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必読! IR議連幹部がIR法案の今と今後を語る-第2回「IR議連と内閣官房の関係」

2015-03-11

【インタビュー&特集記事】

議連美原さん4名-画像キャプチャー

3月4日、自民党本部で、国際観光産業振興議員連盟(IR議連)幹部の細田博之会長、岩屋毅幹事長、萩生田光一事務局長、そして美原融大阪商業大学教授が加わり、「IRで、日本がより豊かになるために」と題して座談会が行われた。
以下6つのテーマを各回に分けて掲載する。「IR法案再提出の予定と課題」「IR議連と内閣官房の関係」「IR設置地域について」「パチンコは切り離す」「IRは依存症対策の契機」「IR収益の行方」「IRと経済発展」。
今回は第2回「IR議連と内閣官房の関係」。

IR議連と内閣官房の関係

美原 過日2月6日の幹事会で、先生は可能性として、本法案の審議を付託する委員会を内閣委員会から国土交通委員会に変えることを検討するというようなご発言をしておりましたが。

岩屋先生-画像キャプチャー岩屋 いや、そこまで特定して申し上げたわけではありません。これまでの国会においてもなかなか審議時間が十分に確保できなかったということもございますので、そこは基本はもちろん今まで審議してきた内閣委員会ですけれども、他の委員会においても審議時間が十分に早く確保できそうだということであれば、各党の合意が得られるわけです。そういう選択肢もあり得るのではないかということです。

美原 国会対策委員会レベルでの与野党の合意が前提になるということですね。可能性として考えられるということでしょうか。民主党の先生方は、前回の国会審議の際、慎重な議論をということで、実施法で議論する内容を持ってきて、今、詳細な論点を審議すべきだとおっしゃっていたわけです。しかし、実は心配なのはどの程度の審議時間を掛けるべきかということです。これはプログラム法ですから、そんなに詳細な議論をしてもしようがないわけですよね。

細田先生-画像キャプチャー細田 だから、実施法の時にさらに詰めていけばいいのではないかということを我々は言っているんです。

美原 そういった意味では、これから1年間(IR推進法の成立からIR実施法の成立の間)ずっと審議しているようなものでしょうし、国会議員の先生も、今の議連の体制を当然維持されて、政府と何らかのインタフェースをお持ちになるご意向だと考えてもよろしいのでしょうか。

細田 内閣官房に非常にたくさんの担当官がいて、世界中のIR・カジノの実例を調べている。それから、依存症だけではなくてマネーロンダリングをどのようにしているか、徴税というか利益の管理とか資金の管理はどう進めているか、というようなことを全部勉強しているわけです。その勉強結果を基に、実施法に入っていくということです。

美原 岩屋先生を中心にまとめられました実施法に関する基本的な考え方には、大きな方向性が示されています。もちろん法的な拘束力はありませんけれど、議員の意思がものすごく重要視されるのが議員立法のあるべき姿です。そういう意味では、官僚組織に議員の思いがそのまま伝わればいいのですが、そうではなくて官僚が一方的に解釈してやっていくということになると、そこに政府とのギャップが生まれるのではないかというような心配がありますが。

岩屋 議員立法である以上は、当然我々が議会における答弁者になるわけで、やっぱり国会での議論を通じて方向性をかなりしっかりと示していかなければなりません。そして必要とあらば、附帯決議等に反映させて、一つの方向性は我々が中心になって、国会の審議を通じて示すということが大事です。それは彼らにとっても一つの指針になっていくだろうと思います。

美原 官僚組織の話になると、やっぱり議員先生のご指導がないと、ゼロからやらないといけないし、どっちの方向へ行くか、ある程度の方向性を示していただきたいというのは、どうも審議官以下のみなさんの本音のようですね。そういう意味においては、議連の幹部と内閣官房などは今、定期的にミーティングしたり、意見調整をしたりするのでしょうか。

萩生田さん-画像キャプチャー萩生田 既にしていますよ。ただ、政府側は基本法ができていないのに、実施法の内容をさらに詰めるとういうのは難しい立場ですね。

美原 そうですね。現在の内閣官房の組織には、まだ法律上の権限がないはずですから、関連する省庁との制度の詰めはできないでしょうね。

岩屋 そういうことです。

細田 そこがなかなか難しいところです。だから、猛烈に勉強はしているんですよ。しかし、こうしたらいいだろう、ああしたらいいだろうと政府がアドバイスするということでは必ずしもない。

美原 法律ができてから、また先生方にご報告しつつ、正確に議員先生のご意見を聞きながら詳細な指標、実施法を作っていく、というステップになると考えていいのですね。

細田 そういうことですね。そうでないと、今度は実施法が通らないですからね。

美原先生-画像キャプチャー美原 一部のマーケット情報では、内閣官房が既に勝手に実施法案を作っているとか、推進法案が可決すれば、直ちに内閣府は実施法案を上程する準備に入るとか、政府が独自に検討を進めている等の勝手な噂がありましたが、それはあり得ませんよね。

細田 それは、実施法で違法性を阻却する、そのために推進法でその詳細検討を始めると。基本法で禁止条項を開かないと政府は動けないわけですよ。現に今、禁止されているものを政府が勝手に検討するということは、役所の立場ではできないものだから、苦労しているわけです。

美原 まず推進法ありきで、これを作って、国民的議論を経て、国民の理解を得て、実施法を作るということですね。

萩生田 今までのギャンブル法制にない丁寧さだと思います。

美原 非常に透明性が高いですね。

岩屋 今までは全部一発ですましていたわけでしょう。でも今回は、しっかりと審議をいただいたということですから。

(構成・佐藤亮平、越後耕一、小池隆由、稲葉昌司 撮影・葛西龍)

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