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堀紘一が説く「日本にカジノを作る3つの条件、日本を再生させる3つの効果」(2)

2015-05-29

【インタビュー&特集記事】

堀紘一-画像2

IR推進法がやっと再提出された。今後の採決、またその後の実施法案の行方を考えるとやきもきさせられる状況がしばらく続く。
しかし心配は無用だ。カジノをこよなく愛し、政界・財界の裏も表も知り尽くした堀紘一氏は、「IR推進法は通ります」と断言する。

堀氏は昨年『金儲けの下手な日本人のためのカジノ論』を上梓し、類書とは一味違ったカジノ論を展開し大きな話題となった。堀氏の頭の中には、世界に誇れるカジノを日本に作るための具体的なプランが詰まっている。

全4回の連載。今回は第2回。

第2回:観光立国、税収、雇用に大きなメリット - 前編

稲葉 堀さんは、「カジノがないのは文明国として恥だともいえる」と『カジノ論』に書いていますが、日本でIR=カジノをつくる目的についてはどのようにお考えですか。
 まず1つは、観光立国の推進ということです。今、円安で、しかも日本は食べ物がおいしいし、衛生的であり、街は清潔で、日本人は親切だということで、中国や東南アジアから観光客が押し寄せて来ています。
昼間は彼らに観光や買い物などを楽しんでもらえますが、夜は何をして楽しんでもらったらいいかを考えた時に、みんなで歌舞伎町に出かけてワイワイやるのもどうかと思います。
もうちょっと健全で、男性だけじゃなくて女性にも楽しんでもらえるものとなったら、やはりカジノということになります。

稲葉 北海道なんかでも中国人の観光客がものすごく増えているようですけど、カジノがあったらまた魅力が増しそうですね。
 北海道で中国人の観光客が増えているのは、中国のテレビで北海道を舞台にした番組があって、それが馬鹿当たりして、北海道にあこがれて来る人が多いからなんです。
そういう人たちは、たとえば冬ならば昼間はスキーを十分に楽しめるからいいけど、夜は楽しむものが何もなくなってしまうわけです。
そこにカジノがあれば、夜は夜でまた違った楽しみ方ができるから、ますます観光客を呼び込むことができるようになります。

稲葉 日本にカジノが出来たら、中心になるお客さんはやはり中国人ということになりますか。
 やっぱり一番は中国人です。中国人と賭けごとの関係は深いですから(笑)。
現在、世界中のカジノで行われているギャンブルのうち8割ほどのゲームの原型は、秦の始皇帝が万里の長城をつくる時に考え出されたものです。中国人は2000年以上も前からとにかくギャンブルが好きなのです。
二番が韓国人、三番が台湾その他のアジアの国の人たちになります。
中国政府は今、カジノがあるマカオへ行くためのビザの発行を絞りに絞っていますから、日本にちゃんとしたカジノができれば、マカオに行っていた人たちも含めて中国人は必ず日本に来ます。
一方、外国人観光客というと欧米人を思い浮かべがちだけど、そういう人たちは実際は10%にも満たないだろうと思います。なぜなら欧米では、日本と同様に公認のカジノがないアイルランドは別にして、どんな街に行ってもカジノがあるから、わざわざ英語があまりよく通じない日本まで来てカジノをやる必要は全くないからです。

稲葉 税収面でも大きなメリットがありそうですね。
 それが一番大きいですよ。カジノが解禁されれば、今までになかったような規模のビジネスが展開されることになりますから、かなりの税収が期待できます。
たとえばラスベガス・サンズというカジノ企業は、マカオにサンズマカオというホテルを約240億円の総工費を掛けて開設しましたが、わずか10カ月で開業資金を回収したとされています。
また、マカオのカジノ業界における2013年の収益は4兆4000億円ほどだとされています。それだけ利益が大きかったということです。日本でもかなり大きな税収が期待されます。

稲葉 地方を含め、日本の税収はかなり厳しくなる一方です。特に教育や福祉政策が行き詰まりを見せて来ている日本にとっては、救いの手になりそうですね。
 カジノによる税収はまさに起死回生の一手になる可能性が十分にあります。
カジノから上がって来る税金は福利厚生にしか使わない、という具合に目的税化してもいいのではないかと思います。
とにかく経済的に恵まれない人たちを潤わせるためには、富裕層、金持ち連中ができるだけお金を使うように仕向けるのが一番なのです。そこのところを、カジノに反対する人たちには理解してもらいたいものです。

稲葉 期待という点では、かなり大きな雇用が生み出されるということも見逃せませんね。
 日本で考えられているのは単独のカジノではなく、カジノを含んだIR(統合型リゾート)ですから、ホテルや複合施設を含めれば、相当な雇用人数になることは確かです。
何か所にどの程度の規模のカジノをつくるかによって違ってきますが、全国では少なくとも数万人規模の雇用にはなると思います。


堀紘一 株式会社ドリームインキュベータ 代表取締役会長

略歴
昭和44年4月  株式会社読売新聞 入社
昭和48年10月 三菱商事株式会社 入社
昭和55年6月  ハーバード大学経営大学院経営学修士
昭和56年4月  ボストンコンサルティンググループ 入社
昭和61年5月  同社 ヴァイスプレジデント 就任
平成元年6月   同社 代表取締役社長 就任
平成12年4月  当社設立 代表取締役社長 就任
平成18年6月  当社 代表取締役会長 就任(現任)
平成25年1月  株式会社農林漁業成長産業化支援機構 取締役会長(非常勤) 就任(現任)

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