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千葉市:熊谷市長が幕張新都心でのIRをテーマに講演。「IRについて実態を正しく理解していく」

2015-07-06

【国内ニュース】

IMG_9589千葉県経営者協会は3日、千葉市幕張新都心のホテルで講演会を開催し、千葉市の熊谷俊人市長が「幕張新都心でのIR導入可能性」をテーマに講演を行った。千葉県経営者協会は日本経済団体連合会(経団連)を構成する千葉県内唯一の地方構成団体にあたる。会場には県内の企業経営者のほか、学生ら市民も多く詰めかけた。

講演の中で熊谷市長は幕張新都心のまちづくりの経緯と現状、千葉市におけるMICE誘致、IR推進法案の動向、幕張新都心におけるIR導入可能性などについて講演を行った。幕張新都心は幕張メッセとともに日本国内で早くに整備されたMICE都市であり、6社2,735室のホテル、複数の商業施設、長大な人工海浜、千葉ロッテマリーンズのホームグラウンドであるQVCマリンスタジアなどの観光資源がある。年間575万人(2013年度)の訪問客が訪れる幕張メッセは今年6月30日に観光庁により「グローバルMICE強化都市」に選定され、千葉県・千葉市などが一体となってちば国際コンベンションビューローを支援している。市長によると近年はスポーツイベントなどの会場として利用される例も多く、幕張海浜公園の砂浜は今年5月にレッドブル・エアレースの会場として、幕張メッセはフェンシング・レスリング・テコンドーの会場としてそれぞれ利用され、また海浜公園の一部は日本サッカー協会によりナショナルフットボールセンター設置の要望を受けていることを紹介し、「MICEの延長線上にIRが入ってくる」と話した。

千葉市におけるIR誘致の取り組みとしては、熊谷市長は長いスパンで進める必要性を示したうえで、「事前に検討を深めておく必要がある」とした。市議会では2012年に「千葉市議会IR議員連盟」が発足。同年に市に対してIR誘致に関する要望書が提出され、翌年には市議会においてIR誘致に向けて「統合型リゾートの整備を推進する決議」がなされている。地元経済界においても2012年に「幕張新都心MICE・IR推進を考える会」が発足。翌年以降2度にわたって「『幕張新都心魅力向上』要望書」提出しており、その中でIR誘致が求められている。これらを受けて、今年1月には千葉市役所が「幕張新都心におけるIR(統合型リゾート)導入可能性調査報告書」を発表。市長は報告書に記載された経済効果について、スイスのグランカジノ・ベルンをモデルとした既存施設活用型、シンガポールのマリーナベイ・サンズをモデルとした新規開発型の2類型でそれぞれ経済効果の試算を行い、既存施設活用型で1,568億円、新規開発型で4,793億円の経済効果が算出されたことを紹介した。またカジノに係わる犯罪、ギャンブル依存症、青少年への悪影響、周辺環境への悪影響のそれぞれのリスクについても紹介し、海外における対策を紹介した。

そのうえで熊谷市長は「IRについてしっかりとした市民の合意を積み重ね、実態を正しく理解していく」ことが重要と位置づけ、行政として論理的なデータ・事実を提供していく意向を示したうえで、「今後とも一緒に議論を深めていきたい」と話した。講演会には今年4月より1年間かけてIRの研究を行っている千葉工業大学経営情報科学科の大田勉教授とゼミ生も参加し、市長の講演に熱心に耳を傾けていた。講演会には経済分野などで大田ゼミの研究をサポートしている株式会社C-NETの担当者も駆けつけ、講演後の懇親会で学生らと議論を深めていた。

幕張エリアの誘致活動では2日にオペレーターを招いた勉強会を開催したほか、先月30日に幕張ベイタウン内で市民向けセミナーを開催し、女性を中心に地元住民約30名が出席した。セミナーの模様は公開されており、下記アドレスにおいて動画を視聴できる。講師を務めた株式会社フォルムの松本有氏はカジノIRジャパンの取材に対して市民向けセミナーについて「IRの誘致ばかりではなく、市民の関心の高い『街がどう変わるのか』という点に重点を置いて講演を行った」と話している。セミナーに出席したビィー・トランセホールディングス株式会社の吉田平氏も「IRについて世の中はまだまだ無関心なので、きちんと発信することは重要」と話した。(佐藤)

カジノIRジャパン



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外部リンク:
一般社団法人 千葉県経営者協会
6月30日の幕張市民勉強会の動画(Youtube)


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