメッセージを届け、駐日オーストリア大使が挨拶

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