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カジノの組織と仕事・人材教育(10)

2015-03-16

【カジノジャパン】

マカオ理工学院インタビュー-画像

人材育成と学術研究を通じてマカオ社会へ貢献

昨今、日本ではカジノ導入機運がかつてない高まりを見せています。それについて、どう捉えられているのだろう。
「日本がカジノ導入に向けて前進しているのは知っています。しかし、実際にカジノをオープンさせるとなるにあたり、単にハードを用意すればいいだけではありません。人材育成や政府による業界のルール作りなども必要になります。日本から当スクールを視察に訪れる方も多く、関心の高さを感じています。」

将来、日本のカジノがオープンしたとして、生徒の流出は心配ですか。
「実際のところ、言葉や生活環境の面を考えると、当スクールの卒業生が日本のカジノで就職することはあまり想像できません。現状、マカオが世界最大のカジノ都市であること、高い給与と手厚い福利厚生で人材獲得に積極的です。わざわざ海外に出るというのは考えにくいですね。当センターとしても、卒業生を地元企業や政府部門へ送り出すことで、地元ゲーミング業界の発展を促すのがまずは第一です」。

日本を含む海外からの留学生を受け入れる予定は。
「海外の生徒を受け入れるのは現状難しいですが、これから日本が本格的にカジノ導入をするにあたり、人材育成、研究のための教育機関も必要になるでしょう。日本の教育機関との連携の可能性もあると思います」。

センター全体に関するお話を伺った後、センター自慢のマカオ最大規模を誇る「ディーラーズエリア」と呼ばれる模擬カジノを案内いただいた。まるで本物のカジノに来たかのようだ。
「実際のカジノを再現しています。カジノにあるもののすべてがここにありますよ。ゲーミングテーブルで使うトランプ、チップ、すべて本物と同じです。スロット機などマシン各種も常に最新のものを導入しています」。

ズラリと並んだゲーミングテーブルは、マカオでめったに見かけないゲームものも揃う。
「もちろんです。現在、マカオのカジノにあるすべてのゲームのテーブルがここにあり、トレーニングできるようになっています」。

生徒はすべてのゲームを習得する必要があるのだろうか。
「現在、マカオのゲーミング売上の9割がVIPバカラ、マスゲーミングバカラによるものです。マカオのカジノ入場者の大半が中国本土からの旅客です。彼らは勝負が速いゲームを好みます。バカラ、大小、ルーレットなど。

「当センターのディーラーコースでは、まず人気のゲームから習得していきます。例えばこちらにクラップスのテーブルがあります。ラスベガスのカジノではたいへん人気のゲームで、勝負が決まるまで比較的長い持間がかかることから、プレーヤーにとっては同じ金額で長く楽しめます。こういったゲームは欧米人には人気が高いのですが、中国人には不人気です。他にも、ファンタンなど、あまり見かけないゲームのテーブルも揃っています。」

「ディーラーはシフト制の勤務です。カジノ運営企業としても、テーブルを効率的に運用していく必要がありますから、1人が複数のゲームに対応できることを必要としていますがあります」。

センター内にはディーラーズルームだけでなく、スロット機のメンテナンス、システムエンジニアリング、モニタリングシステムなど、カジノ運営に必要な電気やITの知識と技術を磨く「エレクトリックカジノルーム」もあるという。
「もちろんです。ゲーミングにまつわる全ての職種の人材育成をするため機関ですから」。

アジアで競合カジノ都市が増える中、マカオでは政府の強力なサポートとスタッフの情熱により、プロフェッショナル人材育成が進められている。
世界最大のカジノ都市へと駆け上がった「マカオの強さ」を目の当たりにした。

カジノジャパン28号(2013年10月31日発行)から転載


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