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エンターテインメントの真実(3)

2015-02-26

【カジノジャパン】

企画・取材・文=大坪サトル/渡辺史敏(現地レポート)

「カジノ」を核としたIR(統合型リゾート)プロジェクト。このプロジェクトについて考えるとき、決まってカジノの合法化の是非についての議論がなされる。
しかし、実は、IRにおいて注目すべきは、カジノそのものではない。カジノは世界中どこに行ってもカジノ。この賭博行為の公平性・安全性の確保とその悪影響への対処法は、すでに世界各国各地域が実施している内容を研究し、粛々と実行するだけのことである。
では、何に目を向けるべきなのか――。それは、カジノの周辺に広がる数限りない〝ビジネス〞及び〝ビジネスチャンス〞である。そこで、ここでは、「Around the CASINO」と題して、カジノ、とりわけ世界一のカジノ・シティである米国ラスベガスのカジノを取り巻くビジネス・エッセンスを紹介していく。
IRに必要不可欠な要素「エンターテインメント」。世界のエンタメ界をリードするラスベガスのエンターテインメントの〝今〞をリポートすると共に、ラスベガスでの長期公演も行った、あの「マッスルミュージカル」の演出家・中村龍史氏に日本エンタメ界の現状についてインタビューを行った。(S)


セリーヌディオン-画像2002年、歌手セリーヌ・ディオンがラスベガスで長期公演を行うというニュースが流れるとアメリカ国内にとどまらず、世界的に大きな話題を呼ぶこととなった。
それも無理はない。「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」、「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」など数々のヒット曲を持つ大歌手であり、1997年公開の映画『タイタニック』の主題歌になった「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が空前の大ヒットを記録、アカデミー賞やグラミー賞を受賞したまさに世界を代表するスター歌手の地位を確固たるものにしていたからだ。

そしてその公演内容はさらに人々を驚かせることとなった。ショーはレジデント・ショーと呼ばれる常設公演で、期間は2003年から3年間、合計600公演というまさに大型公演だったのである。また、サーカス企業シルク・ドゥ・ソレイユの演出家フランコ・ドラゴーヌがプロデュースとして参加するなど制作陣の豪華な顔ぶれも注目された。

忘れがたいエンターテインメント体験

しかも、ショーを行う劇場までが驚きだった。公演は、客室数3960という大型カジノ・ホテル、シーザーズ・パレスで行われるとされたが、使用される劇場「コロセウム・アット・シーザーズ・パレス」は、なんと既存のものではなくセリーヌ・ディオンのショーのために設計、建設されることも明らかにされたのである。

この点についてシーザーズ・パレスのエンターテインメント部門であるシーザーズ・エンターテインメントのマーケティング&エンターテインメント担当ジェイソン・ガストワース上級副社長は「計画より6週間早く完成することができましたが、いくつかの最新システムを導入したために建設費は当初計画の6500から7500万ドルを超える9500万ドルにまで膨らみました」と当時を振り返る。

しかし、それだけに通称「コロセウム」はサッカー場の半分ほどもあるステージや幅約33メートル、縦約10メートルの巨大LEDスクリーン、10のステージ・リフトなどの設備を備え、4000の客席を持ちながら最も離れた席でもステージから37メートル以内、さらに快適な観覧環境を作る200万ドルの空調設備という最新劇場となっているのである。

「コロセウムはラスベガスのマーケット、率直に言えば世界的にも特別なポジションにあります。コロセウム劇場の親密な壮大さと相まって、我々の象徴的なレジテント・アーティストだけでなく、期間限定で公演を行う伝説的スターたちは、忘れがたいエンターテインメント体験を作り出します。コロセウムへの訪問は、他では全く体験できないことなんです」と同副社長が胸を張るのも当然のことだろう。

カジノジャパン27号(2013年6月30日発行)から転載

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