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米国:MGM Resorts 委任状争奪戦。投資会社は一段の経営、財務悪化リスクを指摘

2015-04-21

【海外ニュース】

MGM Resortsと投資会社Land & Buildings Investment Managementとプロキシーファイトが本格化してきた。投資会社を率いるJonathan Litt氏はメディア露出を強化し、MGM Resortsの経営上の問題点の指摘すると同時に、MGM Resortsをマネジメント会社とREIT会社へ分割すべきとの主張をアピールしている。

これに対し、ムーレン氏を中心とするマネジメント層は株主の支持を得るIR(投資家広報)を強化。5月28日の株主総会に向かって委任状争奪戦が本格化してきた。

Litt氏はMGM Resortsが財務体質が苦しい(有利子負債が重い)にも関わらず、投資負担が合計US$5bn(約6,000億円)と重い開発計画を進めている点を問題視。開発計画とは、マサチューセッツ州、メリーランド州、マカオである。
過去のシティセンターなどの例を挙げ、投資回収のトラックレコードが芳しくない点を指摘した。

Litt氏はMGM Resortsが投資を抑制し、財務対改善に努め、そしてREITと運営会社に分割すれば、株価は十分に上昇余地があると主張。
背景には、米国カジノ業界の構造的な流れ、すなわち競争激化、運営ノウハウのコモディティ化(標準化、流動化)、がある。

MGM Resortsは赤字体質が続く。2014年の当期損益は$150mnの赤字(2013年は$171mnの赤字)。これは、1)借入金が多く、利払い負担が重い、2)米国が過当競争、3)利益源のマカオ(MGM china)の株式保有率が50%超しかない、である。

同社のネット有利子負債$11.8bn(約1.4兆円)と重い。利益源のマカオのライセンスの満期は2020年に到来する(中国、マカオ政府はライセンス満期後の処遇をこれから論議する)。

5月28日に株主がどのような判断を下すか注目される

カジノIRジャパン関連記事:
米国:MGM Resortsが投資会社のREIT移行提案を拒否する方針。委任状争奪へ
MGM RESORTSの2014-4Q決算。最終赤字が続く。マカオ(中国)政府が生命線を握る

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MGM Dissident Litt Says Casino Operator Overbuilding Again
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