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維新の党 柿沢未途幹事長(*)IR議連副会長「IR推進法案の15年とこれから」第1回

2015-03-20

【インタビュー&特集記事】

IMG_7173現在まで続くIR推進法案における議論のスタートは石原慎太郎氏が東京都知事として取り組んだ「お台場カジノ構想」であり、1999年にさかのぼる。当時、初当選直後の東京都議会で石原氏とお台場カジノ構想を巡って議論を交わした青年都議・柿沢未途氏は現在、維新の党国会議員団幹事長(*)として国会の最前線でIR推進法案を牽引している。15年にわたってIRに携わってきた柿沢氏に、日本におけるIRの過去・現在・未来を語ってもらった。

(*)インタビュー当時は政務調査会長であった。

石原慎太郎東京都知事「お台場カジノ構想」の火付け役

――東京都議会議員のご当選以来、これまで15年にわたってカジノ・IRに携わってこられましたね。もう10年以上昔になりますが、都議会議員在籍時に雑誌「カジノジャパン」でインタビューを掲載させていただいたこともありました。当時からのエピソードなども含めてざっくばらんにお伺いできればと思います。

柿沢 IRに関しては私自身、先陣を切って取り組んできた人間の一人のつもりでおります。といいますのも、私は2001年に東京都議会議員に30歳で初当選した直後、議会で1番最初としてその年の9月に一般質問に立たせていただいた機会があったんですね。当時、一人会派で無所属。まったく数の力のない私は3分間という持ち時間をいただいて質問を行ったのですが、この時に取り上げたのがラスベガスのIRでした。当時、新たな展開を始めたリゾート施設、カジノを含むIRを日本で解禁したらどうかという話があって、石原知事もスピーチなどでそういう話をされていました。

――いわゆる「お台場カジノ構想」ですね。週刊誌などに施設のCGが載ったりしていましたね。

柿沢 当時の議会で取り上げるというのは、現在よりもさらにハードルの高いものだったんですよ。私は初当選の身でしたが、ある意味タブーに挑戦するようなつもりでこれを取り上げさせていただきました。ラスベガスのトレジャーアイランドの写真パネルを用意したんですが、まだ当時はそういったパネルは珍しかったんですね。

――石原都知事への質問の内容として、どのようなことを聞かれたのですか。

柿沢 そこで伺ったことはラスベガスのカジノは一昔前とは全然違うものになっているということでした。ファミリーで楽しめるエンターテイメント、つまりディズニーランドのようなリゾート施設になっている。健全なエンターテイメントの複合型であれば、東京でやったっていいじゃないかと。当時はバブル崩壊を引きずって臨海副都心もまだまだ厳しい状態にありました、ですから観光客を世界中から集めるような一大拠点を作ろうじゃないかという提案を3分間で行ったわけです。

――石原知事の答弁はどういったものでしたか?

柿沢 知事は3分間の私の質問よりも長く答弁されて、OECDの加盟国すなわち先進国でカジノがないのは日本だけだということを熱弁して、「なぜかパチンコはギャンブルとされず、従来の競馬、競輪だけがギャンブルとされている」と話していました。そうしたらその翌年に、なんと都庁最上階の展望台でカジノのルーレットやスロットマシンを設置して、カジノのデモンストレーションが行われたのです。

――すごいパワーですね。

柿沢 2003年になると東京都、神奈川県、静岡県、大阪府、和歌山県、宮崎県の6都府県によって「地方自治体カジノ研究会」が設立され、これも石原さんがある種の火付け役でした。同時に「ギャンブリング*ゲーミング学会」が発足、これは現在の「IR*ゲーミング学会」ですね。さらに全国各地の地元、民間レベルで誘致活動を行っている団体が持ち回りで毎年1回開催する「日本カジノ創設サミット」がスタートしたのもこの年です。

――現在の「日本IR創設サミット」ですね。2003年の石川県珠洲市を皮切りに、熱海市、秋田市、那覇市、徳島市、常滑市、釧路市、小樽市で開催されてきました。昨年10月は秋田県で2回目のサミットが開催されて、今年で10回目になりますね。

柿沢 これまでに地方自治体・学術団体・民間誘致団体がそれぞれ揃ったことになります。東京都ではこのほかに、経済波及効果のシミュレーションも実施していて、こういうことが東京発でいろいろ行われていたんですね。2003年3月の石原知事の二期目の公約では、現行法で可能なカジノを東京で実験するという項目が盛り込まれていました。これは後に現行法では施行が難しいという話になりましたが、いずれにしても石原都政がIRに関して積極的に発言、行動するある種きっかけを作った。

――その石原知事の火付け役はまさに、議会で最初に答弁された柿沢先生ということになりますね。

柿沢 当初は都議会議員という立場で関わってきて、2009年にはおかげさまで衆議院議員に当選しました。当時は民主党政権でしたが、2010年の4月に超党派で「国際観光産業振興議員連盟」、いわゆるIR議連が設立されたので、さっそく議連会長になったばかりの古賀一成先生に自分から直訴して役員に加えさせていただきました。それからずっと役員として議員立法の立案などにも直接関わってきました。実現一歩手前まで来ているので、非常に感慨深い思いがありますね。

(取材・佐藤亮平、小池隆由、撮影・佐藤亮平)

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