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島根県-益田市IRレポート 有志が地道に活動、インフラの整備が鍵

2015-01-30

【地方IRレポート】

島根県-石見空港


Ⅰ.背景

 人口減少は島根県においても深刻だ。今は県人口70万人を越えているが、減少化の波は続いている。島根県には、出雲大社、石見銀山という大きな観光資源があり、近年、前者は「平成の大遷都」、後者は「世界遺産」で大いに注目を浴び、観光客を呼び寄せたが、それが終了すると一気に観光客が減ってしまった。やはりイベント的なことを継続させるのは容易ではない。また、産業も乏しいことがあり、若者は大都市に職を求めて、県内には残らない。
 益田市は、県西部に位置する人口5万人前後の地方都市である。益田商工会議所の島田憲郷会頭は「街の個人商店は郊外に広大な大型店が出来ると、従来の駅前商店街がシャッター街になる。息子が東京や大阪へ出てしまうとUターンはしない。昔は企業誘致で工場を誘致するにも数百人の人間を集めないといけない時代もあったが、現在は工場でも現地採用が10人に満たない」と語る。こんな状況が、日本全国で同時に起きているのではないか。


Ⅱ.IR活動のきっかり

 2005年に秋田でカジノサミットが開催された際、地元選出で当時、国民新党幹事長だった亀井久興衆議院議員が「人口5万人程度の空港のある場所はカジノ誘致にふさわしい」という話をした。それに賛同した商工会議所専務理事の大畑幸三氏は「益田市内には2002年まで競馬場が設置されており、ほかの街よりかはカジノの対するアレルギーが少ない」と思い、少しずつ活動を開始した。


Ⅲ.IR誘致活動

 大畑氏は毎年開催された全国カジノ誘致協議会の大会に出席して、研究や人脈を広げた。また、地元では㈱マツイ・ゲーミングの協力を得て、模擬カジノも2回ほど実施した。
 そのときの様子を島田氏はこう語る。「多くの市民が参加してくれて、大成功でした。ギャンブルのネガティブなイメージが先行して、最初はおどおどした感じでしたが、実際やってみるととても楽しく、興味を持ってもらえたようでした。ただ当日、実は行政の職員もたくさん参加してくれたのですが、テレビの撮影が入るとさっと居なくなりました(笑)。まだまだカジノのイメージはよくないようですね」。
 このイベント以降、益田市では、IRに関しての大きな動きはない。その後、島根県内では、隠岐の島町議会でIR誘致が議題に上がったこともある。
 IRの申請・創設には、行政、地元経済界、市民の連携が欠かせない。そういう意味では、益田市の取り組みは、まだ地元経済界、さらにその中でも有志が取り組んでいるに過ぎないので具体性は乏しい。
 しかし大畑氏は「IR法が決まれば、まずは商工会議所の内部できちんと取り上げたいと思います。IRのフロントランナーになるつもりではないので、行政とはじっくり話し合います。それを契機に色々なことをみんなで議論し、地元を盛り上げていくつもりです」と意欲的だ。
 実際、IR創設も待つまでもなく、旅行会社との連携で、岩国、下関、萩という中国地方随一の旅行地を含めた西中国ツアーがかなり成功している。また、今までは1日1便だった石見空港も定期便もトライアルで2便に増えている。高速道路の整備も予定にあり、インフラが整っていけば、観光客の増加は十分期待できる。

島根県-写真1島根県-写真2











商工会議所 島田憲郷会頭と大畑幸三専務理事

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