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Galaxy Entertainment 20年度3Q Net金融資産5,526億円。10月より業績改善~日本,開発努力継続中

2020-11-10

【海外ニュース】

Melco Resorts & Entertainment 業績

Galaxy Entertainment 20年度3Q Net金融資産5,526億円。10月より業績改善~日本,開発努力継続中

11月10日、Galaxy Entertainment Group(GEG)は、2020年度3Q(7-9月)業績(キーパフォーマンスインディケーター)を発表。

財務面の強さ、そして、10月からの業績回復をアピール。

日本については、「日本チームが、新型コロナウイルス(COVID-19)の状況下において、開発努力を継続」とした。

2020年度9月末 財務:
・ネット金融資産(金融資産から借入金を減算)HK$39.7 billion(5,526億円)
・現金・金融資産(流動) HK$43.2 billion
・借入金 HK$3.5 billion

2020年度3Q(7-9月)キーパフォーマンスインディケーター:
・売上高HK$1,550 million,YoY88%減, 調整後EBITDA HK$943 millionの赤字(前年同期HK$4,112 millionの黒字)
・円換算:売上高216億円, 調整後EBITDA 131億円の赤字

開発アップデート:
・Galaxy Macau, StarWorld Macauアップグレード
 15億香港ドル(210億円)投資はほぼ完了
・Galaxy Macau第3期&4期
 開発予算430億香港ドル以上(約6,020億円以上)
 延べ床面積100万㎡レベル想定,
 3, 4期合計 ホテル3,500室(ヴィラ含む), MICE37,000㎡, アリーナ46,000㎡(16,000席), 飲食, カジノなど
 2019年8月、Galaxy International Convention Center(GICC) Galaxy Arena, Andaz Hotel(Hyatt)の具体的計画を発表
・横琴(Hengqin)地区
 2.7平方キロメートルの土地に低密度のライフスタイル・リゾート開発計画。マカオを補完。各政府と協議へ
・海外展開
 日本開発営業を継続中
 Monte-Carlo SBMと戦略パートナーシップも日本に活用(2015年7月、GEGは、Monte-Carlo SBM株式5%を取得。対価はEUR40mn=約50億円)

Galaxy Entertainment 20年度1H Net金融資産6,058億円。8月,実質市場再開。日本コミット

8月13日、Galaxy Entertainment Group(GEG)は、2020年度1H(1-6月)業績を発表。

6月末のネット金融資産(金融資産から有利子負債を減算)は、6,058億円。実質無借金で、巨大な金融資産を保有。

2月から現在まで、売上高は実質ゼロであり、1-6月の株主帰属当期損益は394億円の赤字となった。
そうした中、雇用はほぼ維持。1-6月の人件費は、508億円,YoY8%減。

業況展望のポイントは、
・短期的には、8-9月の中国本土からマカオへの観光ビザ発給再開が市場回復に寄与
・中国からマカオへの旅行へのペントアップデマンド(需要堆積)が大きいと予想
・アジア、中国人は、アジア域外への旅行には消極的であり、マカオへの選好が高まるだろう
・中長期のマカオ、当社の展望には楽観的

日本IR参入活動には、引き続きコミット。日本のタイムラインが調整された場合でもコミットは不変。

2月14日、同社は大阪府市RFP参加を見送り。
2019年10月23日、テッド・チャン日本地区最高執行責任者は「日本では大都市に集中する」と発言。
現在、大阪を除く大都市では、横浜市がIR誘致方針を決定済。愛知県、名古屋市は検討中。

2020年度6月末 財務:
・ネット金融資産(金融資産から有利子負債を減算)HK$43.9 billion(6,058億円)
・金融資産:手元流動性 HK$19.6 billion, 長期金融資産 HK$30.8 billion
・有利子負債:借入金 HK$6.2 billion, リース負債 HK$0.3 billion

2020年度1H(1-6月)業績:
・売上高HK$6,223mn,YoY76%減, 調整後EBITDA HK$1,087mnの赤字(前年同期HK$8,315mn), 株主帰属当期損益HK$2,856mnの赤字(同HK$6,680mnの黒字)
・円換算:売上高859億円, 調整後EBITDA 150億円の赤字, 株主帰属当期損益394億円の赤字

(参考)2019年度4Q累計(1-12月)業績:
・売上高HK$51,902mn,YoY6%減, 調整後EBITDA HK$16,479mn,YoY2%減, 株主帰属当期利益HK$13,042mn,YoY3%減
・円換算:売上高7,266億円, 調整後EBITDA 2,307億円, 株主帰属当期利益1,770億円
<プロパティ別>
– Galaxy Macau:売上高HK$37,441mn,YoY5%減, 調整後EBITDA HK$12,641mn,YoY2%減
– StarWorld:売上高HK$10,917mn,YoY10%減, 調整後EBITDA HK$3,502mn,YoY2%減
– Broadway Macau:売上高HK$593mn,YoY6%増, 調整後EBITDA HK$39mn,YoY22%増
– City Clubs:調整後EBITDA HK$117mn,YoY5%増
– Construction Materials:売上高HK$2,834mn,YoY2%減, 調整後EBITDA HK$1,162mn,YoY24%増

開発アップデート:
・Galaxy Macau, StarWorld Macauアップグレード
 15億香港ドル(210億円)投資はほぼ完了
・Galaxy Macau第3期&4期
 開発予算430億香港ドル以上(約6,020億円以上)
 延べ床面積100万㎡レベル想定,
 3, 4期合計 ホテル3,500室(ヴィラ含む), MICE37,000㎡, アリーナ46,000㎡(16,000席), 飲食, カジノなど
 2019年8月、Galaxy International Convention Center(GICC) Galaxy Arena, Andaz Hotel(Hyatt)の具体的計画を発表
・横琴(Hengqin)地区
 2.7平方キロメートルの土地に低密度のライフスタイル・リゾート開発計画。マカオを補完。各政府と協議へ
・海外展開
 日本開発営業を継続中
 Monte-Carlo SBMと戦略パートナーシップも日本に活用(2015年7月、GEGは、Monte-Carlo SBM株式5%を取得。対価はEUR40mn=約50億円)

Galaxy Entertainment Group 日本における活動

Galaxy Entertainment 日本意欲不変。財務, アジア実績, 欧州提携~朝日新聞でPR

・9月17日、朝日新聞は、ギャラクシー・エンターテインメント日本法人COO(最高執行責任者)のテッド・チャン氏のインタビューを掲載
・ポイントは以下の通り
「(コロナ影響について、)私たちには436億香港ドル(約5900億円)の現金などの資金が手元にあり、倒産の心配はない」
「ギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センター、ギャラクシー・アリーナは2021年中の開業を目指す(当初2021年上期開業予定)」
「日本進出への積極的な姿勢は変わらない」
「強みは、アジア市場での成功、パートナーであるモンテカルロSBMの欧州ブランド」
「IT系など日本企業とも協業を検討中」
・Galaxy Entertainmentは、大都市をターゲットとする。2020年2月、大阪RFP参加は見送り。現在の取り組み対象は、行政がIR誘致方針を決定済みのエリアは、横浜市のみ。また、行政がIR誘致検討中エリアである東京、愛知県、名古屋市を注視

Galaxy Entertainment 大阪RFP参加見送り~大都市機会探索中。横浜, 愛知など

・2月14日、RFP審査書類の提出締切の後、吉村洋文・大阪府知事は、RFP参加がMGMリゾーツ・インターナショナル/オリックスのみとなったことを明らかにした
・ゲンティン・シンガポール、Galaxy Entertainmentは、大阪RFP見送りを決定
・10月23日、ギャラクシー・エンターテインメント・ジャパンのテッド・チャン日本地区最高執行責任者はターゲットエリアについて以下をコメント
「日本では大都市に集中する。大阪、横浜、東京などに関心」
「大阪には強い関心。大阪府市のRFP参画に意欲」
・大阪を見送った結果、Galaxy Entertainmentのターゲット選択肢は、横浜市、愛知県などと推測される
・現在、大阪を除く大都市では、横浜市がIR誘致方針を決定済。愛知県、名古屋市は検討中(愛知県は、現在実施中のRFC締切を5月末としており、6月以降に方針決定へ)

市 RFC提出者数を発表~IR事業7者, 開発事業3者。開発事業で1社脱落~Galaxy Entertainment 提出

・12月24日、横浜市は、定例記者会見にて「IR(統合型リゾート)の実現に向けた民間事業者からのコンセプト提案募集」提出者数を発表
① 日本型IRの実現に関すること:提出者7者(参加登録7者)
② 開発事業に関すること:提出者3者(参加登録4者)
③ 関連産業に関すること:提案15件(11月15日期限)
・11月8日、テレビ神奈川は、参加登録6者名をレポート。ラスベガス・サンズ, ウィン・リゾーツ, ギャラクシーエンターテインメント, メルコリゾーツ&エンターテインメント, ゲンティン・シンガポール, セガサミー
・横浜市は、RFCを経て、2020年春に実施方針を策定、事業者選定へ
・RFC参加, 提案は、2020年に実施予定の事業者選定には影響しない

RFC ”IR事業者カテゴリー”6者登録~Galaxy Entertainment Groupも対応

・11月8日、テレビ神奈川は、独自取材をソースとし、横浜市のRFCへの登録状況をレポート
・同レポートによれば、登録者は、ラスベガス・サンズ, ウィン・リゾーツ, ギャラクシーエンターテインメント, メルコリゾーツ&エンターテインメント, ゲンティン・シンガポール, セガサミー
・11月7日、第1回[横浜]統合型リゾート産業展に出展するIR事業者が発表された。前記の6者と一致
・10月16日、横浜市は「IRの実現に向けた民間事業者からのコンセプト提案募集」(RFC)を公表
・RFCの提案募集は3カテゴリー。”日本型IRの実現”, “開発事業”, ”関連産業”
・同レポートは、”日本型IRの実現”と考えられる。このカテゴリーの登録には、海外IR実績要件が付された

Galaxy Entertainment 記者会見@大阪「大都市集中。大阪RFP参画に意欲」

・10月23日、ギャラクシー・エンターテインメント・ジャパンは、大阪にて記者会見を開催
・テッド・チャン日本地区最高執行責任者の主なコメント以下の通り
– 日本では大都市に集中する。大阪、横浜、東京に関心
– 大阪には強い関心。大阪府市のRFP参画に意欲
– 各自治体の時間軸が許すならば、二つの地域のRFPに参加したい。数か月以内にエリアを決定
<大阪府市における海外IR事業者>
・9月19日、大阪府市は「(仮称)大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業コンセプト募集(RFC)」の提案状況を3者と公表。各社の情報公開から以下が明らかに
– MGMリゾーツ・インターナショナル/オリックス株式会社
– ゲンティン・シンガポール・リミテッド
– ギャラクシー・エンターテインメント・グループ
カジノIRジャパン:IR誘致レース~大阪府の動向

Galaxy Entertainment 大阪取組宣言「パートナー交渉大詰め。RFPに臨む」

・10月7日、「第2回 大阪・関西の未来を拓く万博・成長型IR・夢洲まちづくりシンポジウム」(主催:夢洲新産業創造研究会事務局)が開催
・IR事業者としては、日本MGMリゾーツ、ギャラクシーエンターテインメントジャパンの2社が登壇
・そこで、岡部智氏(ギャラクシーエンターテインメントジャパン株式会社・総支配人)は以下を発言
「大阪府市にRFCを提出し、これからRFPに臨む」
「当社は、K-WAHグループ(建設資材業)を親会社とし、60年間の日本との取引関係を有する。日本と最も近いオペレーター」
「強みは、1)財務体質、2)地域とのパートナーシップ、3)地域との共存共栄」
「当社の年間利益は2,000億円。株式時価総額は3.6兆円」
「2015年、モンテカルロSBMと業務提携。日本進出に向け、欧州を大きなコンセプトとして日本市場にぶつけたい」
「今、有力なローカルパートナーと大詰めの交渉中。パートナーシップを組んで、RFPに向かう」

Galaxy Entertainment 日本の大学等にマカオ短期招待教育制度・第2回~人材教育PR

・8月14日、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は「GEG 日本-マカオ統合型リゾート・マネジメント・メンターシッププログラム」の実施を発表
・同プログラムでは、日本の大学や企業などから人材を募集し、マカオで3週間(8月26日から)の実地研修を含むIR教育を施す。講師は、マカオ大学、GEG職員など
・同プログラムは、今回が2年目。昨年(第1回)は、試験的に東洋大学国際観光学部の学生数名を受け入れた。今回参加する学術機関・企業は、東洋大学、京都産業大学、福岡大学、オークラ・ニッコー・ホテルマネジメントなど
・参加大学は、関東、関西、九州。オークラは、Galaxy Macau内でホテルを運営
・GEGは、2020年初、「GEGマカオ―日本IRインターンシッププログラム」を実施予定。マカオの学生に6ヵ月間、日本でホテルマネジメントを学ぶ機会を与える。オークラ・ニッコー・ホテルマネジメントが協力

サッカーEUROJAPAN CUP冠スポンサーで横浜市にアピール。7月15日,27日

・7月27日、サッカーGALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019が開催予定
・7月15日、横浜市にて、同ゲームの前座試合の対戦を決定するジュニアチームのトーナメントを開催
・Galaxyは、スポーツイベントへの協賛を通じ、参入ターゲットである横浜市において広報展開
・Galaxy Entertainmentは、現在まで、ターゲットエリアを明らかにせず。横浜市、大阪府市、和歌山県で活動履歴 
<GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP>
・4月16日、Galaxy Entertainmentは、EUROJAPAN CUPの大会主催者と2年契約を結び、同大会の冠スポンサーとなると発表
・EUROJAPAN CUPは、プロサッカーの日本と欧州のチームによる親善試合。年1試合の開催
・主催者は、 公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ、株式会社Zeppライブ
・2019年7月27日は、横浜市において”横浜F・マリノス vs マンチェスター・シティFC”
・2020年は大阪にて開催予定

マカオ大学・立教大学 国際IR経営管理学フォーラム~Melco,Galaxy,OkadaManila,C&I

・7月6日、グローバルリーダーシップ育成プログラム・国際統合型リゾート経営管理学 第7回の一環として、オープンフォーラム「日本統合型リゾート~健全社会のIRを目指して」が開催された。参加者は、合計200名ほど、会場は満席となった
・プログラムは以下の通り
– 基調講演:国土交通省観光庁の祓川直也・審議官
– メルコリゾーツ&エンターテインメントのケリー・アキコ・タカハシ氏(エクゼクティブ・バイスプレジデント, ローレンスホーCEO付きチーフ・オブ・スタッフ)「Partner Of The Furture 私たちのコミットメント」
– ギャラクシー・エンターテインメント・グループのテッド・チャン氏(日本地区最高執行責任者)「インダストリー・ディスラプションと社会的調和~地域社会とのパートナーシップを通じて」
– パネルディスカッション
マカオ大学工商管理学院副院長・統合型リゾート及び観光学科のグレン・マッカートニー教授(IR入門、ゲイミング、非ゲイミングのIR構築と持続的発展)
マカオ大学工商管理学院・統合型リゾート学科長のロビン・チャーク教授(カジノ心理学、神経経済学、神経行動学、カジノ管理学)
マカオ大学工商管理学院・ファイナンス及びビジネス経済学科のリカルドシウ教授(カジノ経済学、レジャー経済学)
キャピタル&イノベーション株式会社 小池隆由(情報メディア:“カジノIRジャパン”運営)
タイガーリゾートレジャー&エンターテインメント 取締役社長 大屋高志氏(フィリピン”Okada Manila”運営)

サッカーEUROJAPAN CUPの冠スポンサーに。2年契約~横浜と大阪にアピール

・4月16日、Galaxy Entertainmentは、EUROJAPAN CUPの大会主催者と2年契約を結び、同大会の冠スポンサーとなると発表
・EUROJAPAN CUPは、プロサッカーの日本と欧州のチームによる親善試合。年1試合の開催
・主催者は、 公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ、株式会社Zeppライブ
・2019年7月27日は、横浜市、横浜F・マリノス vs マンチェスター・シティFC
・2020年は大阪にて開催予定

和歌山県:IRビジネス構築セミナー(2019年2月19日)協賛4社

– ブルームベリー(フィリピン)
– バリエール(フランス)
– ギャラクシー(香港・マカオ)
– モヒガン・ゲーミング(米国)

都内で記者会見 フランシス・ルイ副会長 7自治体調査対応。皆勤賞

・11月20日、Galaxy Entertainment Groupは、都内で記者会見。日本へのIR事業参入への意欲をアピール。フランシス・ルイ副会長が出席
・7自治体のIRに関わる情報提供(投資意向調査, RFIなど)に対応したことを明らかにした。情報提供を実施したすべてに対応
 大阪府市, 北海道, 苫小牧市, 長崎県, 和歌山県, 愛知県, 横浜市
・フランシス・ルイ副会長の発言
 「地域が何を望んでいるか慎重に耳を傾ける。どのように地域経済に役立てるかは都市で異なる」
 「これまでにないIRをボトムアップで作る」

Galaxy Entertainment 日本学生のマカオ短期招待制度~日本参入に教育貢献PR

7月30日、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は、「GEG 日本-マカオ統合型リゾート・マネジメント・メンターシップ試験的制度」(以下「メンターシップ制度」)の実施を発表。
同制度は、GEGが設立した非営利団体であるGEG基金、東洋大学とともに、マカオ大学の協力のもとマカオで実施される。

プログラム(初年度)は、東洋大学国際観光学部から選ばれた学生が、8月に4週間にわたりマカオを訪問。マカオ大学の国際統合型リゾート管理プログラムの講義、GEG幹部社員によるメンタリング・セッションを受講する。

なお、マカオ大学は、独自で日本の大学との提携を通じた、日本における国際統合型リゾート管理プログラムの提供を目指している。

マカオ大学工商管理学院 ジャッキー・ソー院長「日本でIR教育体制整備。日本の大学と提携へ」

マカオ ゲーミング・コンセッション(カジノ営業権)満期, 再入札

マカオ:政府 ゲーミング法改正, 営業権再入札の時期は不変~21-22年,事業者の命運が決定へ

10月1日、マカオ経済財政長官の李偉農(Lei Wai Nong)は、国慶節の記念式典にて、ゲーミング法改正、ゲーミングコンセッション再入札のスケジュールを言及。

政府は、スケジュールを堅持する方針であり、ゲーミング法改正は2021年、ゲーミング・コンセッション再入札は現行コンセッション満期(2022年6月26日)前に実施の予定。

これまで、業界関係者の一部には、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を考慮し、政府が再入札の時期を延期するとの観測があった。今回、この観測が否定されたことになる。
現在のゲーミング法は、マカオ特別区行政長官は、その権限により、ゲーミング・コンセッションの最大5年間の延長が可能とする。

4月20日、賀一誠・マカオ特別区行政長官は、2020年後半にゲーミング法改正に関するパブリックコンサルテーションを実施する方針を明らかにした。

マカオでは、6社(中国系3社、米国系3社)がゲーミング・コンセッション(サブ・コンセッションを含む)を所有しており、すべて2022年6月26日に満期を迎える。
政府は、ゲーミング・コンセッション再入札(更新ではない、)が、現行営業権の満期(2022年6月26日)前に実施する方針。

マカオでは、コンセッション保有者(および、コンセッション保有者とサービスアグリーメントを締結した事業者)のみが、カジノ運営を許可される。コンセッションは、強大な権益であり、6社の企業価値を支える原動力である。

図表:マカオ カジノ運営6事業者のコンセッション 満期日

コンセッション満期日 事業者 証券取引所 カジノ施設数 獲得順
2022年6月26日 SJM Holdings 香港証券取引所 22
2022年6月26日 Wynn Macau 香港証券取引所
2022年6月26日 Galaxy Entertainment 香港証券取引所
2022年6月26日 Sands China 香港証券取引所 4(サブ)
2022年6月26日 MGM China 香港証券取引所 5(サブ)
2022年6月26日 Melco Resorts & Entertainment NASDAQ 6(サブ)

注1:カジノ施設数は2020年3月末時点
注2:2019年3月15日、マカオ政府はSJM Holdingsのコンセッション(MGM China Holdingsのサブ・コンセッション)の満期日を、2020年3月31日から2022年6月26日に延長を承認
注3:(サブ)はサブコンセッション。Sands ChinaはGalaxy Entertainmentより、MGM ChinaはSJM Holdingsより、Melco Resorts & EntertainmentはWynn Macauより取得
 

マカオ:DICJ長官就任式 政府,営業権再入札準備に注力中~ホー家3,米系3の行方が焦点

6月10日、マカオゲーミング管理当局DICJ(The Gaming Inspection and Coordination Bureau)のアドリアーノ・ホー・長官の就任式典があった。アドリアーノ・ホー氏は、パオロ・マルティンス・チャン氏の後任となる。

アドリアーノ・ホー・DICJ長官は、スピーチで、オペレーション監視におけるテクノロジーの活用を強調。

一方、経済財政長官の李偉農(Lei Wai Nong)は、ゲーミングコンセッション再入札、ゲーミング法改正に言及。
・マカオ政府は、ゲーミングコンセッションの再入札の準備に注力
・ゲーミング法制改正のパブリックコンサルテーションは、必要な時期に実施へ

4月20日、賀一誠・マカオ特別区行政長官は、2020年後半にゲーミング法改正に関するパブリックコンサルテーションを実施する方針を明らかにした。
同時に、改めて、次回のゲーミング・コンセッション(カジノ営業権)の発給プロセスは、新規再入札であり、自動更新ではないことを強調。

今後、パブリックコンサルテーションの後、コンセッションの満期(2022年6月26日)の前に、再入札が実施されることになる。

ゲーミング・コンセッションの再入札における焦点は、何社分が発給されるか、現有コンセッション保有者の喪失の可能性、新規事業者の参入の可能性。

とくに、スタンレー・ホー氏の逝去が与える、同ファミリーが深く関与する3コンセッション(SJM Holdings, Melco Resorts & Entertainment, MGM China)への影響、そして、米中関係が与える米系3コンセッション(MGM China, Sands China, Wynn Macau)への影響が注目される。

また、ゲーミング法改正は、ゲーミング・コンセッションの再入札に加え、ジャンケット、サテライトカジノなど現行制度の規定が不十分と考えられる領域をクリアにする見通し。

マカオ:スタンレー・ホー氏が逝去~業界, 家族の勢力図変化, 営業権再入札の行方注目

5月26日、中国中央テレビ(CCTV, China Central Television)は、スタンレー・ホー氏(98歳)が26日に逝去したと報じた。

スタンレー・ホー氏は、1962年にマカオにおけるカジノ独占権を獲得。2002年の市場開放後、SJM Holdingsの経営トップとなった。2009年に自宅における転倒事故を機に、SJM Holdinsgの日々のマネジメント業務から引退。2018年6月12日、SJM Holdingsの株主総会で、経営トップ(会長、エグゼクティブダイレクター)を辞任し、新設された名誉会長のポストに就いた。

スタンレー・ホー氏は、4人の夫人との間に、17人の子息をもうけた(15人が存命)。

夫人、子息のうち、マカオのカジノ産業で大きな存在感を持つのは、
・アンジェラ・リョン氏(第四夫人):SJM Holdingsの共同会長
・パンジー・ホー氏(第二夫人の長女):MGM Chinaの第二位株主。Shun Tak Holdingsの会長
・デイジー・ホー氏(第二夫人の次女):SJM Holdingsの共同会長
・ローレンス・ホー氏(第二夫人の長男):Melco Resorts & EntertainmentのCEO

今後のマカオ、ホーファミリーの勢力図の変化の可能性が注目される。

ポイントの一つは、SJM Holdingsの支配の行方。2009年以降、スタンレー・ホー氏の後継、SJM Holdingsの支配をめぐって、家族間の争いがあったとされる。

直近では、2019年1月23日、パンジー・ホー氏(スタンレー・ホー氏と第二夫人の長女)、ヘンリー・フォック基金(スタンレー・ホー氏の創業パートナー一族)は、SJM Holdingsの支配について協調することで合意したと発表。

マカオ:SJM Holdings 親会社STDMの支配で合意。パンジーホー氏とフォック基金

もう一つは、ゲーミングコンセッションの再入札の行方。現在、ホー・ファミリーは、コンセッション保有3社に大きく関係している。その3社が、再入札後にコンセッションを維持できるか注目される。
 
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Galaxy Entertainment 19年度3Q EBITDA 576億円,YoY6%増~マカオ安定,財務力。日本営業強調
マカオ:Galaxy Entertainment 19年度1H 最終利益902億円,YoY7%減~日本営業強調
マカオ:Galaxy Entertainment 19年度1Q 8%減収減益~営業権満期。日本営業強化
Galaxy Entertainment 18年度最終利益1,891億円~営業権満期,対策強化。海外,日本集中
マカオ:Galaxy Entertainment 18年度3Q業績 EBITDA約550億円, YoY10%増。日本営業強調
マカオ:Galaxy Entertainment 18年度1H業績 当期利益1000億円, 日本営業訴求。営業権満期焦点
マカオ:Galaxy Entertainment 2018年度1Q業績 EBITDA過去最高600億円。日本参入営業加速
マカオ:Galaxy Entertainment 2017年度4Q業績 EBITDA過去最高550億円。営業権満期がリスク
マカオ:Galaxy Entertainment 2017年度1H業績 当期利益650億円、YoY81%増 日本参入追及
マカオ:Galaxy Entertainment 2017年度1Q業績 大幅増益 コタイ次期近く着工 日本の機会追及
マカオ:Galaxy Entertainment 2016年度4Q業績 利益YoY51%増 コタイIRのマスがけん引
マカオ:Galaxy Entertainment 2016年度3Q コタイIRけん引 マスが収益柱 EBITDA362億円
マカオ:Galaxy Entertainment 2016年度2Q 4-6月EBITDAはYoY22%増 市場安定、マスがけん引
マカオ:Galaxy Entertainment 2016年度1Q 業績下げ止まり。コタイ地区、マスへのシフト鮮明
マカオ:Galaxy Entertainment 2015年度&4Q実績 通期縮小だが、4QはQoQ増収増益 回復サイン
 

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