【海外ニュース】
先週からタイのカジノ合法化議論が有力者を巻き込み、盛り上がっている。
まずNational Reform Council(NRC)の12名のメンバーがカジノ合法化の提案を表明。
NRCの議長がメンバーの動きをけん制した直後、警察長官がNRCのメンバーの合法化推進の動きを支持すると表明。歴代の警察長官では初めての支持。
今回、財務大臣がメディアに登場してコメントした。
財務大臣はエンターテインメントコンプレックスの一部としてのカジノを提案。とくに、MICEをフィーチャーし、ファミリーも楽しめる施設が望ましいとした。
また、タイの低所得者がカジノフロアに入場できないような仕組みも可能とした。
記事では、バンコク大学、スアンドゥシット・ラチャパット大学、タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)が行った世論調査にも言及。世論調査では反対意見が賛成意見を上回った。
NRCの推進派は母数が少なく、タイ全体の民意を反映していないとした。
タイでは過去にもカジノ合法化の動きが浮上したが、反対派の力が大きく、実現しなかった経緯がある。
今回が前回までと異なる点は、1)有力者の支持、2)ASEANにおける観光の競争、3)シンガポールのIRの成功、など。
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Finance minister conditionally joins chorus of casino backers
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THE NATION
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