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終盤国会へ向けて これまでの動きと今後の展望=カジノIRジャパン(1)

2015-08-19

通常国会における審議環境

平成27年度通常国会は来月27日で会期末を迎える。国際観光産業振興議員連盟(IR議連)は今国会期間中のIR推進法案成立を視野に調整を進めているが、現在までに衆参両院で法案審議を行う付託先委員会の発表には至っていない。

今国会では、4月の統一地方選挙、5月の大阪都構想住民投票、その後に安倍政権が政策の目玉と位置付ける一連の平和安全法案審議が行われた。安保法案は当初の見通しでは6月24日の当初会期末前後に衆議院を通過すると見られていたが、野党の抵抗をきっかけに報道各社においても否定的な見方が大半となり、通過が7月下旬までずれ込んだ。さらに、同法案の衆院通過直後に2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場建設の総工費が大幅に増加したことが報道で取り沙汰され、これが国会審議にも波及。政府与党の支持率低下に加えて、与党政府関係者の発言が失言として報道で取り上げられるなどして野党が攻勢を強め、その他の法案審議スケジュールが大幅に後ろへずれることとなった。


IR推進法案の審議はなぜ遅れているのか

IR推進法案は今年初めごろ、安保法案の衆院通過後すみやかに審議が行われるものとみられていた。しかし、国会全体のスケジュールの遅れに加えて、新国立競技場建設問題、政府・与党支持率の低下が重なり、IR推進法案の審議スタートが遅れたかたちだ。これはIR推進法案に限ったことではなく、派遣法など与野党間で対応が分かれる他の法案の審議停滞と同じ構図になる。IR法案審議に向けたスケジュールはすでに議連の手を離れて国対マターとなっており、すなわち政府与党および各党間の調整段階となっている。IR推進法案は審議開始に向けて着実にステップを踏んでいるものの、国会全体の審議環境が整わないことが法案審議の最大のネックになっている。

これは、付託先委員会についても同様といえる。衆議院の内閣委員会では現在、PFI法案の議論が行われており、IR推進法案は早くてもPFI法案の通過後の審議開始になる。今国会中の成立すなわち参議院通過までを視野に入れると、内閣委員会に付託された場合では会期末をにらんだ日程闘争となる可能性が高く、参院通過後の成立にまでこぎつけるのが厳しい状況なりつつある。一方で、日程に余裕のある他の委員会での審議となれば、会期日程のハードルは低くなるということでもあった。今国会内の成立を目指すのであれば、内閣委員会の審議日程が空くまで他の委員会での審議可能性を探るという方法もあるだろう。ただし、PFI法案の衆議院審議は今月末ごろまでとみられており、変更に伴う調整作業も考慮すると、そのメリットは徐々に失われつつある。

カジノIRジャパン記者 佐藤亮平

(2)へ続く



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