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G2Eアジア2015 2日目(20日)アジアのゲーミング情報ハブとしてのマカオの存在感

2015-05-21

【海外ニュース】

マカオ現地レポート
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アジアのゲーミング情報ハブとしてのマカオの存在感

マカオのカジノIR施設ヴェネチアンマカオで開催中のアジア最大のカジノ関連見本市「G2E(グローバルゲーミングエキスポ)アジア」。中日となる2日目、雷雨警報が発令される悪天候となったが、初日同様に多くの来場者で会場はごった返した。

G2Eアジアは毎年5月にマカオで開催されており、今年で9回目となる。実は、前回のG2Eアジアが閉幕した翌月にあたる6月以降、今年4月までマカオの売上は11ヶ月連続で前年割れとなっている。昨年の通年累計カジノ売上は前年比2.6%減の3515.21億パタカ(約5兆3100億円)となり、今世紀初のマイナスを記録。
今年1-4月の累計カジノ売上は前年同期比37.1%減の839.44億パタカ(約1兆2600億円。これまで右肩上がりの成長を続けてきたマカオのカジノ市場が、大きな試練を迎えている。

逆境の中で開催される今回の「G2Eアジア」について、事前には盛り上がりに欠けるのではないかという心配の声も各所で聞かれた。しかし、いざ蓋を開けてみれば、完全に杞憂だったといえる。
主催者によると、ブース出展社は前年の160から180に、来場者の事前エントリーも好調で、3日間合計で前回を1割上回る約9千人の来場を見込む。
会場にはこれまでと変わらず志向を凝らした大型ブースが並び、華やかな雰囲気に満ちている。

会場内で出展者、来場者に訪ね歩いてみたところ、事前予想に反してポジティブなコメントを多く耳にすることができた。共通して聞かれたのが、これまでのマカオのカジノ売上の成長スピードが速すぎたとする意見。どんなマーケットにも調整期が存在することは当然とする冷静な見方が大半だった。

マカオのカジノ売上は、すでにラスベガスの7倍規模を誇り、もはや断トツ世界最大のカジノ都市の地位に揺るぎなしといったところだ。識者によるスピーチでも、現在進行中のIR施設建設計画についても今年からオープンラッシュとなることから、来年以降のカジノ売上は再び上昇に転じるとの楽観的予測が相次いだ。

もう1つ、キーワードとなったのが「アジア」だ。シンガポール、フィリピンなど、アジアでは新興カジノ国の成長が著しい。当然、日本のIR法案に対する関心も高い。現状、アジアにおいて最大かつ唯一の大型カジノ見本市となる「G2Eアジア」であり、ここにすべての「情報」が集中している。
ある出展者(機器メーカー)は、「高額の出展料に見合うだけの価値」を十分に感じると語った。マカオのカジノオペレーターのキーパーソンはもちろん、そのラスベガス親会社やそのアジア系列施設の幹部、担当者らと知己を得ることができ、実際の商談につながる最高の場所という。
マカオで日常会話に使われるのは広東語だが、会場では主に英語が飛び交い、中国語の共通語にあたる普通語(北京語)やフィリピンのタガログ語、日本語、韓国語など、あらゆる言語を耳にし、まさに人種のるつぼといった雰囲気だ。
これだけのネットワーキングの機会を得られる場所は、おそらくアジアのどこにも見当たらない。

G2Eアジア2日目、マカオのカジノ市場に対する業界関係者のポジティブ志向、アジアのゲーミング情報ハブとしてのマカオの重要性をあらためて実感する1日となった。

取材・執筆:勝部悠人(「マカオ新聞」編集長)

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