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サイパン: Imperial Pacific 7月にカジノ開業。当初計画の大型IRから乖離も

2015-08-16

【海外ニュース】

北マリアナ諸島(Commonwealth of the Northern Mariana Islands、CNMI)はプエルトリコと並ぶ、米国のコモンウェルス(米国自治連邦区)である。北マリアナ諸島は14の島から成る。
このうち、サイパンはCNMI最大の島である。

今回、FORBESはサイパンにおけるBest Sunshineのプロジェクトの動向をレポートした。
7月にサイパンで最初のカジノ施設が開業。事業者はBest Sunshine。Best Sunshineは香港取引所上場のImperial Pacific International Holdings Limitedの子会社。

サイパンは2014年にカジノを合法化し、カジノを含む統合型リゾート(IR)の公募を実施。公募条件は、投資額$2bn(2,400億円)、ホテル2,000室であった。
サイパンの住民は6万人弱、年間訪問者数は50万人弱であり、一般的には経済合理性の確保が困難な公募条件と考えられた。

Best Sunshineは条件を大きく上回るプロジェクトを提案・応募し、選定された(唯一の応募者)。提案されたプロジェクトの総投資額は$3bnとも、$7.1bnとも言われ(第五期まで累計)、ホテル4,252室、ゲーミングテーブル1,600台、スロット3,500台の壮大なものであった。

一方、Best Sunshineは早期に、最小の投資額で、カジノをスタートさせる意向があった。Best SunshineはIRとは別に、スタッフトレーニング施設の名目でカジノ開業許可を得た。
そして、2015年7月にはDFST Galleriaの一階フロアを賃借し、テーブル10台、スロット48台のカジノを開業。投資額は$25mn、従業員数300名である。

Best Sunshineは同時に、IRとは別に、都市部におけるカジノホテル開発計画を進めている。2017年開業予定で、ホテル500室(拡張予定有り)、ゲーミングテーブル300台の計画。

サイパンのIR計画は、当初から乖離し、小さなカジノ中心の施設が開発されている状況。外部からはやや理解しにくい一連の展開である。

カジノIRジャパン関連記事:
サイパン:新規IRのBest Sunshineが7月開業。米国から経験者を募集 その給与条件

カジノIRジャパン

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