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IR議連副会長・小沢鋭仁元環境相「IR推進法案における野党の役割、維新の党の決意」第4回

2015-03-19

【インタビュー&特集記事】

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一度廃案になった法案が短期間で再提出されることは難しい。IR推進法案はそれに挑戦しようとしている。それが可能なのも、推進者たちに10年以上の歳月をかけて着々と積み上げてきた実績と情熱があるからだ。野党の立場ながら国内IR創設の重要牽引者の一人、小沢鋭仁衆議院議員に現在の状況と抱負を語ってもらった。

 

IR推進法案の提出時期、今国会における成否

――IR推進法案の提出は2013年の臨時国会の最終盤でしたね。

小沢 日本維新の会の国対委員長として法案提出に向けて各党と調整を行いましたが、実はあの時は本当に大変でした。維新の会はちょうど原子力協定、原子力の輸出を巡って党内が割れていたんです。国会の最終盤の時期にIRと原子力協定と、二つの大きな法案の対処にあたっていたわけです。

――小沢先生が国対委員長として、かなりのご活躍された局面のひとつですね。

小沢 当時は秋の臨時国会の最終盤でしたから、その場面での上程は難しいという話もあったのですが、私は「それは駄目だ」と突っぱねました。少々テクニカルな話になりますが、法案提出先の衆議院の内閣委員会の理事会が閉じてしまっていたため、提出したとしても継続審議にならないという憶測があったようです。しかし実際には内閣委員会の理事会は最終日にも開催するため、調整だけ先に済ませれば理事会で取り上げることは可能でした。私が日本維新の会の国対委員長として与野党の国対と話を付けてなんとか調整を詰めました。

――IR推進法案は昨年は成立しませんでしたが、結局のところ何が足りなかったのでしょうか。

小沢 本当に去年通らなかった最大の理由が何かというのが、実は私にも分からない。形式的には、内閣委員会で与党がこの法案審議を強く主張せず、どんどん後回しになったということですが、それが、なぜだったのかは、与党ではないからなかなか分からないのです。

――与党内では公明党が法案に対して慎重なのではないかという見方があるようですが、これについてはどうなのでしょうか。

小沢 ざっくばらんに申しあげますと、与党内で自民党と公明党とで温度差があるとの報道があることは事実です。与党のことですからとやかく言いませんが、私どもとしてはどこまでやれるのかという話は、与党同士でしっかり調整しておいてほしいですね。維新の党としては馬場国対委員長からも国対ベースで後押ししておりますので、委員会の特定はしませんが、内閣委員会にこだわらずに法案審議が進む委員会に提出先を変えることも考えてほしいと要請したいと考えています。

――法案の提出時期はいつごろになる見込みですか。

小沢 また法案提出の時期についても、いろいろな憶測が流れているようですね(笑)。これもざっくばらんに申しあげますと、統一地方選挙にこの話が出てくると厄介になるという懸念が一部にあるようです。一方で誘致に取り組む地方自治体などからは、3月中には法案を提出してほしいという声も届いている。衆議院のそれぞれの委員会では閣法(政府提出法案)から審議に入るため、議員立法の審議は早くとも5月のはじめ。提出を統一地方選挙のあととすると5月の連休明けになってしまい、これでは委員会における審議の順番も遅れるわけです。維新としては最速、確実にIR推進法案を通すために、まずは提出を急いでほしいと思っております。
自民党も維新をテコに党内を動かしていただければいいのです。ですから正式に議連として決めるということはとても大事なことです。先月末に開催した維新の党IR議連では、法案の提出先、提出時期を早急に行うように超党派のIR議連へ要請することを決めました。国対とはすでに話をしており、既に了解を取ってあります。

――民間企業の中では内心では参入に向けて準備を進めたいものの、ギャンブルというイメージが根強いとして、名前を出して取り組むことを嫌がる風潮もあるようです。

小沢 企業のみなさんはそうかもしれませんが、私は「鶏が先か、卵が先か」の話だと受け止めて、推進法を作れば一気に出てくると思っている。ここは本当に踏み出す勇気が必要な話ですね。

――今年は法案が成立するのでしょうか。今国会では統一地方選挙と集団的自衛権の議論もあります。

小沢 それは自民党次第ですね。民主党政権時代には民主党内の調整が思うように進まずに、自民党の当時の茂木敏充政調会長が承認を先に決めてくれました。僕に言わせれば一言でいうと、とにかくそうした決断ができるかどうかです。あの時のように自民には決断してもらいたいと強く願っています。(了)

(取材・佐藤亮平、小池隆由、撮影・佐藤亮平)

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