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カンボジア:NagaCorp 8-9月売上,コロナ前1Q比91%確保、居住外国人が牽引~一時,長崎に関心

2020-10-06

【海外ニュース】

10月4日、カンボジアのNaga Corp(ナガコープ, 香港上場)は、1-9月の営業概況を公表。

Naga Corpは、7月8日からカジノ事業を再開。

再開後(8月1日から9月30日)の一日当たりの指標は、

<ボリューム>
・マス・テーブル・バイイン US$3.5 million,コロナ前(1-3月)比97%水準
・EGM(Electronic Gaming Machines)バイイン US$5.5 million,コロナ前(1-3月)比100%水準
・VIP Rollings US$76 million,コロナ前(1-3月)比71%水準

<ネット売上高>
・合計 US$1.7 million,コロナ前(1-3月)比91%水準
・マス・テーブル US$0.7 million,コロナ前(1-3月)比88%水準
・EGM(Electronic Gaming Machines) US$0.3 million,コロナ前(1-3月)比94%水準
・VIP Rollings US$0.7 million,コロナ前(1-3月)比92%水準

同社の売上高のけん引役は、外国人居住者。

カンボジア政府は、8月以降、主にビジネス旅行者の国際フライトを解禁。ただし、国際旅行者数は、まだ限定的。

カンボジア:NagaCorp 20年度1H 黒字確保。7月に再開~Naga 3計画。長崎コメントなし

8月27日、カンボジアのNaga Corp(ナガコープ, 香港上場)は、2020年1H(1-6月)業績を発表。

同社は、首都プノンペンにおけるIRコンプレックスを運営する。コンプレックスは、Naga World、Naga2、両施設を結ぶ地下商業施設NagaCity Walkで構成。

2020年度1H(1-6月)の売上高は396億円,YoY58%減, 株主帰属当期利益22億円,YoY92%減。1Hでは、実質、1-3月のみの営業であったが、黒字を確保した。
財務面では、実質無借金体制を維持。

カンボジア政府は、新型コロナウイルス(COVID-19)対策として、4月1日からカジノ施設(193のカジノ・ライセンスが発給済み。通常稼働は60-70施設)の休業措置を導入。
7月3日以降、当局(The Ministry of Health)の再開許可を得た事業者は、順次再開している。
7月18日、NagaCorpは、Nagaコンプレックスにおけるすべてのカジノ施設の再開許可を得た。

Naga2は、2017年11月開業(10月30日にソフトオープン)し、2019年にはゲーミングエリア、ノンゲーミングエリアともほぼフルキャパシティ。
中国からのインバウンド観光客が急増を背景に、同社はNaga3の開発を決定。

Naga Corpは、日本については、2019年6月に長崎県内のIRイベントに登壇したが、2019年末の長崎県RFCには参加せず。

2020年6月末 財務状況
・ネット有利子負債 US$62mn
– 手元流動性:現金および現金等価物など US$286mn
– 有利子負債:社債 US$297mn, リース債務 US$52mn

2020年度1H(1-6月)業績
・売上高US$378mn,YoY58%減, EBITDA US$89mn,YoY73%減, 株主帰属当期利益US$21mn,YoY92%減
・円換算は、売上高396億円, EBITDA 93億円, 株主帰属当期利益22億円
・売上高の内訳
– Casino operations – gaming tables US$339mn,YoY57%減
– Casino operations – electronic gaming machines(EGM) US$33mn,YoY57%減
– Hotel room income, sales of food and beverage and others US$5mn,YoY71%減

<参考>2019年度(1-12月)業績
・売上高US$1,755,YoY19%増, EBITDA US$672mn,YoY31%増, 株主帰属当期利益US$521mn,YoY33%増
・円換算は、売上高1,878億円, EBITDA 719億円, 株主帰属当期利益558億円
・売上高の内訳
– Casino operations – gaming tables US$1,561mn,YoY20%増
– Casino operations – electronic gaming machines(EGM) US$158mn,YoY22%増
– Hotel room income, sales of food and beverage and others US$36mn,YoY10%減

開発計画
・カンボジア・プノンペン Naga 3:開発費は最大35億ドル, 2025年までの完成を目指す
– 設計事務所は、Steelman Partners(米国ラスベガス)に加え、SOM(米国シカゴ)を起用
・ロシア・ウラジオストク:投資額3.5億米ドル(当初), 2022年に開業予定

Naga World Complex プロパティ概要および投資計画

市場ステイタス
・カンボジアの首都プノンペン唯一のカジノを含む統合型リゾート(IR)
・カジノライセンス期間は70年間(2065年まで)
・プノンペンから半径200Km圏内(ベトナム国境エリア, Bokor, Kirirom山脈, Sihanoukvilleを除く)におけるカジノ独占権を2045年まで保持
・Naga 3の完成時には、全体で、ホテル5,000室, ゲーミングテーブル1,300台, EGM 4,500台に

Naga 1(1995年開業)
・総投資額は3億米ドルほど
・ホテル700室、ゲーミング施設(2017年6月末)はテーブル239台、電子ゲーム1,660台(外部業者設置分、570台を除く)

NagaCity Walk(2016年8月開業)
・投資額=US$94mn
・床面積=13,248㎡
・地下の通路およびリテイル施設(NagaWorldとNaga2を接続)

Naga2(2017年10月30日にソフトオープン、11月に開業)
・総投資額=3.69億米ドル
・床面積=110,105㎡
・ホテル約1,000室、ゲーミング施設(テーブル300台、EGM500台)、劇場(2,100席)など

Naga3(2025年の完成を目指す)
・土地面積54ha, 開発費は最大35億米ドル
・2025年までの完成を目指す
・今後、土地のパイリング作業を開始。18-12ヵ月
・設計事務所は、Steelman Partners(米国ラスベガス)に加え、SOM(米国シカゴ)を起用

 

カンボジアにおけるカジノおよびIRの市場動向

カンボジアのカジノ市場は約20億米ドル。カジノ産業が支払う実効税率は、市場規模に対して1%台と低位。

カンボジアには60-70ほどのカジノ施設がある。プノンペンのNaga World Complexのほか、シアヌークビル、および、ベトナム国境(バベット)、タイ国境(ポイペト)に施設が集積する。

カンボジアのランド・カジノ事業者は、オンラインカジノサイトを運営する権利を持つ。

Naga Corp 長崎県における活動

RFC登録3者,Nagaなど来ず/実施方針案,20日パブコメ@県議会

・12月12日、長崎県は、県議会総務委員会にてIRの状況を説明

<RFC登録状況>
・以下3者が登録。申請は5者あったが、2者は登録されず
– Current-ソフィテルマカオ・アットポンテ16&ゲットナイスホールディングス(香港資本。不動産・金融)
– Oshidori International Development(香港資本。投資・金融)
– CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL(オーストリア)
・6月に長崎県IR民間イベントで登壇した以下2社は登録せず
– Far East Consortium International/アゴーラホスピタリティグループ(香港資本系列。不動産・ホテルなど)
– Naga Corp(カンボジアIR事業者)
・RFC参加者の海外実績と国が想定するスケールとクオリティ(IR整備法施行令,基本方針案)との乖離がポイント

<実施方針案, 事業者選定>
・県は、12月20日に実施方針素案を公開し、1月17日までパブリックコメント(意見公募)を受け付けへ
・事業者公募選定(Request-For-Proposal)では、有識者などで構成する選定審査委員会を設置へ

長崎IRイベント 海外6業者が地元アピール~政令基準実績, 数値コミット課題

・6月27日、佐世保商工会議所, HOGO主催「九州・長崎統合型リゾート(IR)ビジネス構築セミナー」が開催
・海外事業者が、地元関係者(約500名)に意気込みをアピールする場となった
・事業者からは、業界通念から著しくかい離する数値のアピールがあった。今後、自ら提示した数値へのコミットが注目される
~Currentは、長崎IRへの総投資額5,500億円, 年間売上高4,000億円とした。長崎県「長崎IR基本構想 有識者会議とりまとめ(2018年4月公表)」では投資額ガイドラインは2,000億円
・登壇した事業者は、
– Far East Consortium International/アゴーラホスピタリティグループ(香港資本系列。不動産・ホテルなど)
– Naga Corp(カンボジアIR事業者)
– Current-ソフィテルマカオ・アットポンテ16&ゲットナイスホールディングス(香港資本。不動産・金融)
– Oshidori International Development(香港資本。投資・金融)
– 一般財団法人・災害支援財団
– Casinos Austria International(IR企業動向:カジノオーストリア 日本IR事業参入 記者発表会~欧州勢参戦相次ぐ
・IR整備法施行令が定める中核施設(1-5号)の基準・要件に近い規模感のIR施設を有する海外事業者は参加せず
・IR整備法(2018年7月27日公布), 施行令(2019年3月29日公布)が決定して以降、海外IR事業者のターゲットエリア選別は厳しさを増した
・登壇事業者のうち、大型IR施設を持つ業者はNagaCorpのみ。ただし、主力のプノンペンのコンプレックスは、累計投資額が10億ドル, 総延べ床面積20万㎡前後と、日本の政令基準とはかい離がある

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・NagaCorp事業動向
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ロシア ウラジオストク:NagaCorp 3.5億ドルIR計画 11月着工~ゾーン二番目、2018年夏開業
カンボジア:NagaCorp 2016年度3Qガイダンス発表 1-9月 VIP、マスとも10%強成長
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カンボジア:NAGACORP 2016年度1Q グロス売上高 中国人VIP流入増 ただし、利益率は低位
キプロス:欧州初の大型IR EOI通過3事業者 Bloomberry, Melco-Hardrock, Nagaアジア勢席巻
カンボジア:NAGACORP 2015年度業績 25%増収だが、一時利益除くと5%増益 VIPの低利益率
カンボジア:Naga Corp NagaCity Walkの取得完了期限は2017年末に 積極投資は不変
韓国:Naga Corp IR追加2枠のRFP参加を中止。投資リターンが社内基準満たさず GKLに続き
・カンボジア市場動向
カンボジア:政府、業界代表者がゲーミング法制ドラフトを協議~国際基準の規制枠組み構築へ
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カンボジア:シアヌークビルにマレーシア資本が大規模開発計画 ただし、現地には懐疑的な声も
カンボジア:2016年に国際標準のカジノ法制を整備へ 観光競争力を強化を狙う
カンボジア:カジノからの税収 2015年3,500万ドル 法整備し、さらなる拡大を目指す
カンボジア:カジノ関連法案の整備が遅れ 法案の目的は、実態把握、監督、課税強化
カンボジア:中央銀行がカジノ産業の透明化、税収増に取り組む 20億ドル市場
 

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