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フィリピン:Bloomberry Resorts 20年度3Q ドライラン, EBITDA均衡レベル~日本法人,方針未定

2020-11-12

【海外ニュース】

11月10日、フィリピンのBloomberry Resortsは、2020年度3Q(7-9月)業績を発表。

同社は、フィリピンのマニラ首都圏の国際IRであるSolaire Resort and Casino、韓国済州島のJeju Sun Hotel and Casinoを運営。
連結業績のほぼすべては、Slaireに起因する。

3Q(7-9月)業績は、売上高70億円,YoY76%減, 株主帰属当期損益56億円の赤字(前年同期86億円の黒字)。

フィリピンでは、政府、ゲーミング当局(Philippine Amusement and Gaming Corp, PAGCOR)の方針に沿い、3月15日より、カジノを含むすべてのゲーミング事業(PAGCORの規制対象)を停止を発令。

その後、当局は、エンタテインメントシティのIRに対して、6月後半にカジノ部門のドライラン(コロナ対応試験運用。インハウスおよび限定ゲストのみ。パブリックには非公開)を容認。
Solaire Resort and Casinoは、現在でもパブリックには非公開のステイタスが継続。

Bloomberry Resortsは、フィリピンにおける二つ目のIR計画Solaire North(Quezon City)を推進中。2019年7月に掘削作業を開始。会社は、2023年後半に完成させる計画。
ただし、新規計画に対する政府の開発許認可の行方は不透明。
2017年3月、PAGCORのAndrea D. Domingo議長は、新規IR開発計画の新方針を発表。マニラ首都圏では、今後5年間は新規のIRライセンスを発行しない方針。
2018年1月、ロドリゴ・デュテルテ大統領が、国内の新たなカジノ開発の停止を表明。

Bloomberry Resortsは、2019年11月、Bloomberry Resorts Japan, Inc.(BRJI)を100%子会社とした。BRJIの主目的は、日本におけるIR開発。
ただし、Bloomberry Resorts、BRJIは、4月に和歌山県のRFP参加を見送り。
その後の方針は未公表。

2020年度3Q(7-9月)業績:
・売上高PHP3,204 million,YoY76%減, EBITDA PHP204 millionの赤字(前年同期PHP6,361 millionの黒字), 株主帰属当期損益PHP2,538 millionの赤字(同PHP3,922 millionの黒字)
・円換算は、売上高70億円, EBITDA 4億円の赤字, 株主帰属当期損益56億円の赤字

2020年度3Q累計(1-9月)業績:
・売上高PHP13,459 million,YoY62%減, EBITDA PHP1,301 million,YoY92%減, 株主帰属当期損益PHP5,857 millionの赤字(同PHP8,592 millionの黒字)
・円換算は、売上高296億円, EBITDA 29億円, 株主帰属当期損益129億円の赤字

2020年9月末 ネット有利子負債:
・ネット有利子負債:PHP42,950 million(約945億円)
・現金・現金等価物:PHP24,660 million
・有利子負債:借入金 PHP67,570 million, リース負債 PHP40 million

(参考)2019年度(1-12月)業績:
・売上高PHP46,628mn,YoY22%増, EBITDA PHP19,830mn,YoY32%増, 当期利益PHP9,921mn,YoY38%増
・円換算は、売上高979億円, EBITDA 416億円, 当期利益208億円
<セグメント別>
– フィリピン:売上高PH46,188mn,YoY22%増, EBITDA PHP20,294mn,YoY34%増, 当期利益PHP10,750mn,YoY35%増
– 韓国:売上高PHP440mn,YoY28%減, EBITDA PHP464mnの赤字(前期PHP240mnの赤字), 当期利益PHP829mnの赤字(同PHP793mnの赤字)
・フィリピン・カジノ市場は、内国人:外国人の構成比、マス:VIPの構成比とも、おおむね5:5であり、バランスが良好

フィリピン Bloomberry Resorts 株主価値向上に投資強化方針を発表~株価テコ入れに

4月14日、フィリピンのBloomberry Resorts Corporation(Bloomberry)は、株主価値向上に向けた投資強化方針を発表。
同日、Bloomberryは、新型肺炎(COVID-19)の対策で、年次株主総会の開催日を、5月21日から6月18日に延期すると発表。

Bloomberryは、投資対象を、ゲーミング、ホスピタリティ、その他ノンゲーミング資産など多様な機会を含むとした。ただし、現時点では特定案件の検討は行っておらず、近い将来に具体の発表予定はない。

方針は、年次株主総会に向けた、株主、株式市場へのアピールの狙いもあろう。
Bloomberryの直近の株式時価総額は、660億フィリピンペソ(約1,400億円)。年初から約45%低下。

Bloomberryは、フィリピンのマニラ首都圏の国際IRであるSolaire Resort and Casino、韓国済州島のJeju Sun Hotel and Casinoを運営。

現在、Solaire North(ケソン市、同社二番目のIR施設)の開発を推進中。

4月7日、フィリピン政府は、新型肺炎(COVID-19)の対策で、本島であるルソン島の封鎖を4月30日まで継続すると発表。
政府によるステートメントは、封鎖期間の非生活必需サービスの休業を含む。

マニラ首都圏の国際IR各社は、政府より再開の指示が出るまで、カジノフロアおよびショップなど施設の休業を継続する方針(PAGCORは、飲食店の営業は容認)。

Bloomberry Resorts 日本における営業活動

和歌山県,RFP申請2者を資格審査通過~Suncity,Clairvestの二択

・5月14日、和歌山県は、IR事業者公募選定(Request-For-Proposal)の参加資格審査結果を公表
・県は、資格審査書類提出者2者が審査を通過させた。2者の概要は以下の通り
– クレアベストニームベンチャーズ(株):クレアベスト・グループは、カナダをベースとする未公開株投資会社。投資対象にIR含む
– サンシティグループホールディングスジャパン(株):マカオをベースとするジャンケット,IR投資,観光グループ
・これにより、県が選定するIR事業者は、2者のうち1者、あるいは、2者のうち1社を代表企業とするコンソーシアム
・直前まで、和歌山県RFPに関心を示していたバリエール(フランス)、ブルームベリー(フィリピン)は申請を見送り。新型肺炎(COVID-19)の影響が大きかったと推測される
・RFPのスケジュール
– 3月30日にRFPを開始。参加資格審査書類の提出期限を4月30日とした
– 5月中旬:応募企業又は代表企業の参加資格審査結果の通知, 公表
– 6月頃:競争的対話の開始予定時期
– 8月7日:競争的対話の終了予定日
– 8月31日:コンソーシアム構成員の参加資格審査書類の提出期限, 提案審査書類提出期限
– 9月頃:コンソーシアム構成員の参加資格審査結果の通知
– 11月中旬:優先権者の選定

和歌山県IRシンポジウム第4回~バリエール,ソレアに加えサンシティ初登場

・8月26日(月)13:00-16:00、和歌山県IRシンポジウム第4回が開催された
・主催は、和歌山県、和歌山商工会議所、和歌山IR推進協議会
・参加費は無料。地元経済人中心に約450名が参加。過去ともにほぼ満席であった
・仁坂吉伸・知事がパネルディスカッション「大阪IRとの近接性と事業性の確保について」をモデレート
<基調講演>
・萩生田光一・衆議院議員(IR議連・事務局長)
~カジノに関わる懸念事項への考え方を丁寧に説明
~「(大阪府市と和歌山県に配慮。立法主旨において、)エリアを分けて配置を考えていない。関西で1個というルールは作っていない。いい計画を選ぶ」
<事業者プレゼン>
・海外IR事業者は3社が登壇。バリエール、ブルームベリーは和歌山県への意欲を表明済み。サンシティは初登場し、和歌山県への意欲をアピール
・サンシティグループ(香港)
~和歌山県用にパースと動画を用意。アルビン・チャウ(ALVIN CHAU)会長がビデオレター
・バリエール(フランス)
~県内への事務所設置をアピール。和歌山県用のパースを用意
・ブルームベリー(フィリピンのソレア運営会社)
~フィリピンの新規プロジェクト「ケソンシティ」の動画を用意
・開催概要は以下を参照
和歌山県IRシンポジウム第4回 概要(2019年8月26日開催)

和歌山IRビジネス構築セミナー 地域中心に300名参加~海外IR4社が協賛

・2月19日、「和歌山IRビジネス構築セミナー」が開催された
・地域事業者、IR関係者、海外IR事業者など中心に約300名が参加
・同セミナーは、和歌山県、和歌山商工会議所の後援。地域事業者と海外IR事業者のコラボレーションを支援
・海外IR事業者の協賛・登壇は、ブルームベリー(フィリピン)、バリエール(フランス)、ギャラクシー(香港・マカオ)、モヒガン・ゲーミング(米国)

フィリピン:2019年度 国際IR4施設GGR 3,587億円,YoY17%増~各施設とも順調

2月2週、フィリピンのゲーミング当局(Philippine Amusement and Gaming Corp, PAGCOR)が、2019年度4Qのカジノ市場(以下Gross Gaming Revenues, GGR)を発表。

2019年度4Q累計(1-12月)の市場は、PHP216,389mn,YoY 15%増(約4,696億円)。
うち、マニラ首都圏の国際IR4施設の合計(Entertainment City)は、PHP165,284 mn,YoY17%増(約3,587億円)、全体の76%を占有。

国際IR4施設とは、
City of Dreams Manila(事業者:Melco Resorts Philippines)
Resorts World Manila(事業者:Travellers International Hotel Group)
Solaire Resort & Casino(事業者:Bloomberry Resorts)
Okada Manila(事業者:Tiger Resort, Leisure and Entertainment、ユニバーサルエンターテインメント子会社)

現在、フィリピン証券取引所の上場企業は、Bloomberry Resortsのみ。
Melco Resorts PhilippinesおよびTravellers International Hotel Groupは、2019年に同市場の上場を廃止した。
Tiger Resort, Leisure and Entertainmentは、同市場への上場を準備中。

フィリピン 2019年4Q累計(1-12月)カジノ市場(GGR)データ
合計=PHP216,389 mn,YoY15%増

<施設種別>
PAGCOR直営計=PHP36,934mn,YoY3%増
Entertainment City=PHP165,284mn,YoY17%増
Clark=PHP12,146 mn,YoY41%増
Thunderbird=PHP2,026mn,YoY28%増

<顧客セグメント別>
PAGCOR直営計
– ノンジャンケット(マス)=PHP12,595mn,YoY4%増
– ジャンケット(VIP)=PHP7,815mn,YoY13%減
– EGM(電子ゲーム)=PHP16,524mn,YoY12%増

ライセンス(Entertainment City, Clark, Thunderbird)
– ノンジャンケット(マス)=PHP74,509mn,YoY16%増
– ジャンケット(VIP)=PHP50,990mn,YoY19%増
– EGM(電子ゲーム)=PHP53,956mn,YoY21%増

12月末 施設数およびデバイス数
PAGCOR(8ヵ所, 34サテライト)=テーブル481台, EGM(電子ゲーム)9,641台
Entertainment City(4施設)
– City of Dreams Manila(事業者:Melco Resorts & Entertainment)=テーブル306台, EGM 2,310台
– Resorts World Manila(事業者:Travellers International Hotel Group)=テーブル370台, EGM 2,134台
– Solaire Resort & Casino(事業者:Bloomberry Resorts)=テーブル398台, EGM 2,340台
– Okada Manila(事業者:Tiger Resort, Leisure and Entertainment)=テーブル444台, EGM 2,591台

 

フィリピン IR開発動向

現在、マニラ首都圏において、4つの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)が稼働中。

2017年3月、PAGCORのAndrea D. Domingo議長は、新規IR開発計画の新方針を発表。
その骨子は、
1)マニラ首都圏では、今後5年間は新規のIRライセンスを発行しない方針
2)マニラ首都圏以外のIR計画を推進。そのミニマム投資要件は3億米ドル(マニラ首都圏エンタテインメント・シティのミニマム投資要件は10億米ドル)

この方針にもとづき、PAGCORは、2017年5月、8月にそれぞれセブ州のラプ=ラプ市、マンダウエ市にIR計画を承認した。

2018年1月、ロドリゴ・デュテルテ大統領が、新たなカジノ開発の停止を表明。PAGCORが承認済のプロジェクトの先行きは不透明な情勢。

フィリピン IR開発動向

【マニラ首都圏】
<稼働中>
・ニューポートシティ マニラ国際空港隣接
 Resorts World Manila(Travellers International Hotel Group運営、2009年8月開業)
・エンタテインメントシティ
 Solaire Resort & Casino(Bloomberry Resorts運営、2013年3月開業、2014年11月Sky Tower拡張)
 City of Dreams Manila(Melco Crown Philippines Resorts運営、2014年12月開業)
 Okada Manila(ユニバーサルエンタテインメント、現地Tiger Resorts Leisure and Entertainment)=第一期投資額24億米ドル、2016年末開業
<新規開発>
・エンタテインメントシティ
 Westside City Resorts World Project(Travellers International Hotel Group)=Travellers部分の投資額12億米ドル、2020-2021年開業予定
・ケソン市(Quezon City)
 Vertis North Complex内IR(Bloomberry Resorts)=土地1.5ha、取得価額は19億PHP(約46億円)。投資額200億PHP(430億円)

【マニラ首都圏以外】
<新規開発>
・セブ州マクタン島ラプ=ラプ市
 Lapu-Lapu Leisure Mactan(Udenna Development Corp)=投資額3.41億米ドル、土地12.5ha。2019年に一部開業、2022年に完成予定
・セブ州マンダウエ市
 Millennium Pan-Asia Hotel and Resortの計画=投資額3億米ドル、2020年3Qに開業予定
・ボラカイ島
 Galaxy Entertainment Group、Leisure and Resorts World Corp=投資額5億米ドル
 Alliance Global Groupの計画

 
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