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ロシア:Summit Ascent Holdings ウラジオストクIR「TIGRE DE CRISTAL」が8月開業へ

2015-05-20

【海外ニュース】

18日にSummit Ascent Holdingsは子会社であるFirst Gambling Company of the East(FGCE)がさまざまな苦難を乗り越え、IR施設を6月末ぐらいに完成させ、その後、政府による6-8週間の検査を経て、8月28日あるいはそれ以前にIR施設「TIGRE DE CRISTAL」を開業する予定であると発表した。
これまで開業時期を5月としていたが、約3ヶ月ほど延期することになる。

なお、FGCEの株主構成は、Summit Ascent Holdings holdsが60%、Melco International Developmentが5%、台湾のFirich Enterprisesが25%、ローカルパートナーが10%を保有。ローレンス・ホー氏がSummit Ascent Holdings holds、Melco International Developmentの大株主である。

「TIGRE DE CRISTAL」の投資額は約US700mn(約840億円、第一期+第二期)。第一期の投資額はUS$150mn前後であり、ホテル119室、テーブル65台(VIP25台、マス40台)、スロット800台。開業準備として、すでに各部門のキーマネージメント職の採用は完了、200名をディーラートレイニー中とのこと。
8月の初期開業に約700名ほどのスタッフを揃える予定。フル稼働時には、スタッフ数は1100名となる見通し。

同社は同時に、ロシア政府によるウラジオストクの観光、経済促進計画をアピール。ウラジオストク港がロシア最初の自由港となる方向性、および、ウラジオストク国際空港がシンガポールのChangi Airport Authorityとロシア側パートナーのコンソーシアムの経営となることでオペレーションが大きく改善する方向性、など。

ロシアは2007年の連邦法により、カジノゲーミングを4つのゾーンに限定し、2009年にはそれ以外の場所での営業を禁じた。ロシアのIRプロジェクトでは、事業規模において、ウラジオストク・プリモリエが圧倒的である。言うまでもなく、中国東北部の経済力にアクセスできるため。
プリモリエでは現在「TIGRE DE CRISTAL」に加え、カンボジアのNagaCorpもUS3.7億ドルのプロジェクトが本年に開始し、2018年開業予定。

調査機関によれば、ウラジオストク・プリモリエのカジノ市場(グロスゲーミングレベニュー)は当面はUS1.2bnが期待でき、そのうち半分強を中国顧客が占めるとのこと。
中国東北部はマカオから遠い。マカオの来訪者の中でも中国東北部の顧客の構成比は1ケタ%しかない。中国政府の対応がリスクとなるが、中国東北部のIR、カジノはまだ開拓余地が大きいことは確かであろう。
この中国東北部の市場開拓、顧客獲得において、ウラジオストクはマカオ、韓国との競争に参戦することになる。

カジノIRジャパン関連記事:
ロシア:ウラジオストクのIRが開業へ。中国東北部の市場開拓に参戦

 

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