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米国:マサチューセッツ州 Wynn Everett 州が交通計画を承認 2018年開業に大きな前進

2015-08-30

【海外ニュース】

28日、Wynn Resorts(Wynn)は、ボストン近郊のWynn Everett(投資額$1.7bn)のプロジェクトについて、州政府から交通混雑対策の承認を得た。
同プロジェクトは2014年に州から選定されたものの、未着工であるが、今回、着工に至る最大の障害を乗り越えた格好。これにより、2018年開業の線が見えてきた。

2015年4月、州政府は交通混雑への対策の課題を指摘し、Wynn Everettの着工を否認。その後、Wynnは改めて交通混雑対策を改善、提示した。
今回、州政府は改善計画を承認したものの、Wynnに対して州交通局と長期的な交通計画に財政面でも協力するように要求した。

一方、州レベルの動きとは別に、周辺の市であるBoston、Revere、Somervilleは21日にWynnの計画に反対の意見を表明。交通問題、土地取引プロセスの瑕疵などを理由に挙げた。
これら3つの市は、Wynnにライセンスを付与した判断の撤回を求めて、州のゲーミングコミッションを提訴中。

今後、Wynnおよび州政府は、周辺の市に対して、裁判、または条件交渉を進めていくとみられる。今回のWynnと州政府の合意は、周辺市との交渉において大きな意味を持つだろう。

Wynn Everettを巡る、Wynn、州政府、周辺の市の動きは、日本におけるIR実現のプロセスでも参考になろう。交通インフラ整備の責任範囲(行政と事業者の間)、ホストコミュニティと周辺の市との関係性、など。

マサチューセッツ州は2011年にカジノを合法化し、1つのスロットパーラー、3つのIRを開発する方針。2015年6月にはスロットパーラーであるPlainridge Park Casino(投資額$250mn)が開業。
IRは二つが選定済み。一つは、コネチカット州境に位置するMGM Springfield(投資額$800mn、従業員数3,000人、土地は約6ha、2018年9月に開業予定)、もう一つがボストン近郊のWynn Everett(投資額$1.7bn)である。
三つめのIRは州南東部(Region C)であるが、2015年末までにプロジェクトを選定する見通し。現在、BrocktonのMass Gaming&Entertainment(シカゴのRush Street Gamingの子会社)のプロジェクト(投資額は$650mn)が唯一の提案。

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