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米国:AGEM(機器メーカー団体)がレポート ホールド率上昇の流れに警笛

2015-08-21

【海外ニュース】

19日、the Association of Gaming Equipment Manufacturers(AGEM、米国ゲーミング機器メーカー協会)がレポート「Building Better Business – Assessing the impact of hold percentages on overall slot revenue」(スロットのホールド率の変化とその影響の分析)を公表。

レポートは、まず現状を整理した。調査対象の15州計のSlot Handle(賭け金)は1990年が$76bn、2007年が$355bn、2014年が$291bnであった。2007年以降、おおむね一貫して減少傾向にある。
一方、Slot Win(ハウス勝ち分)は1990年が$5bn、2007年が$26bn、2014年が$22bnであった。この間、Hold rate(ホールド率=Slot Win ÷ Slot Handle)は1990年が6.43%、2007年が7.25%、2014年が7.70%と上昇した。
すなわち、Slot Handleが減少する中、オペレーターはHold Rateを高めて、Slot Winの減少を緩やかに食い止めてきたわけだ。

米国では、個人所得はリーマンショック後の2009年をボトムに2010年から2014年まで一貫して回復してきた。個人支出に占めるスロットの比率は低下したことになる。
つまり、米国では消費者のスロット離れが進んでいるわけだ。

AGEMは結論として、ホールド率の上昇、すなわちオペレーターの短期利益確保の姿勢は、ゲーミング売上増につながらず、むしろ、消費者のスロット離れを通じて減少要因となっている可能性が高いとした。
米国では若者のゲーミング、スロット離れが指摘されるが、それに加えて、AGEMはオペレーターのホールド率を高めるスタンスに警笛を鳴らした。

むろん、カジノ業界は日本のパチンコ業界よりも厳格なルールの下で運用されている。それでも、日本のパチンコ業界と同様に、ユーザーベースが縮小し、新規ユーザー開拓に苦慮する構図がある。

カジノIRジャパン-各種情報、データへのリンク集:
各種情報、データへのリンク集 > 機器メーカー協会 Association of Gaming Equipment Manufacturers (AGEM)

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